12月31日、「しおかぜ」はなんと君が代で始まった。例年だと1600の放送に出るが今年は31日1300の放送にも出てきた。早めの2020年のあいさつで始まった。7245kHzは混信で聞き取りできないが、6145kHzは比較的よく聞こえている。
新しい内容の番組で、まず金正恩の誕生日について、1月8日が誕生日なのだが、北朝鮮では知られていない。しかも生まれた年も定かでない。1984年がその一説だが公表していない。指導者の母親が在日ということで金正恩の誕生日は祝日ではないという。誕生日が明らかにできない理由である。
続いて寺越武志さんについて、母親は1988年以来幾度も訪朝している。母の立場上拉致されたとは言っていない、関係者の努力などもあり、日本人として戸籍の回復もできたが、帰国は果たせないでいる。母親も帰国は望んでいない。日本人拉致被害者の家族で唯一本人と会うことのできる身内である。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、12月24日収録のるみ姉への近況を伝えるメッセージである。後半1330の朝鮮語も「君が代」で始まっている。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。昨日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は12月10日から16日の間は北朝鮮人権侵害問題啓発週間、関連行事として14日に行われた国際シンポジウムにおける菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2019年北朝鮮の動向などについて。この一年は北朝鮮にとっては大きな誤算だったとする解説である。
「ふるさとの声」は12月13日開催の国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」セミナーでの菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶である。
今週の一曲、朝鮮語放送はなし。日本語放送はさる12月14日国際シンポジウム第三部のミニコンサートから「あなたを忘れない」が出ている。1357番組終了。
1300の「イルボネパラム」、7295kHzが良好である。9530と9705kHzは完全にスキップ、ほとんど聞こえない。1315あたりからキャリアーさへ分からなくなってしまった。
1330の「ふるさとの風」も同様である。7295kHzが聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は12月10日から16日の間は北朝鮮人権侵害問題啓発週間、関連行事として14日に行われた国際シンポジウムにおける菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
「ニュース解説」は2019年北朝鮮の動向などについて。
「ふるさとの声」は12月13日開催の国際セミナー「膠着状況が続 く朝鮮半島情勢のもとで拉致被害者救出を考える」セミナーでの菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の挨拶である。
家族会、救う会そして拉致議連主催の国際セミナーに、このように多数のみなさんの出席をいただきましたことを、担当大臣として大変心強く感じます。改めて感謝申し上げます。
私は国会議員当選1回の時から、拉致問題には長く関与してきました。拉致問題担当大臣に就任してから約1年ですが、特に被害者のご家族の皆様にお目にかかり、切ない思いを直接伺う機会を重ねてきました。
拉致された方々、そのご家族の長年にわたる苦しみ、悲しみに思いを致す時、胸が張り裂ける思いです。拉致問題担当大臣として、政府を代表して大変申し訳なく思っています。
安倍総理も私も、このようなご家族の方々の声を胸に、問題解決に向けてあらゆるチャンスを逃すことなく、全力で取り組んでいます。
これまでの米朝首脳会談に於いて、トランプ大統領が拉致問題について、安倍総理の考えも含め金委員長に直接伝えてきたことは皆さんもご承知の通りです。米国との間では、9月の国連総会に際しての理事会や首脳会談など、累次の機会において、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しています。
また今回の国際セミナーの開催に当たり、米国の国会議員からも拉致問題解決のために連帯していくとのメッセージをいただいていることも承知しています。
8月のG8主催のサミット、9月のアセアン三大首脳会議、そしてフランシスコ・ローマ教皇との会談においても安倍総理から各首脳に対して、拉致問題の早期解決に向けて理解と支持、協力を呼び掛けてきています。
拉致問題の解決のためには米国を初めとする国際社会の理解と協力が不可欠です。わが国としては引き続き、米国及び関係国と緊密に連携し、あらゆる外交上の機会をとらえて拉致問題を提示していく考えです。
今週10日から16日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間ですが、その一環として明日、政府主催で国際シンポジウムを開催します。日本、米国、タイの拉致被害者のご家族の皆様から生の声を伺うと共に、内外の専門家を招き拉致問題の早期解決に向けた国際連携に関しても議論を深めていきたいと思います。
これから国際連携の強化に向けた様々な取組みを行うと同時に、わが国自身がこの問題に主体的に取り組むことが重要です。安倍総理は9月の国連総会における一般演説等累次の機会に、条件を付けずに金委員長と直接向き合う決意を述べています。まさに正念場が続いていると思っています。
繰り返すまでもなく、拉致問題は安倍内閣の最重要、そして最優先の課題です。政府として認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて引き続き全力で取り組んでいくことをお誓いし、私の挨拶とさせていただきます。
より一層、皆様方のご協力とご支援を賜りますようどうぞ宜しくお願いいたします。
今週の一曲、朝鮮語番組はなし。日本語放送はさる12月14日国際シンポジウム第三部ミニコンサートから「あなたを忘れない」が出ている。1357番組終了。
1300の「しおかぜ」は混信でほとんど聞き取り困難、時々氏名読み上げが浮かんでくる程度、実用レベルには程遠い。ただ受信地域の差が大きく西日本以西では強力に聞こえているようだ。
1405の6095と6070kHzもかろうじて聞こえている。6070kHzは上下からの被りが強い。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが聞こえている。いつも強いCNR1が弱く、八俣の電波が優勢である。9705と9560kHzは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2019年5月、国民大集会で収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2019年2月に収録したメッセージ。
そして2018年11月に「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」で収録のメッセージが出ている。2018年5月の国民大集会で収録したメッセージ。最後に2018年2月に収録したメッセージ。
今日の一曲は1973年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。今年7月、今週の一曲にも登場している。この番組は2019年12月9日、20日と同じ内容である。