2011年12月20日

12月20日SOH

12月20日の日替わり周波数をメモ。
1130は12145kHzでいつものように開始した。1200の11525kHzも問題なし、強力に入感している。
1230も11525kHzだ、ただ送信機は別のように見える。15740kHzは弱い、10分ほど聞き続け一瞬だけパラを確認。
この時間の「西蔵之声」も15502kHzに出ている見たい、アー殆ど消えてしまった。
1330の7585kHzはいつものように強力である。この季節いまだにこの時間だけ7.5MHzだ、1359:35停波。

1400はさすがに何も聞こえない、そこでモスクワで受信したところ、15755kHzで強力に聞こえている。しかし1315グレーラインのモスクワも急激に信号が落ちフェードアウト、まだウィーンでは強力に聞こえている。

1500は12175kHz、何とか11FのALA1530で受信できる。まだ12MHzは生きているようだ。

Daily special
December 20, SOH
1130-1200 12145
1200-1230 11525
1230-1300 11525, 15740
1300-1330 15775
1330-1400 7585
1400-1430 15755
1430-1500 15765
1500-1530 12175
1530-1600 12195
1600-1630 12110

2200-2230 7530
2230-2300 7615
2300-2330 7565
2330-2400 7610
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Posted by Hiroshi at 21:49Comments(0)Taiwan/China

2011年12月20日

「しおかぜ」緊急放送実施


マスコミの弁を借りれば、拉致事件解決に一歩前進が見られるのではという希望的観測が言われている。まさかそんなことは無いと思うが、そうあってほしいものだ。

「しおかぜ」では以前から何か緊急事態が起きたときにはこの放送を利用して各種連絡をするといっている。
このたびの金正日の死去を巡って、何か動きがある場合に備え、特定失踪者問題調査会は、20日午後1時半(もちろん日本時間)から緊急記者会見を開いた、その席上で北朝鮮向けの緊急放送を行うと発表した。

このときの模様は産経WEBにも掲載された。以下引用する。

北の拉致被害者へ向け緊急放送、特定失踪者調査会会見
金正日総書記の死去を受けて会見する特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(中)ら=20日午後、東京都千代田区
 北朝鮮に拉致された疑いのある行方不明者を調べている「特定失踪者問題調査会」(代表、荒木和博・拓殖大海外事情研究所教授)が20日、東京都内で会見し、政府に早期の被害者救出の決断を要求するほか、北朝鮮向け短波ラジオ放送「しおかぜ」の緊急放送を始めると発表した。

 同会によると金正日総書記の死去で混乱が予想されるため、23日から来年1月2日まで1日2回程度、北朝鮮に住む拉致被害者らに向けて最新の情勢を含めた緊急放送を流すという。

 日中英韓の4カ国語で同会の連絡先を伝えた上、日本に手紙や電話などで情報を送るよう呼びかけるとともに、北朝鮮崩壊に備えた身の安全の確保を促す。

 拉致被害者は政府認定の17人のほか、調査会のリストに拉致が疑われる470人が特定失踪者として掲載されている。荒木代表は「特定失踪者に関する情報をもう一度公開し、政府に早急な対応を求める」と話している。


「しおかぜ」は20日現在、次のスケジュールで放送している。
JSR Shiokaze しおかぜ via YAM http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
1330-1400 6135 1...... Japanese
1330-1400 6135 ......7 Korean
1330-1430 6135 .2345.. Japanese
1330-1430 6135 .....6. English
1400-1430 6135 1...... Korean
1400-1430 6135 ......7 Japanese
2000-2030 5910 1...... Japanese
2000-2030 5910 ......7 Korean
2000-2100 5910 .2345.. Japanese
2000-2100 5910 .....6. English
2030-2100 5910 1...... Korean
2030-2100 5910 ......7 Japanese
(1=Sun-7=Sat)


この緊急放送は現在放送されている時間・周波数で行われる。通常の番組を差し替えて放送するもので、放送時間や周波数が追加されるわけではない。

記者会見には、現在「しおかぜ」が放送を行っていることさえ知らない女性記者もいて、結構トンチンカンな質問もしていたようだ。日本のメディアが拉致事件解決に積極的でない一コマを見ることが出来た。

20日1300台の9950kHz、朝鮮語はよく聞こえていたが、日本語放送の後半は、信号も落ち、聞き取り困難に。台湾からの電波が消えてしまった。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングの中、それなりに聞こえている。20日火曜日は失踪者、拉致被害者の氏名が読み上げられている。

1430の放送が聞こえない!!、9950kHzは時々ジャミングが浮いてくるだけで、パラオからの電波が出ていない!。1435:38にいきなり出てきた。「雪の降る町を」の最後からである。続いて「船頭小唄」、信号は結構強い。
己は河原の 枯れ芒
同じお前も かれ芒
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れ芒

死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに 何変ろ
己もお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ

枯れた真菰に 照らしてる
潮来出島の お月さん
わたしゃこれから 利根川の
船の船頭で 暮らすのよ

なぜに冷たい 吹く風が
枯れた芒の 二人ゆえ
熱い涙の 出た時は
汲んでお呉れよ お月さん

続いて拉致問題解説は石岡亨さんについて。ふるさとの声は、2011年10月18日のお兄さんからの手紙が代読されている。
今日の一曲は1975年のヒット曲、布施晃「シクラメンの香り」、この後政府認定者12名の氏名、周波数アナウンスで番組終了。11月23日、12月2日、11日と同じ番組である。
  
Posted by Hiroshi at 20:31Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2011年12月20日

北朝鮮のジャミング

何が起きようとジャミングだけは止められない。
12月19日の対北放送に対するジャミングの出現時間をチェックした。これまでと変わる事は無い全く同じ状態である。

6230kHzは0419:20に弱いジャミングが出てきた。0500からのMNDを妨害するためだ。放送波は、0453:35に出てきた。
6518kHzは0430:20に、これも弱いジャミングといっても「しおかぜ」などと同じ種類だ。6600kHzにこのジャミングは出ない。6518kHzの「人民の声」は0458にいきなり出てきた。6600kHzは遅れて0505に出てきた。この2波へのスーパージャミングは0653:48に出てきた。

0600からの6435と6550kHzはまだジャミングはかけられていない。良好に聞こえている。1100の放送もジャミングはない。

5855、6003と6015kHzへのスーパージャミングは0653:39に同時に出現、「希望のこだま放送」と「韓民族放送」は完全につぶされた。5855kHzは無意味な垂れ流しである。

6230と6348kHzへのスーパージャミングは0654:07に出現。6348kHzの「希望のこだま放送」はそれまではクリアーに聞こえている。

以上19日のスーパージャミングの出現時間は、ほぼ同じ時間だが、微妙に異なっている。妨害対象の放送はこれ以前から始まっているのになぜかジャミングはこの時間にしか出てこない。電気の供給がこの時間からしか出来ないのだろう。
5855, 6003,6015kHzは0653:39
6518と6600kHzは0653:48
6230と6348kHzは0654:07
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Posted by Hiroshi at 11:45Comments(0)S.N.Korea

2011年12月20日

平壌放送と朝鮮中央放送

19日0300以降パラで聞こえている両放送も、正時開始のニュースは0400以降も繰り返し放送されている。いずれも51分まで同じ番組だが、以降別内容となっている。

朝鮮中央放送は59分に局名アナウンス、時報でニュースの始まり、名簿の読み上げと続く。
ピョンヤン放送は局名アナウンスの後時刻アナウンスが入る。この後パラとなっている。このパターンで終日放送された模様。

2000からは(日本時間20日0500)ニュースの再放送、葬儀の名簿の読み上げ、音楽まではパラ、「金正日将軍の歌」「インターナショナル」と続き同じ内容である。2038からは別番組。

2100も同じ繰り返しだが「インターナショナル」以降別内容。2200台はこれまた2000と同じパターンとなっている。
19日に受信できた朝鮮中央放送は、2349.8、3220、3959、3977、6100、9665、11680kHz
ピョンヤン放送は、6250、6400kHz

2300UTC(日本時間0800)の7580kHzはもちろん再放送だが、この時間は0800の放送と同じである。
金日成将軍の歌と金正日将軍の歌に続いて、文政姫アナウンサーによって死亡のニュース、
20分から国家葬儀委員会が設置されたことを伝えている、服喪期間を12月17日から29日までと発表。金正日同志の病気と逝去原因についての医学的結論書とかたぐるしい内容だ。この後は音楽ばかりだ。
29:53から金正日将軍の歌につづいてインターナショナル。
2334からは合唱で「不世出の愛国者金正日将軍」の歌。続いて「あなたがいなければ祖国が無い」、
2339は「高く掲げよう赤い旗」、2343は「とわに一路進む」、いずれも曲名がアナウンスされている。いつものパターンで終了している。
2349:43停波。
  
Posted by Hiroshi at 08:05Comments(0)S.N.Korea

2011年12月20日

12月19日ふるさとの風

19日0300UTC世界中に大きなニュースが流れた。しばらく姿を見せなかったアナウンサーの声がテレビラジオ同時に聞こえてきた。ラジオテレビ同時放送だった。

このことでどの程度拉致事件に影響があるのか、多分何も変わらないだろう。トップが代わろうとも日本との関係はこのままで何も困ることは無いからだ。毅然とした行動をとらない日本がなめられている。
毎日放送されているこの「ふるさとの風」も今週で通算233週目の放送だ、すでに収録済みだから19日の放送もこれまでと変わりないだろう。

1300の9950kHz、台湾送信は良好に入感している。1330の「ふるさとの風」もクリアーに聞こえているが、信号は次第に下降気味だ。拉致問題インフォメーションからで通常通りの番組である。しかしこの後のニュース解説は金正日の死去に伴う今後を解説している。発表があって10時間以上を経過していることから差し替えが行われたのだろう。当面はこのまま安定した状態だろうと当たり障りの無い話。
続いて拉致問題解説、2002年以降も所要の調査を続けているという内容で、従来からの放送と同じである。横田めぐみさんいついて、キムヨンナムさんが元夫の可能性が高いというDNA鑑定の話等。ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さんからのメッセージで2011年10月22日収録。
今週の一曲は1963年のヒット曲坂本九の「見上げてごらん夜の星を」。よく聴いた曲だ、今もドーナツ盤が手元にある。

同じく1330の「しおかぜ」は6135kHz、19日月曜日は失踪者家族らの氏名が読み上げられている。従来からの放送の繰り返しである。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信。信号はやや弱いがジャミングは全くない。クリアーに聞えている。この時間の放送は9日ごとに繰り返される番組のため特段変更されることは無い。
懐かしい日本の歌「夢路より」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。17人目の政府認定拉致被害者である。北朝鮮は入国した記録はないとシラを切っている。
ふるさとの声は10月19日に収録したお兄さんからメッセージ、このほか同僚などからのメッセージは2007年の収録。
1450からの今日の一曲は1981年のヒット曲、寺尾聡の「ルビーの指輪」。この番組は12月1日、10日と同じである。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze