最近のニュースに、NASAからの情報として、太陽風の強さが過去50年間で最低のレベルになっているとうのがあります。
電波伝播にも大いに関係のある自然現象に過ぎませんが、わけの分からん記事を書いているメディアもあります。
地球温暖化のせいだとかこれで寒冷化がすすむとか、太陽あっての地球なのに地球中心の考え方しかしていない。
40億年という気の遠くなるような天文学的年代からみれば、ほんの一瞬にも満たないたった50年間の変化を論じたところであまり意味はないでしょう。
ある記事は主語が逆になっています。太陽風のせいで温暖化ならまだまともな日本語、ところが温暖化のせいで太陽風が減少と来ては笑い話以下です。一部の学者気取りの論評を書いたり、ちっぽけな人類の生活環境が地球の生態を変えるとかいったい何を根拠に言うのでしょうか。
太陽が通常に呼吸をしているだけで、これだけ地球に影響を与えているのです。いや、太陽と地球は一体なのです。過去50年間で最低との観測結果です。
決して40億年の観測ではありません。この100年ほどの観測で約11年周期で変化していたのが僅かに極少期が長引いているに過ぎません。その一瞬しか生きられない人類ですから一瞬のデータに一喜一憂するのでしょう。
海外の放送を聞くなどということはまさに太陽活動そのものに一喜一憂していることになります。長波・中波でヨーロッパアフリカが聞こえるのも太陽風あってのことでしょう。
人類がどんな生活をしようと地球環境が簡単に変化するものではありません。ありえない現象に、たとえば温暖化で氷が溶け海面が上昇するなどというばかげた話は聞き流しましょう。
ちっぽけな氷が溶けただけであの広大な海の水がどうして増えるのでしょうか。そして世界中で降っている大雨による河川の水が有史以来海へ流れ続けているのに、どうして海の水が増えないのでしょう。
溶ける氷も、河川の水も真水です。もうずいぶん海へ水が流れ込んでいるはずですが、まだ海の水は塩辛いようです。いつになったら塩分濃度が下がるのでしょう。海面上昇を言うバカ者は塩分濃度のことを理解してないようです。
自然現象は人類に影響を与えますが、それを制御することは出来ません。この先40億年後には太陽系は存在しないでしょう。今その一番いい時代に人類がこの地球上に生息しているわけです。いいじゃないですか、それだけで。