2019年12月31日

12月31日「しおかぜ」

12月31日、「しおかぜ」はなんと君が代で始まった。例年だと1600の放送に出るが今年は31日1300の放送にも出てきた。早めの2020年のあいさつで始まった。7245kHzは混信で聞き取りできないが、6145kHzは比較的よく聞こえている。
新しい内容の番組で、まず金正恩の誕生日について、1月8日が誕生日なのだが、北朝鮮では知られていない。しかも生まれた年も定かでない。1984年がその一説だが公表していない。指導者の母親が在日ということで金正恩の誕生日は祝日ではないという。誕生日が明らかにできない理由である。
続いて寺越武志さんについて、母親は1988年以来幾度も訪朝している。母の立場上拉致されたとは言っていない、関係者の努力などもあり、日本人として戸籍の回復もできたが、帰国は果たせないでいる。母親も帰国は望んでいない。日本人拉致被害者の家族で唯一本人と会うことのできる身内である。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、12月24日収録のるみ姉への近況を伝えるメッセージである。後半1330の朝鮮語も「君が代」で始まっている。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は12月10日から16日の間は北朝鮮人権侵害問題啓発週間、関連行事として14日に行われた国際シンポジウムにおける菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2019年北朝鮮の動向などについて。この一年は北朝鮮にとっては大きな誤算だったとする解説である。
「ふるさとの声」は12月13日開催の国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」セミナーでの菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶である。
今週の一曲、朝鮮語放送はなし。日本語放送はさる12月14日国際シンポジウム第三部のミニコンサートから「あなたを忘れない」が出ている。1357番組終了。

  
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2019年12月31日

12月30日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、7295kHzが良好である。9530と9705kHzは完全にスキップ、ほとんど聞こえない。1315あたりからキャリアーさへ分からなくなってしまった。
1330の「ふるさとの風」も同様である。7295kHzが聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は12月10日から16日の間は北朝鮮人権侵害問題啓発週間、関連行事として14日に行われた国際シンポジウムにおける菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2019年北朝鮮の動向などについて。
「ふるさとの声」は12月13日開催の国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」セミナーでの菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶である。
 家族会、救う会そして拉致議連主催の国際セミナーに、このように多数のみなさんの出席をいただきましたことを、担当大臣として大変心強く感じます。改めて感謝申し上げます。
 私は国会議員当選1回の時から、拉致問題には長く関与してきました。拉致問題担当大臣に就任してから約1年ですが、特に被害者のご家族の皆様にお目にかかり、切ない思いを直接伺う機会を重ねてきました。
 拉致された方々、そのご家族の長年にわたる苦しみ、悲しみに思いを致す時、胸が張り裂ける思いです。拉致問題担当大臣として、政府を代表して大変申し訳なく思っています。
 安倍総理も私も、このようなご家族の方々の声を胸に、問題解決に向けてあらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでいます。
 これまでの米朝首脳会談に於いて、トランプ大統領が拉致問題について、安倍総理の考えも含め金委員長に直接伝えてきたことは皆さんもご承知の通りです。米国との間では、9月の国連総会に際しての理事会や首脳会談など、累次の機会において、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しています。
 また今回の国際セミナーの開催に当たり、米国の国会議員からも拉致問題解決のために連帯していくとのメッセージをいただいていることも承知しています。
 8月のG8主催のサミット、9月のアセアン三大首脳会議、そしてフランシスコ・ローマ教皇との会談においても安倍総理から各首脳に対して、拉致問題の早期解決に向けて理解と支持、協力を呼び掛けてきています。
 拉致問題の解決のためには米国を初めとする国際社会の理解と協力が不可欠です。わが国としては引き続き、米国及び関係国と緊密に連携し、あらゆる外交上の機会をとらえて拉致問題を提示していく考えです。
 今週10日から16日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間ですが、その一環として明日、政府主催で国際シンポジウムを開催します。日本、米国、タイの拉致被害者のご家族の皆様から生の声を伺うと共に、内外の専門家を招き拉致問題の早期解決に向けた国際連携に関しても議論を深めていきたいと思います。
 これから国際連携の強化に向けた様々な取組みを行うと同時に、わが国自身がこの問題に主体的に取り組むことが重要です。安倍総理は9月の国連総会における一般演説等累次の機会に、条件を付けずに金委員長と直接向き合う決意を述べています。まさに正念場が続いていると思っています。
 繰り返すまでもなく、拉致問題は安倍内閣の最重要、そして最優先の課題です。政府として認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて引き続き全力で取り組んでいくことをお誓いし、私の挨拶とさせていただきます。
 より一層、皆様方のご協力とご支援を賜りますようどうぞ宜しくお願いいたします。

今週の一曲、朝鮮語番組はなし。日本語放送はさる12月14日国際シンポジウム第三部ミニコンサートから「あなたを忘れない」が出ている。1357番組終了。

1300の「しおかぜ」は混信でほとんど聞き取り困難、時々氏名読み上げが浮かんでくる程度、実用レベルには程遠い。ただ受信地域の差が大きく西日本以西では強力に聞こえているようだ。
1405の6095と6070kHzもかろうじて聞こえている。6070kHzは上下からの被りが強い。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが聞こえている。いつも強いCNR1が弱く、八俣の電波が優勢である。9705と9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2019年5月、国民大集会で収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2019年2月に収録したメッセージ。
そして2018年11月に「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」で収録のメッセージが出ている。2018年5月の国民大集会で収録したメッセージ。最後に2018年2月に収録したメッセージ。
今日の一曲は1973年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。今年7月、今週の一曲にも登場している。この番組は2019年12月9日、20日と同じ内容である。

  
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2019年12月30日

12月29日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6145kHzが比較的良好である。7245kHzは同波の混信で聞き取りできない。29日、日曜日は昨日と同じ番組で日本語放送から、後半1330は朝鮮語が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、3波ともよく聞こえている。いずれもジャミングは確認できない。今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」である。先月の日本語放送でも登場している。日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫で「神田川」である。一年ぶりの登場である。
「ふるさとの声」は12月7日熊本県庁で開催された「拉致問題を考える国民の集いin熊本」における蒲島郁夫 熊本県知事のあいさつが出ている。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中、良く聞こえている。9560と9705kHzも弱いながらも聞き取り可能なレベルである。ジャミングは全くない、出ていない。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」、今年7月にも登場している。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年5月東京での国民大集会にて収録メッセージ。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そして2018年4月国民大集会で収録のメッセージである。16年間誰一人帰ることなく、両親は亡くなってしまった。お姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。これは今年7月にも登場している。この番組は2019年12月8日、19日と同じ内容である。

  
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2019年12月29日

KTWR日本語放送

KTWR日本語放送、フレンドシップラジオは12月26日に年内の業務終了を発表した。最後の放送となる29日はさてどうなるのか、送信されない可能性が高い?。

この12月でいくつかの短波放送が姿を消すことになる。中国とそのジャミング放送以外は一段と静かになりそうである。

ウェブサイトの掲載された告知。

番組からのお知らせ
2019.12.26更新
KTWRフレンドシップラジオのご愛聴をありがとうございます。
当番組の業務は、本日午前10時に、全て終了しました。
29日番組は既に納品済みですが、送信については不明です。
12月22日番組へのご報告やお便り等への返信は、10時までに
到着した分のみに対応します。
(本日午前10時にメールサーバーの着信が停止しました。)
今後については、年明け以降HPにて告知させていただきます。
皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。 どうぞ良い新年をお迎え下さい!



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2019年12月29日

12月28日「しおかぜ」

28日の「しおかぜ」は混信で受信状態は悪い、6145kHzがかろうじて聞こえている。先週と同じ番組が出ている。まず日本語放送から、いつものように周波数アナウンスが出ている。しかしアナウンスされる周波数はA19のままで更新されていない。
12月14日午後行われた政府主催国際シンポジウムに先立って菅義偉官房長官兼拉致問題担当大臣が特定失踪者家族らと面会した。この席上今井英輝・特定失踪者家族会会長から大臣に要請文書を手交し後日の回答をお願いした。特定失踪者問題調査会からは杉野正治事務局次長らが同席した。
菅大臣の発言。
 17年前に5人の拉致被害者が帰国してから、誰一人被害者を取り戻すことができず、非常に申し訳なく思う。政府として認定のあるなしにかかわらず取り組んでまいりたい。今日の会は1日も早く拉致被害者を取り戻すための会だ。本日は特定失踪者のご家族から一人ひとりからお話を伺いたいと思う。
北朝鮮人権映画祭について、実行委員長のメッセージが出ている。
「日本政府からご家族の声」は松本京子さんへ、松本信弘さんから、2019年5月国民大集会での収録メッセージである。

1300代の拉致対策本部の放送、今日の台湾送信は強力である。後半1330は日本語放送、幾分弱くはなってきたが十分実用レベルである。
1430の「ふるさとの風」は3波ともほとんど聞こえない、7290kHzが激しい混信の中かろうじて聞き取れる程度。9705と9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。この曲今年6月、「ふるさとの唱歌コーナー」にも登場している。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本明弘さんから、2019年5月に東京で開催の国民大集会で、2019年1月にそれぞれ収録したメッセージが出ている。続いてお母さん有本加代子さんから2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。最後に日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1457番組終了。この番組は2019年12月6日、18日と同じ内容である。

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2019年12月28日

12月27日ふるさとの風

27日の台湾送信はまた弱い、キャリアーの存在はわかるが音になるレベルには至らない。ジャミングは確認できない。1300の朝鮮語、1330の日本語放送いずれも聞き取りできない。

1300の「しおかぜ」、八俣送信もここでは弱い。6145kHzがかろうじて聞き取れる。金曜日は朝鮮語放送である。1405は6095kHzが比較的良好である。先週放送された「ふるさとの風」が聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は、9705と9560kHzが幾分回復、音になるレベルまで上昇している。。7290kHzが混信の中何とか聞き取れるだけ。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
そしてお母さん横田早紀江さんから、2019年5月国民大集会での収録メッセージが出ている。次いで2019年9月東京で開催の国民大集会における弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。最後に同じく2019年5月の国民大集会での収録で横田哲也さんのメッセージである。
今日の一曲は1968年のヒット曲ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」である。今年2月に登場している。この番組は2019年12月5日、17日と同じ内容である。

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2019年12月27日

日替わりVOH & VOP

ジャミングとの追いかけっこが続いている「希望のこだま放送」と「人民の声放送」、このところ週替わりどころか頻繁に周波数を変えている。
12月26日の希望のこだまは5995kHzで終了、27日は0758に6003kHzで開始、0821に停波、10分後6000kHzで再開した。頻繁に周波数変更はするものの翌日にはスーパージャミングも追従してくる。効果は全くないようだ。これは西蔵の声がやっているように分刻みとまではいかなくても時間単位でやらないと効果はなさそう。

12月23日からは3925kHzが使われており、0750開始のRadio Nikkeiがつぶされている。12月29日まではこの状態が続きそうだ。

December 27, 2019
Ecoh of Hope
4880, 6245, 9095 0600-0200
3985, 6350 0758-2322
6003 0758-0821
6000 0831-
5995 1000-2322

Voice of the People
3925,4450, 6520 0600-0200
3480, 3910, 6600 0757-0400

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2019年12月27日

12月26日ふるさとの風

12月26日、1300の「イルボネパラムは9705と9530kHzが弱かったが、その後回復、1330の「ふるさとの風」は台湾送信3波とも強力に入感している。曇り空で日食は見られなかったが、伝播状態に若干の影響があったのかもしれない。
「ふるさとの風ニュース」は12月14日の国際シンポジウムの模様を紹介している。作文コンクールの入賞発表、人権侵害の実態などのシンポジウム、合唱団などによるミニコンサートなどである。ニュース解説は米国専門家の見方などについて。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」である。先月の日本語放送でも登場している。日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫で「神田川」である。一年ぶりの登場である。
「ふるさとの声」は12月7日熊本県庁で開催された「拉致問題を考える国民の集いin熊本」における蒲島郁夫 熊本県知事のあいさつが出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。7290kHzの混信も大きな影響はない。9560と9705kHzは混信も全くなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」で始まった。
拉致問題開設は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年5月の国民大集会で収録のメッセージである。最後に2019年5月東京での国民大集会における飯塚耕一郎さんのメッセージである。
この番組は2019年12月4日、14日と同じ内容である。

1300の「しおかぜ」は6145kHzがジャミングの中比較的よく聞こえている。7245kHzは混信で聞きづらい。木曜日は英語放送が聞こえている。
  
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2019年12月26日

12月25日ふるさとの風

25日1300代の朝鮮語と日本語放送は聞こえない、7295kHzが時々浮かんでくるだけで台湾送信は全滅だ。
1430の「ふるさとの風」も7290kHzがかろうじて混信の中聞こえている。懐かしい日本の歌は「翼をください」が出ている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。結婚した事実もなく、何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年8月日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2019年12月3日、13日と同じ内容である。

1300の「しおかぜ」は7245と6145kHz、混信でほとんど聞こえない。時々朝鮮語が浮かんでくる。1405の6095と6070kHzはかろうじて2波とも聞こえている。先週放送された「ふるさとの声」が出ている。

  
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2019年12月25日

12月24日「しおかぜ」

24日、八俣からの電波は若干スキップ気味、ジャミングは出ているようだが弱くてわからない。7245kHzは懇親で受信不可能、6145kHzも中国語の混信があるものの互角の勝負、日本語が聞こえている。火曜日は、拉致被害者、失踪者家族から寄せられた肉声によるメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1354:47にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」
この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日、12月3日と同じ内容で、3週ごとに再放送されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は全く聞こえない。7295kHz以外キャリアーすらわからない。台湾からのクリスマス電波は完全に沈没してしまった。その7295kHzもキャリアーはわかるがとても音になるレベルではない。
1430の「ふるさとの風」は1330と同じ番組が出ている。7290kHzがかろうじて聞こえている。そして1457にアニメソング「リボンの騎士」が追加されている。


  
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