2019年12月27日

12月26日ふるさとの風

12月26日、1300の「イルボネパラムは9705と9530kHzが弱かったが、その後回復、1330の「ふるさとの風」は台湾送信3波とも強力に入感している。曇り空で日食は見られなかったが、伝播状態に若干の影響があったのかもしれない。
「ふるさとの風ニュース」は12月14日の国際シンポジウムの模様を紹介している。作文コンクールの入賞発表、人権侵害の実態などのシンポジウム、合唱団などによるミニコンサートなどである。ニュース解説は米国専門家の見方などについて。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」である。先月の日本語放送でも登場している。日本語放送は1973年のヒット曲、かぐや姫で「神田川」である。一年ぶりの登場である。
「ふるさとの声」は12月7日熊本県庁で開催された「拉致問題を考える国民の集いin熊本」における蒲島郁夫 熊本県知事のあいさつが出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。7290kHzの混信も大きな影響はない。9560と9705kHzは混信も全くなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」で始まった。
拉致問題開設は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年5月の国民大集会で収録のメッセージである。最後に2019年5月東京での国民大集会における飯塚耕一郎さんのメッセージである。
この番組は2019年12月4日、14日と同じ内容である。

1300の「しおかぜ」は6145kHzがジャミングの中比較的よく聞こえている。7245kHzは混信で聞きづらい。木曜日は英語放送が聞こえている。
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