2011年12月20日

12月19日ふるさとの風

19日0300UTC世界中に大きなニュースが流れた。しばらく姿を見せなかったアナウンサーの声がテレビラジオ同時に聞こえてきた。ラジオテレビ同時放送だった。

このことでどの程度拉致事件に影響があるのか、多分何も変わらないだろう。トップが代わろうとも日本との関係はこのままで何も困ることは無いからだ。毅然とした行動をとらない日本がなめられている。
毎日放送されているこの「ふるさとの風」も今週で通算233週目の放送だ、すでに収録済みだから19日の放送もこれまでと変わりないだろう。

1300の9950kHz、台湾送信は良好に入感している。1330の「ふるさとの風」もクリアーに聞こえているが、信号は次第に下降気味だ。拉致問題インフォメーションからで通常通りの番組である。しかしこの後のニュース解説は金正日の死去に伴う今後を解説している。発表があって10時間以上を経過していることから差し替えが行われたのだろう。当面はこのまま安定した状態だろうと当たり障りの無い話。
続いて拉致問題解説、2002年以降も所要の調査を続けているという内容で、従来からの放送と同じである。横田めぐみさんいついて、キムヨンナムさんが元夫の可能性が高いというDNA鑑定の話等。ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さんからのメッセージで2011年10月22日収録。
今週の一曲は1963年のヒット曲坂本九の「見上げてごらん夜の星を」。よく聴いた曲だ、今もドーナツ盤が手元にある。

同じく1330の「しおかぜ」は6135kHz、19日月曜日は失踪者家族らの氏名が読み上げられている。従来からの放送の繰り返しである。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信。信号はやや弱いがジャミングは全くない。クリアーに聞えている。この時間の放送は9日ごとに繰り返される番組のため特段変更されることは無い。
懐かしい日本の歌「夢路より」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。17人目の政府認定拉致被害者である。北朝鮮は入国した記録はないとシラを切っている。
ふるさとの声は10月19日に収録したお兄さんからメッセージ、このほか同僚などからのメッセージは2007年の収録。
1450からの今日の一曲は1981年のヒット曲、寺尾聡の「ルビーの指輪」。この番組は12月1日、10日と同じである。
1600の9780kHz、きわめて弱い、さしずめ1300台のSOHと変わらない受信状態だ。信号の出ていることしか分からない。この時間31mbはヨーロッパのほうが強い。

2000の「しおかぜ」も完全にジャミングにつぶされており、全く聞き取り不可能。日の出前にもかかわらず6MHz帯のジャミングはどれも超強力に聞こえている。いつもと変わらぬ北朝鮮からの電波である。
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