2011年12月22日

舟山海洋气象广播/SOH

23日は冬至、この時期にはいつもよく聞こえる気象放送局だ。浙江省舟山市海洋气象广播电台で3303kHzのUSBで出ている。
音楽で開始、舟山海洋气象广播电台のIDが出ている。一日3回東シナ海に向けて放送されている。およそ15分程度気象放送が行われている。1100の放送が強力に聞こえている。

舟山海洋气象广播电台
3303kHz USB
0000、0300、1100UTC

12月22日の日替わり周波数をメモ。
珍しく1130の周波数が発見できず、代わりに12155kHzでロシア語乱数が出ているのが受信できた。
さすがに15.7MHzは何も聞こえない。15780kHzはデンマークで受信した周波数、11525kHzとパラになっている。

1400の周波数、ヨーロッパのあちこちで受信するも見つからず、イタリアで15800kHzが聞こえている。しかしこの周波数いつもバンド外で聞こえる周波数にも思えるが、・・・1430に終了したので日替わり周波数に決定。
1430以降の周波数は不明。

7200kHzのRadio Afghanistan、強力に聞こえている。1530の英語放送、開始の周波数アナウンスは依然として6100kHzである。

Daily special
December 22, SOH
1130-1200 121??
1200-1230 11610
1230-1300 11525, 15780
1300-1330 15750
1330-1400 7600
1400-1430 15800
1430-1500 157
1500-1530 121
1530-1600 121
1600-1630 121

7460kHzの怪しい電波は1604:34に強力なキャリアーが出現、この時間、41mbでも最強S9+40dBを誇っている。1608:54に停波した。音声は出なかった。
そして1634:00からも弱いながらも無変調キャリアーが出てきた。40秒あたりから信号が上昇、といてもS6程度。例によって、1635:41に1kHzのシングルトーンを3回出して1635:46に停波した。

この30分後に出てくる7460kHzが同じロケーションかは判断できない。信号強度の違いは送信ビームで変化するが、周波数を調べてみると、4Hzほど上へ出ている。少なくとも違う送信機から出ていることは確かかもしれない。いずれにしても毎日ほぼ決まった時間に出すのは何か目的があってのことだろう、怪しい電波には違いない。

2200-2230 7540 (2227:40-2300 firedrake)
2230-2300 7610
2300-2330 7530
2330-2400 7630
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Posted by Hiroshi at 21:55Comments(0)Taiwan/China

2011年12月22日

6400PyongyangBS

北朝鮮の短波放送はいつも止まることが多く気にもならないが、こんな時期に止まると、アレまあどうしてと思ってしまう。特に6400kHzは日本向け放送の中でも一番受信状態が良好な周波数、6250kHzも出ているが1kHz上に日本国内から出ている某電波のため受信状態の悪いときもある。

その6400kHzが22日停波している。その代わりというわけではあるまいが。4557kHzが、昨日より2時間以上も早く0748に出てきた。

4450kHzへのジャミングは、いわゆるスーパージャミングではあるが、6MHz帯とは別行動をしているジャミングだ。もともとピョンヤン放送を出していたが、そこへ韓国からの「人民の声」がジャミング目的で出てきた。そしてピョンヤン放送は目的を変え、遅くとも10月15日以降はジャミングに変身してしまった周波数である。
22日は0750:20にキャリアーを出し、0811:50から激しいノイズジャミングになった。

その後6400kHzは0834ごろから断続的にキャリアー出しているが依然として止まったまま。周波数は正確に6400.00kHzに出ている。0844からまたキャリアーだけが出ている。音声の出ることもなく0911:40に停波したままである。

22日のスーパージャミングの開始時刻をメモ。妨害対象の放送はこれより早くから出ているのに、なぜか全て同じ時間にしか出てこない。3912と3985kHzも0650に出ていることから、9波が一斉の開始ということになる。
5855/6003/6015 0651:30
6230/6348kHz 0652:02
6518/6600kHz 0651:43

2日もMND Radioのうち、0600と1100の6435と6550kHzはジャミングはなくクリアーに聞こえている。。
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Posted by Hiroshi at 20:05Comments(0)S.N.Korea

2011年12月22日

12月21日ふるさとの風

1300の「日本の風」、1330の「ふるさとの風」は9950kHz、ジャミングもなくクリアーに聞こえている。ニュース解説は金正日死去に伴う今後についてなど。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、ジャミングはスキップしているのか聞こえない。21日は拉致および失踪者家族からの肉声によるメッセージが放送されている。
1965年失踪の坂本敏子さんへ、お姉さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、姉、兄、友人らからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露された。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんからのメッセージ。
2004年失踪の小山修司さんへ、奥さん、お父さん、息子さんからのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、父親らからのメッセージ。

以上7名の被害者への肉声によるメッセージが放送された。1355:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
引き続き1400からも肉声によるメッセージが放送されている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さん2人からのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんから。
1983年拉致された有本恵子さんへご両親から。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんからのメッセージ。

この後1425:32に「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」のコマーシャル、放送スケジュールなどがアナウンスされている。
この番組は一時間放送になってから、4月4日、7日、5月25日、6月22日、7月20日、9月28日、10月26日に放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHzのパラオ送信、ジャミングは全く無い、大変クリアーに入感している。懐かしい日本の歌は「ペチカ」
これ以降の番組は今まで放送された内容と同じ、拉致問題解説は曽我みよしさんについて。ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。この番組のアナウンスは絶対朝鮮語とはいわない。19歳で拉致されたひとみさんがもう56歳だという、しかしまだ事件は解決していない、今状況は大きく変わった、行動を起こすべきなのに日本政府はいつ動くか。

今日の一曲は1972年のヒット曲、森昌子さんのデビュー曲「先生」、この曲は2009年の第84週の今週の一曲で始めて登場している。
淡い初恋 消えた日は
雨がしとしと 降っていた
傘にかくれて 桟橋で
ひとり見つめて 泣いていた
幼い私が 胸こがし
慕いつづけた ひとの名は
先生 先生 それは先生

声を限りに 叫んでも
遠くはなれる 連絡船
白い灯台 絵のように
雨にうたれて 浮かんでた
誰にも言えない 悲しみに
胸をいためた ひとの名は
先生 先生 それは先生

恋する心の しあわせを
そっと教えた ひとの名は
先生 先生 それは先生

この日の放送は、11月24日、12月3日、12日と同じ内容である。

1600の9780kHz「ふるさとの風」は台湾送信、21日は超強力に聞こえている。この時間聞こえる31mbでは最も強く入感している。1430と同じ番組が出ている。

台湾といえば、11550kHzに出ていた広東語と客家語が11605kHzへ動いている。1558に停波している。昨日は11550kHzにいたので、今日から変更したようだ。それにしても今期はよく変更している。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze