海外からのラジオ放送

1989年事件はおきた。日替わりで放送している｢希望之声国際広播電台｣は天安門事件22周年を忘れまいと、ジャミングにもめげず24時間放送を行っている。
この時代において今なお、ジャミングを出し続ける偉大な中国、どうしようもない国だ。朝鮮半島からも、ベトナムからもジャミングは出ている。全て共通するところがある。

6月4日0700台の周波数をチェック。
17920、17170、16980、16700、16100、15990、15970、15900、15070、14900、14700、14550-14430、13980-13950、13920、13850、13820、13800、13500、13270、12990、12600、12270、11400、10970

0800からの9930kHz、言うまでもなくパラオからの周波数だ。先週はスペイン語が出ていたが、4日は今までどおり波平女史の日本語放送 「主の来臨に備えて」preparing for Jesus’ comingが聞こえている。
これでアナウンスどおり、週2回の放送が出ていることになる。

9930　T8WH Preparing For Jesus　0800-0900　......7 Japanese 100　345 Koror　PLW
9930　T8WH Preparing For Jesus　1200-1300　..3.... Japanese 100　345 Koror　PLW
9930　T8WH Living The Bible 1200-1230 ......7 English 100　345 Koror　PLW

12130 BIBLE VOICE BCN(Lamp of Hope) 1230-1245 1...... Japanese 200 70 TJK
12130 BIBLE VOICE BCN(Evangelical Sisters of Mary) 1245-1300 1...... Japanese 200 70 TJK

1300台、15775kHzでSOHが出てきた。この時間、15970、15894.5、15670、16045.5kHzで火竜ジャミングが出ている。半端な周波数は15970kHzのスプリアス。上下75.5kHz間隔で出ている。
1330からも15760kHzで中国語が聞こえる。かなり信号は弱い、ひょっとして台湾からの細切れ放送化と思ったが、周波数偏差から見てそうではないみたい。1352過ぎにイスラエルがキャリアーを出してきた。1355からあの独特なISがお出まし。

これで1300台も全て15.7MHz帯を使い出したことになる。1400の15755kHzはFamily Radioが出てきた、1400:50にSOHへ音声が切り替わった。しかしこの時点ですでにもう一つのキャリアーが出ている。2314:25に火流ジャミングが出てきた。

Daily special
June 4, SOH
1130-1200 12165 (1138:32c/on, 1139:08-1200 firedrake)
1200-1230 11560
1230-1300 11545 (1239:20c/on. 1240:18-1300 firedrake), 15745
1300-1330 15775
1330-1400 15760
1400-1430 15755 (1414:25-1429:52 firedrake)
1430-1500 15790 (1437:14-1500 firedrake)
1500-1530 12175
1530-1600 12165 (1542-1600 firedrake)
1600-1630 12120

2200-2230 7520
2230-2300 7580
2300-2330 7565
2330-2400 7600
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高い周波数へ移動したため受信状態は極めて悪い。1530からの17590kHzは、月曜と金曜のソマリ語放送Radio Xoriyo Ogadeniaだけが出ている。Youth Radioは出ていない。

6月3日も1530から始まったが、1541に突然停波、一向に再開の気配がない。放送終了までついに出てこなかった。モルドバ送信の他は1600からのVOR13850kHzは強力に出てきた。

ウクライナ送信になった15710kHzのMiraya FM、1600を回った時点で、結構強く聞こえている。その上、15730kHzのVOAがやたら強い、これもソマリ語でボツワナ送信。
15750kHzはFamily Radio、相変わらず音楽のみが流れている。
15775kHzのDRMは信号が出ているのが分かるだけ、ハイバンドはかなりコンディションが落ちている。  

1330の｢しおかぜ｣は6135kHz、ジャミングはほとんど気にならない。3日、金曜日は英語放送が出ている。

1430の｢ふるさとの風｣は9960kHz、1330の9950kHzと同じ番組が出ている。5月8日に開催された国民大集会の模様がダイジェストで紹介されている。田口八重子さんの兄、飯塚さんからの挨拶。続いて拉致問題担当大臣の挨拶など。
今週の一曲は1962年のヒット曲伊藤ゆかりの｢ロコモーション｣。
ジャミングは全くない、受信状態はきわめて良好である。

1500からの9975kHz、朝鮮語放送もきわめて強い、今週の一曲は日本のロックバンド・ウルフルズの｢ガッツだぜ！！｣が出ている。

1600の9780kHzも強力に聞こえている。1430と同じ番組である。

2000からの｢しおかぜ｣は6045kHz、3日は英語放送、2025:23と2055:23に｢日本政府からのメッセージ｣が出ている。英語のスケジュール案内は適当で、まだ9000kHzバンドで放送とアナウンスしている。
ジャミングはあるが山俣からの電波は強く、良好に聞こえている。