2020年12月14日

VOH / VOP

毎週月曜日にスケジュール変更をしている「希望のこだま放送」と「人民の声放送」は先週月曜日の変更は行われず、2週同じスケジュールで放送された。
そして12月14日また変更が行われている。「希望のこだま放送」の一部の周波数が変更されるだけで、「人民の声放送」は放送時間の変更のみで、周波数変更は行われていない。

December 14 ~ , 2020
Echo of Hope
0400-2400 3985, 5995, 6350
0800-0400 4885, 6255, 9105

Voice of the People
0400-2400 3480, 3910, 6520
0800-0400 3930, 4450, 6600

北朝鮮からのジャミングは周波数変更後およそ半日程度で新しい周波数へ出してくる。引き続き4445と6045kHzには妨害対象局が出ていないが、スーパージャミングの垂流しが21時間以上続いている。

  
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2020年12月14日

RTI Korean

予告通り台湾からの韓国語放送が12月13日、1030に始まった。試験放送と同じ周波数で放送されている。受信状態は各時間とも極めて良好である。
初回放送の9610kHzは1057に終了した。この後ロシア語9490kHzへの切り替えのためと思われる。

RTI Korean December 13 ~ , 2020
1030-1100 9610 Paochung
2200-2230 5955 Tamsui
2300-2330 9430 Paochung


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2020年12月14日

12月13日「しおかぜ」

13日の「しおかぜ」は6085と7310kHzが聞こえている。6085kHzへのジャミングが確認できるがそれほど強くはない。昨日と同じ番組で、日本語放送からである。
新型コロナウイルス感染症対策については、北朝鮮は漁業に出ることも禁止したというニュースなど。海がウイルスで汚染されているから塩も作ってはならないということらしい。
救出への道コーナーでは横浜での街頭署名活動などについて。「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージである、2019年5月の国民大集会で収録したもの。1325に、日本への脱出に際しての注意事項などが告知されている。

1300の「イルボネパラム」は3波とも弱い、朝鮮語はすべて同じ番組が出ている。昨日と同じパターンである。1330の「ふるさとの風」も各波弱いものの5895kHzが聞こえている。ところがまた5年前の番組である。何ともややこしいことをやっている。2015年12月13日の番組。
12月10日から16日までは北朝鮮人権侵害問題週間、これに伴い日本政府主催で12月12日に国際シンポジウムを開催する。この模様は短波ラジオ放送でも生中継される。
12月12日、0500-0700UTC 国際シンポジウム、ふるさとの風ミニコンサート 15635kHz
12月12日、1000-1200UTC 「ふるさとの風」「しおかぜ」公開収録 9960kHz
拉致問題インフォメーションは、11月15日新潟市で開催された「忘れるな拉致11.15県民集会」における加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
続いてニュース解説、「中国専門家の見方」について。拉致問題解説は、「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組について」の報告から「日朝協議」部分の内容。
 日朝関係については、政府は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて、「対話と圧力」の方針を貫き、全力で取り組んでいく考えである。
 平成26年3月、1年4ヶ月ぶりに日朝政府間協議が再開され、双方が関心を有する幅広い諸懸案について、真摯かつ率直な議論を行い、日本側からは、拉致問題について日本側の基本的考え方について問題提起を行った。同年5月に開催された日朝政府間協議の結果、北朝鮮は拉致被害者及び行方不明者を含む全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を実施することを約束し、7月に特別調査委員会を立ち上げ、調査を開始した。
 同年9月の日朝外交当局間会合では、北朝鮮側から調査の現状について明確な説明がなかったため、10月には日本政府担当者を平壌に派遣し、拉致問題が最重要課題であること、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明並びに拉致実行犯の引渡しが必要であること、政府認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者を発見し、一刻も早く安全に帰国させることを求めていることを、繰り返し特別調査委員会に伝えた。北朝鮮側からは、過去の調査結果にこだわることなく新しい角度からくまなく調査を深めていくこと等の説明があった。
 政府としては、引き続き北朝鮮に対して、日朝合意に基づく迅速な調査を通じ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を強く求めていく。
故郷の声は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ。今週の一曲はは1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」である。

最後のスケジュールのアナウンスは現在とは違い一日3回の放送だった。終了近くは7295kHzも急上昇よく聞こえるようになった。

1405の「しおかぜ」は6070と7325kHzが良好である。ジャミングはわからない。この時間いつもより八俣の電波もよく届いている。先週放送されたふるさとの風が出ている。

1430の「ふるさとの風」は5895kHzがまた5年前の番組を出している。当時も1430の番組は2か月以上にわたって再放送されていた。なぜか5年後また再放送されている。
7290kHzはCNR1につぶされている。9560kHzは完全にスキップ、全く聞こえない。

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2020年12月13日

12月12日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085と、7310kHzが何とか聞こえている。土曜日は日本語放送から、いつものように各時間5波の周波数アナウンスから。ニュースとニュース解説番組は、日本の国会の動きについて、2002年までは拉致などあるはずがないと言い張った政党もいたが、国会決議がされると北朝鮮に肩入れする政党もいなくなったとか。
続いて、北朝鮮帰還事業61周年行事の一環として、北朝鮮人権映画祭が開催されたこと。
新型コロナウイルス感染症対策について、北朝鮮は漁業に出ることも禁止したというニュースなど。海がウイルスで汚染されているからということらしい。このためこの冬は日本海岸への漂着船が激減しているという。漂着船が無いということである。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージである、2019年5月の国民大集会での収録から。1325に、日本への脱出に際しての注意事項などが告知されている。

1300のイルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzが全く聞こえない、7295kHzも後半は弱くなり苦しい。5895kHzも何とか聞こえるレベルである。今日の5895kHzは朝鮮語、日本語とも同じ番組が出ている。
朝鮮語今週の一曲は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」である。日本語は1969年のヒット曲、ビリーバンバンの「白いブランコ」である。一年ぶりの登場となる。

1405の「しおかぜ」は7325kHzが良好である。いつも1325に出てくるCRIがスキップ、最後までよく聞こえている。6070kHzは上下5kHzからの混信が激しい。聞きづらい。この時間は「ふるさとの風が出ている。

1430の「ふるさとの風」はすべて弱い。5895kHzは5年前の番組が出ている。拉致被害者家族のビデオメッセージである。9560kHzは全く聞こえない。
懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日、30日、10月10日、13日、20日、31日、11月10日、21日、12月1日と同じ内容である。

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2020年12月12日

国際シンポジウム生中継

今年も北朝鮮人権問題啓発週間の行事の一環として、拉致問題対策本部主催で国際シンポジウムが開催され、その模様がネットでのライブ中継に加え、短波2波による中継も行われている。
予定通り0500UTCから15630kHzで日本語放送、17540kHzは朝鮮語での生中継が始まった。昨年2019年12月14日と同じ周波数である。
参列者国会議員らの紹介の後、作文コンクール入賞者の表彰が行われた。0535ごろから、「国際シンポジウム」となり、主催者側から加藤勝信 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶から始まった。
日本語放送は発言者の声そのままで同時通訳はないが、朝鮮語放送は英語や日本語メッセージも同時通訳が出ている。

17540kHzはきわめて強力でS9+20dB、帯域20kHzで出ている。15630kHzはS9+ほどで、帯域幅は10kHzである。送信サイトは公開されていないが、昨年と同じであろう。

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2020年12月12日

12月11日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9705kHzが弱くほとんど音にならない。7295kHzは強力である。タシケント送信の5895kHzはきょうも5年前の番組である。7295kHzは明日12日の「国際シンポジウム」の告知である。
1330の「ふるさとの風」は5895と7295kHzが聞こえている。この時間は昨日同様、同じ番組が出てきた。まず明日1400JSTからの「国際シンポジウム」生中継の案内から、約2時間にわたり15630kHzなどで生中継される。例年2波が使用され、日本語と朝鮮語で放送されている。
開催日
  令和2年12月12日(土)
開演時間
  14:00~16:00
  (開場時間12:30)
主催
  政府拉致問題対策本部、法務省
後援
  外務省、文部科学省
場所
  イイノホール
  (東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4F)
入場料
  無料(※ただし事前申込が必要(先着順))

プログラム(予定)
  12:30 開場
  14:00 開会
    第1部 北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式
    第2部 国際シンポジウム
     (1)主催者挨拶(加藤勝信 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣)
     (2)拉致事案等の被害者御家族からの「生の声」の訴え
      <登壇者>
       横田拓也氏(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長)
       飯塚耕一郎氏(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長)
       今井英輝氏(特定失踪者家族会会長)
       フレッド・ワームビア氏/シンディ・ワームビア氏(オットー・ワームビア氏ご両親)
       ガブリエル・ブンベア 氏(ドイナ・ブンベア氏弟)
       ファン・インチョル 氏(1969年KAL機拉致被害者家族会代表)
   (3)パネル・ディスカッション
      <モデレーター>
       星野俊也氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科 教授)
      <パネリスト>
       李相哲氏(龍谷大学 教授)
       エバンズ・リビア氏(元米国務次官補代理)
       チェ・ソンホ氏(中央大学校 教授/元韓国外交通商部人権大使)
16:00 閉会


1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzが聞こえている。ジャミングはわからない。金曜日は朝鮮語放送である。
1405の6070と7325kHzは弱くまたサイドの被りが強くほとんど聞き取れない。日本語の出ていることだけはわかる。7325kHzへはジャミングも確認できる。

1430の「ふるさとの風」、5895kHzは5年前の番組である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族のビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。
台湾送信の9560kHzはスキップ、全く聞こえない。7290kHzはCNR1のバックで聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートで参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日、10月9日、29日、11月9日、20日、30日と同じ内容である。

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2020年12月11日

12月10日ふるさとの風

10日1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は3波とも聞こえているが、また5895kHzは5年前の番組が出ている。2015年12月12日、午後2時から短波15635kHzで、午後7時から9960kHzで生中継するという案内である。「ふるさとの声」は松本京子さんへ、松本肇さんのメッセージ。今週の一曲は藤井フミヤの「TRUE LOVE」が出ている。
台湾送信の9705と7295kHzは月曜日から新しい内容である。台湾送信は強力、受信状態は良好である。12月12日「国際シンポジウム」開催の案内が出ている。朝鮮語今週の一曲は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」である。
1330の「ふるさとの風」も3波とも良好である。この時間はすべて同じ番組が出ている。日替わりメニューでややこしいことだ。昨日とは逆のパターンである。12日に15630kHzで「国際シンポジウム」を生中継する告知、「ふるさとの風ニュース」は11月15日「忘れるな拉致県民集会」に於ける横田哲也さんの講演が出ている。ふるさとの唱歌は「荒城の月」である。

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzが聞こえている。ジャミングがスキップしているの全くかわからない。10日木曜日は英語放送が出ている。
1405の6070kHzは弱く聞き取り不可能。7325kHzも上からの被りが強い。ジャミングはない、先週放送されたふるさとの風が時々聞こえてくる。

1430の5895kHz、10分ほど前からハム音交じりのキャリアーを出している。いつになったらメンテナンスをするのだろう、9560kHzは全く聞こえない。7290kHzも弱くほとんど音にならない。5895kHzも1330と同じ番組が出ている。これは週一回、日本語放送も同じ番組が出るパターンである。いずれにしてもややこしいスケジュールだ。

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2020年12月10日

12月9日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語は3波とも同じ番組が出ている。昨日と同じパターンである。9705kHzがいつになく強力である。台湾送信がこれだけ強いのは久しぶりである。
そして1330の「ふるさとの風」は5985kHzは昨日同様5年前の番組が出てきた。今年も5年かえも同じような内容である。12月12日の「国際シンポジウム」開催の告知である。そして短波放送で生中継も同じである。違うのは周波数アナウンスぐらいか。

1300の「しおかぜ」は6085kHzにジャミングが出ているようだが、弱く全く影響はない。7310kHzへのジャミングはない。水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送が出ている。
1405の6070と7325kHzはジャミングがない、この時間は日本語放送である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも同じ番組が出ている。7290kHzはCNR1の激しい渾身の中聞こえている。9560、5895kHzも弱いながらなんとか聞き取り可能なレベルである。
懐かしい日本の歌「富士の山」から番組開始である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年6月電話収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日、9月6日、16日、26日、10月8日、28日、11月8日、19日、29日と同じ内容である。

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2020年12月09日

12月8日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzが聞こえている。ジャミングは両波とも出ていないようだ。それでも八俣の電波は弱く聞きづらい。火曜日は2016年に失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、寒い「北鮮」でどんな生活をしているか案じている。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんからの手紙
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日、7月2日、23日、8月13日、9月3日、24日、10月15日、11月5日、26日、12月17日、2020年1月14日、2月4日、3月17日、6月2日、30日、7月21日、8月25日、9月15日、10月27日と同じ内容である。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第二回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本へ帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」


1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送はタシケントの5895kHzと台湾の7295kHzが同じ番組を出している。しかし1330のふるさとの風」はまた別内容である。5895kHzは5年前2015年12月8日に放送された番組である。まさに日替わり放送である。決められたローテーションはないように見える。
台湾送信の9705kHzは弱く音にならない。7295kHzは昨日から更新された新しい内容である。12月10日から16日は北朝鮮人権問題啓発週間である。12日に開催の「国際シンポジウム」を短波放送15630kHzで生中継すると告知している。
「ふるさとの風ニュース」は11月15日「忘れるな拉致県民集会」に於ける横田哲也さんの講演が出ている。ふるさとの唱歌は「荒城の月」である。今週の一曲は1969年のヒット曲、ビリーバンバンの「白いブランコ」である。一年ぶりの登場である。
昨日からの新しい番組は拉致対策本部のウェブサイトでいつでも聞くことができる。もちろん5年前の番組も聞くことができる。いずれも音楽はカットされている。

1405の6070と7325kHzはジャミングはわからない、上からの混信がきついがかろうじて聞こえている。この時間は日本語放送である。

1430の「ふるさとの風」は5895と7290kHzが同じ番組である。9560kHzは全く聞こえない。タシケント送信の気まぐれ送信ははどうしようもない。
懐かしい日本の歌「海」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日と同じ内容である。

  
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2020年12月08日

RTI Korean 9610kHz

RTI Koreanのテスト放送は再び5日から9610kHzだけで行われた。先回も9610kHzの受信状態は芳しくなかった。コンディションによるところもあるが、12月7日、8日も褒忠からのほうがよかったようだ。
テスト放送最終回の9610kHzはこんな状態だった。


12月5-6日、
1030-1100 9610 Tamsui 300kW 2
12月7-8日、
1000-1030 9610 Paochung 300kW 45
以上のスケジュールで放送された。

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