2020年12月13日

12月12日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085と、7310kHzが何とか聞こえている。土曜日は日本語放送から、いつものように各時間5波の周波数アナウンスから。ニュースとニュース解説番組は、日本の国会の動きについて、2002年までは拉致などあるはずがないと言い張った政党もいたが、国会決議がされると北朝鮮に肩入れする政党もいなくなったとか。
続いて、北朝鮮帰還事業61周年行事の一環として、北朝鮮人権映画祭が開催されたこと。
新型コロナウイルス感染症対策について、北朝鮮は漁業に出ることも禁止したというニュースなど。海がウイルスで汚染されているからということらしい。このためこの冬は日本海岸への漂着船が激減しているという。漂着船が無いということである。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージである、2019年5月の国民大集会での収録から。1325に、日本への脱出に際しての注意事項などが告知されている。

1300のイルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9705kHzが全く聞こえない、7295kHzも後半は弱くなり苦しい。5895kHzも何とか聞こえるレベルである。今日の5895kHzは朝鮮語、日本語とも同じ番組が出ている。
朝鮮語今週の一曲は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」である。日本語は1969年のヒット曲、ビリーバンバンの「白いブランコ」である。一年ぶりの登場となる。

1405の「しおかぜ」は7325kHzが良好である。いつも1325に出てくるCRIがスキップ、最後までよく聞こえている。6070kHzは上下5kHzからの混信が激しい。聞きづらい。この時間は「ふるさとの風が出ている。

1430の「ふるさとの風」はすべて弱い。5895kHzは5年前の番組が出ている。拉致被害者家族のビデオメッセージである。9560kHzは全く聞こえない。
懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日、30日、10月10日、13日、20日、31日、11月10日、21日、12月1日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」、9690は全く聞こえない。6045kHzはジャミングの中時々顔を出している程度。この6045kHzのジャミングは妨害対象局が出ていない垂れ流しである。
5945kHzも1330と同じ番組が出ている。1700の6155kHzは強力かつクリアーに聞こえている。1430と同じ番組である。

毎週土曜日、1300の5945kHzは波平アワー、日本語放送が出ている。12日は同波のCNR1がスキップ気味、日本語のほうが強い時間帯もあった。相変わらずパラオからとうたっているが、いくつかのクリスマス音楽が流れていた。1995年を送ってくださることを願って・・・と言っていることからこれも5年前の番組ということか。

CRIの日本語放送は引き続き一波が停波を続けている。金華送信所の500kW送信機一台が12月から止まっている。

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