2019年12月31日

12月31日「しおかぜ」

12月31日、「しおかぜ」はなんと君が代で始まった。例年だと1600の放送に出るが今年は31日1300の放送にも出てきた。早めの2020年のあいさつで始まった。7245kHzは混信で聞き取りできないが、6145kHzは比較的よく聞こえている。
新しい内容の番組で、まず金正恩の誕生日について、1月8日が誕生日なのだが、北朝鮮では知られていない。しかも生まれた年も定かでない。1984年がその一説だが公表していない。指導者の母親が在日ということで金正恩の誕生日は祝日ではないという。誕生日が明らかにできない理由である。
続いて寺越武志さんについて、母親は1988年以来幾度も訪朝している。母の立場上拉致されたとは言っていない、関係者の努力などもあり、日本人として戸籍の回復もできたが、帰国は果たせないでいる。母親も帰国は望んでいない。日本人拉致被害者の家族で唯一本人と会うことのできる身内である。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、12月24日収録のるみ姉への近況を伝えるメッセージである。後半1330の朝鮮語も「君が代」で始まっている。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は12月10日から16日の間は北朝鮮人権侵害問題啓発週間、関連行事として14日に行われた国際シンポジウムにおける菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2019年北朝鮮の動向などについて。この一年は北朝鮮にとっては大きな誤算だったとする解説である。
「ふるさとの声」は12月13日開催の国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」セミナーでの菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶である。
今週の一曲、朝鮮語放送はなし。日本語放送はさる12月14日国際シンポジウム第三部のミニコンサートから「あなたを忘れない」が出ている。1357番組終了。

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