2008年09月27日

太陽風50年間で最低

最近のニュースに、NASAからの情報として、太陽風の強さが過去50年間で最低のレベルになっているとうのがあります。

電波伝播にも大いに関係のある自然現象に過ぎませんが、わけの分からん記事を書いているメディアもあります。
地球温暖化のせいだとかこれで寒冷化がすすむとか、太陽あっての地球なのに地球中心の考え方しかしていない。

40億年という気の遠くなるような天文学的年代からみれば、ほんの一瞬にも満たないたった50年間の変化を論じたところであまり意味はないでしょう。

ある記事は主語が逆になっています。太陽風のせいで温暖化ならまだまともな日本語、ところが温暖化のせいで太陽風が減少と来ては笑い話以下です。一部の学者気取りの論評を書いたり、ちっぽけな人類の生活環境が地球の生態を変えるとかいったい何を根拠に言うのでしょうか。

太陽が通常に呼吸をしているだけで、これだけ地球に影響を与えているのです。いや、太陽と地球は一体なのです。過去50年間で最低との観測結果です。

決して40億年の観測ではありません。この100年ほどの観測で約11年周期で変化していたのが僅かに極少期が長引いているに過ぎません。その一瞬しか生きられない人類ですから一瞬のデータに一喜一憂するのでしょう。

海外の放送を聞くなどということはまさに太陽活動そのものに一喜一憂していることになります。長波・中波でヨーロッパアフリカが聞こえるのも太陽風あってのことでしょう。

人類がどんな生活をしようと地球環境が簡単に変化するものではありません。ありえない現象に、たとえば温暖化で氷が溶け海面が上昇するなどというばかげた話は聞き流しましょう。

ちっぽけな氷が溶けただけであの広大な海の水がどうして増えるのでしょうか。そして世界中で降っている大雨による河川の水が有史以来海へ流れ続けているのに、どうして海の水が増えないのでしょう。

溶ける氷も、河川の水も真水です。もうずいぶん海へ水が流れ込んでいるはずですが、まだ海の水は塩辛いようです。いつになったら塩分濃度が下がるのでしょう。海面上昇を言うバカ者は塩分濃度のことを理解してないようです。

自然現象は人類に影響を与えますが、それを制御することは出来ません。この先40億年後には太陽系は存在しないでしょう。今その一番いい時代に人類がこの地球上に生息しているわけです。いいじゃないですか、それだけで。  
Posted by Hiroshi at 10:04Comments(1)Americas

2008年09月27日

アセンション島

Ascension島にあるBBCの送信所からは多くの局が中継されています。

米国NGOが運営する9525kHzのStar Radioなどがよく知られています。11985kHzのTWRもよく聞こえています。
2030の11855kHz、BBC Portugueseも強力です。15MHzはもう厳しい時期ですが、15195kHzが2100まで聞こえます。
Family Radio、WFFRですがこの後12055kHzへQSYしますのでこれが大変強力に受信できます。9月8日から後半は12055kHzへ変更されています。

2115からは11875kHzも聞こえてきます。これもFamily Radioで2時間でています。この周波数、開始時によくMerlin Musicが出てきます。テスト放送などにも使われています。

  
Posted by Hiroshi at 06:22Comments(0)Africa/ME

2008年09月26日

KBS日本語テスト放送

KBS日本語放送ではこの冬スケジュールの備え26日から試験放送を行っています。

1200-1300の一時間、周波数15160kHzで28日まで行われます。

しかしこの時期もう1200台はこの19mbは死んでいます。日本語が出ていることは分かりますが中身までは分かりません。SINPO24342と言ったところでしょうか。


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Posted by Hiroshi at 21:40Comments(0)日本語放送

2008年09月26日

伊勢湾台風49年


終生忘れることの出来ない日が9月26日です。

真っ暗闇の中、雨戸が飛ばされないよう、畳を上げ押さえていました。一夜あけた名古屋市内は見るも無残な姿でした。
それから何日もの間学校の運動場に並べられた遺体を見ながらの通勤が続きました。

今ならボランティア活動が当たり前ですが、当時それをしたばかりに職場放棄だとしてクビになった話を聞きました。今もその方とはよく会いますが、時代の違いを感じる話です。

情報源はラジオだけ、しかし停電で何の役にも立たず、連日悲惨な被害を新聞が伝えていました。
来年は50年ということから少しはマスコミでもニュースとして取り上げられるのでしょうか。
  
Posted by Hiroshi at 17:34Comments(3)番外編

2008年09月26日

玉樹蔵族自治州放送局

中国青海省の放送局は9780kHz青海人民广播電台が時々聞こえています。

チベット族の多い玉樹蔵族自治州には、これとは別の短波放送局もありますがここしばらく聞こえません。しかし最近になって6075kHzでボリビア局が出ているらしいという情報が出てきました。

1000前後には何か聞こえるみたいですが、オンボロシャックではスペイン語はよく分かりません。
ここ数日の受信では1025から女声のアナウンスが聞こえています。よく聞けばチベット語に聞こえます。局名は確認できませんが1100からはCNR1を中継していることから以前ここで聞こえていた玉樹人民广播電台Yushu PBSと思われます。

チベット語はこの35分だけのようで、1100から1230の終了までCNR1が出ています。開局当初の資料では中波882kHzも出ています。

  
Posted by Hiroshi at 13:15Comments(0)Taiwan/China

2008年09月25日

Radio PMR on 7370kHz

8月下旬には12135kHzでよく聞こえていましたが、9月7日から聞こえません。なんと7370kHzへQSYしていました。

とはいっても1600までしか確認できません、5kHz下に出てくる火竜ジャミングでつぶされてしまいます。1400に開始しているはずですが、まだちょっと周波数が低すぎます。

1530の英語ニュースが何とか分かる状態です。  
Posted by Hiroshi at 14:24Comments(0)Russia/CIS

2008年09月25日

World Harvest Radio

9月から番組の変わり目などにT8WH Palauとアナウンスが出るようになったWorld Harvest Radio Internationalですが、KWHR Hawaiiのときより放送時間が短くなっています。

DX Mix Newsにこのスケジュールが紹介されていますが、これはWHRのウェブサイトのスケジュールで、9月1日から7日まで載っていたものです。
すでに9月8日から変更されていますが、短波はスケジュール通り放送されていません。

9月24日水曜日は:
0400-0500 15700kHz English
0800-1100 9930kHz English
1200-1300 12130kHz Hoa-Mai Radio in Vietnamrse (We.only)
1200-1500 9930kHz SOH in Chinese
1500-1800 9905kHz RFA in Chinese
1900-2200 9905kHz RFA in Chinese

DX Mix Newsによれば上記の1500-2200がパラオ送信、1800-1900も9955kHzで出ていることになっています。また1400-1500に9955kHz、1500-2200に9930kHzが同じくパラオ送信と記載されています。
したがってこれ以外の時間は今まで通りKWHR Hawaiiからと読めますがスケジュール表に送信地の記載はありません。実際のところどこから送信されているかは知りません。ただT8WH Palauと番組の頭にアナウンスが入っています。これが唯一パラオ送信としている根拠です。

もしウェブサイトのスケジュール通り出ているとすれば、火竜ジャミングの止まった1700以降9930kHzは何か聞こえてもよさそうです。  
Posted by Hiroshi at 00:58Comments(0)Asia/Oceania

2008年09月24日

NVK Sakha 7345kHz

Yakutskの周波数はいつもよく聞こえています。

4波が出ていますが、7140kHzは北朝鮮につぶされています。6150、7200、7345kHzが良好です。といっても中国が出てくるまでですが。

0800-0900の間、9月22日、23日、24日にチェックしたところ23日は全てRadio Russiaの番組でしたが、22日と24日はローカル番組が聞こえました。

9月22日
0810 Yakut
0831 Russian
0851'30" RR

9月24日
0810 Yakut
0848 Russian
0856 RR
9月24日の0851から、7200/7345kHzの録音です。  
Posted by Hiroshi at 18:49Comments(2)Russia/CIS

2008年09月24日

Merry-Go-Round

公園にある回転木馬ではありません。

1963年11月から始まった有名なスイス放送のDX番組でした。24年間続けられた番組、そのホストBob Thomann, HB9GX氏が80歳を迎えました。
そもそも短波放送を聞くきっかけになったSwiss Shortwave Merry-Go-Round、今週の関係放送局にはよく出てくるニュースです。毎週土曜日に放送されていました。スイス放送を聞くために、いち早く家へ帰ってきた時代でした。

2004年10月にスイスの短波放送は残念ながら全廃されました。その年の1月に録音された番組をいつでもスイス放送の関連サイトSwitzerland in Soundで聞くことができます。

番組表は1963年のSwitzerland Callingです。  
Posted by Hiroshi at 10:55Comments(0)Europe

2008年09月24日

9905kHzのスプリアス

1500UTCからの9905kHzには激しいジャミングがかけられています。
通常では殆んどその火竜ジャミングしか聞こえませんが、RFAの中国語を妨害するために2200まで出ています。途中1800-1900に一時間は止まります。
RFAの放送がないためです。このジャミングよく注意していますと9905kHzの上下約58kHzに同じジャミングが聞こえます。シャックでの受信では殆んど分かりませんが、ペディションではあまりの電波の強さにそれがはっきりと分かりました。
SDR受信機でその様子をチェックしました。茶臼山のノイズレベルの低いことがよく分かります。

9930kHzのジャミングはSOHに対する妨害ですが、1500に放送が終了しているのに、まだジャミングを垂れ流しています。3週間以上たってもスケジュールの把握が出来ない中国の電波傍受もたいしたことはないようです。  
Posted by Hiroshi at 00:15Comments(0)Taiwan/China