2010年12月22日

CNRの定休日

毎週水曜日は、CNR1以外の放送が0600-0900の間、短波放送を休止している。ただし15770kHzのCNR2は例外で、CNR1と同じ毎週火曜日に休んでいる。

12月21日、水曜日0600から止まっているCNRは:
CNR2「経済之声」、15770kHzのみ火曜休み
CNR5「中華之声」
CNR6「神州之声」
CNR8「民族之声」、カザフ語は火曜休み
CNR11「西蔵广播」
0900以降は通常通り放送される。

新疆人民広播電台のウイグル語放送は、一日2回、「民族之声」を中継しているが、16日からはこれまでと同じ時間、0600-0700と1500-1600にCNR13の番組を出している。  
Posted by Hiroshi at 17:06Comments(0)Taiwan/China

2010年12月22日

7460kHzの不審電波

こちらのBBSで詳しく紹介している7460kHzの怪しい電波。何が怪しいのか、それは毎日決まった時間にごく短時間必ず出てくるから怪しい。
よく放送開始前などにテスト電波を出すことはあるが、この7460kHzの場合は特段放送が始まるわけでもない。

問題はたまに出てくる朝鮮語と西蔵語の放送の一部と思われる音声だ。この1604に出ている朝鮮語と西蔵語はVOAがある。しかしVOAの送信所からこのような電波が出るとは考えにくい。しかし12月1日の西蔵語はVOAではないか。
IBBのKuwaitあたりが何かやっているのか、それともモニター側の中国が、何か意図を持って出しているのか。

これまでの受信結果から4日ごとに音声が出てくる。それも一瞬朝鮮語が出てすぐ西蔵語に変わる、それも20秒ほどの短時間だけですぐにキャリアーは止まる。
中国は以前からCNR1やCRIの英語番組をいろいろな周波数でこうした短時間、決められた時間に出ている。目的は分からない、毎日決まった時間に出ることから何かのメッセージを送っているのではないか。

12月に入ってから、4日毎に出てくる音声をまとめた。

12月21日、1603:10キャリアーON、1603:45に朝鮮語が出て1604:02に停波した。

12月17日、1603:58に強力なキャリアーON。そして1605:07に、西蔵語が出て1605:40にオフ。

12月13日、1602:28に強力なキャリアーが出てきた。そして1603:41から1604:05まで朝鮮語が聞こえた。

12月9日、1603:55にキャリアーON、1609:07に2秒不明語、その後西蔵語が出てきた。

12月5日、1604:31に無変調キャリアー、1606:17朝鮮語が一瞬出て1606:25に停波した。

12月1日、1603:08に強力な無変調キャリアー。1604:58に音声ON、一瞬朝鮮語が出て一秒後にはチベット語に切り替わった。1605:33に停波。

  
Posted by Hiroshi at 02:17Comments(2)Taiwan/China

2010年12月21日

12月21日日替わりSOH

毎日代わり映えのしない記録をメモ。
21日も25mbの周波数は確認できず。1230の9345kHzは同波の北朝鮮がほぼスキップ状態で、強力に入感している。
1300の9300kHzは1302に停波してしまった、その後9360kHzへ動いた模様。9300kHzは再び1322にキャリアーが出てきた、きわめて強い、どうやら1330からの放送に使われるようだ。
1327:24から9360と9300kHzがパラレルで聞こえ出した。

1130-1200 ?
1200-1230 ?
1230-1300 9345
1300-1329:30 9360
1327:24-1400 9300
1400-1430 9955
1430-1500 9390
1500-1530 7485
1530-1600 7490
1600-1630 7485

1603:10キャリアーON、1603:45に朝鮮語が出て1604:02に停波した。

2200-2230 7525
2230-2300 7500
2300-2330 7530 (2323-firedrake)
2330-2400 7510

7510kHzは2330には7490kHzで聞こえ出した、3分後に停波、その後7510kHzへバトンタッチ。  
Posted by Hiroshi at 23:17Comments(0)Taiwan/China

2010年12月21日

CNRの定休日

24時間放送となったCNR2「経済之声」も毎週月曜日UTCに放送を休止しているようだ。通常は1605の番組途中で短波放送は全て終了している。
20日1600UTCは番組終了のアナウンスの後5分間音楽が流れ短波放送は終了した。そして2057に各波とも開始音楽が出て2100放送開始となった。

もちろんCNR1「中国之声」も今までどおり20日1735に終了、1955に開始している。したがってこの間はRFAに対するジャミングは全て火竜ジャミングが出ている。

そして21日火曜日、0600からはこのCNR1「中国之声」とCNR13「维吾尔语广播」は全ての短波放送を休止している。12月16日から始まったCNR13は今までCNR1が出ていた周波数である。
CNR13の番組表の中国語版が公開された。今のところ0800から2230までしか載っていない、これで全部?、後は再放送かも。

中央人民广播电台维语广播节目时间表
08:00 生活导航
09:30 走遍天下
10:00 乐韵悠扬
11:00 法制在线
11:30 天下财经
12:00 小说连播
13:00 生活
13:30 今日新疆
14:00 新闻30分
14:30 时事追踪
15:00 环球音乐风
15:30 名家讲坛
16:00 经典音乐故事
16:30 名人堂
22:00 维语全国新闻联播
22:30 新闻解读


今年は中央人民広播電台開局70年ということで、永不消逝的声音を公開している。すでに今までに出ているものばかりで、特に目新しい音声は・・・。  
Posted by Hiroshi at 18:25Comments(0)Taiwan/China

2010年12月21日

12月21日ふるさとの風

厚い雲に覆われ皆既月食は見られない。さらに小雨模様に。電波伝播も今ひとつよくない。1300の9950kHzは全く聞こえない。
しかし同時刻の対北放送、「自由朝鮮放送」7505kHzと「荒野の声」6275と9725kHzは21日も強力に聞こえている。当然両波にもジャミングがかけられているが、この時間帯はほとんど聞こえない。しかし6275kHzだけは、1330放送終了後もジャミングは止まることなく垂れ流しになっている。12月には行ってからの記録では2300まで出続けている。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、早くからジャミングが出ているが、1359にキャリアーが出てくるとほとんどかき消されてしまう。21日火曜日は日本語放送が出ている。聞き取りは十分出来る。
失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。この番組は最近では12月7日と同じ。

1430「ふるさとの風」は9950kHz、若干パラオからの電波も弱いが、ジャミングも聞こえない。懐かしい日本の歌は「スキーの歌」、ふるさとの声は横田めぐみさんへ。2010年9月収録の新しい録音でお父さん、お母さんからのメッセージが出ている。これ以外は今までの録音だ。今日の一曲はさきえさんからのリクエスト曲「希望のささやき」

スキーの歌
輝く日の影、はゆる野山。
輝く日の影、はゆる野山。
麓を目がけてスタートきれば、
粉雪は舞い立ち、風は叫ぶ、風は叫ぶ。

飛ぶ飛ぶ大空、走る大地。
飛ぶ飛ぶ大空、走る大地。
一白影なき天地の中を、
ストックかざして我は翔る、我は翔ける。

山越え、丘越え、下る斜面。
山越え、丘越え、下る斜面。
忽ちさえぎる谷をば目がけ、
躍ればさながら飛鳥の心地、飛鳥の心地。


希望のささやき
かなり信号が弱くなってきた。
天つ御使いの 言葉さながら
声もひそやかに 希望ささやく
闇は四方にこめ 嵐猛れど
あした陽はのぼり 風もなごまん
希望のあまき言葉
憂にも幸はひそむ
希望のあまき言葉
憂にも幸はひそむ

11月6日、15日、24日、12月3日、12日と同じ番組である。

1600の9780kHz、ふるさとの風、まずまずの状態で聞こえている。ジャミングは全く聞こえないが信号レベルがやや低い、そのぶんノイジーな感じである。
この時間6240kHzでは「殉職之声」朝鮮語放送が強力に聞こえている。ジャミングも聞こえるが、放送波の方が強い。引き続き6275kHzでは北朝鮮のジャミングの垂れ流しが続いている。  more
Posted by Hiroshi at 14:59Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年12月21日

12月20日SOH

やはり25mbの放送は受信できない。さらに31mbも時間によっては相当弱く、確認が難しい。1300の9930kHzは未確認だ、キャリアーのONOFFの時間から推定。
20日の受信できた周波数をメモ。

1130-1200 ??
1200-1230 ??
1230-1300 9370
1300-1330 9300
1330-1400 9350
1400-1430 9930
1430-1500 9355
1500-1530 7460
1530-1600 7480
1600-1630 7460
ありゃりゃ、1600は7460kHzに、早くからキャリアーが出ている。怪しい電波は1606:06に出現、1607:59に切れた。予定通り音声は無し。

2200-2230 7510
2230-2300 7540
2300-2330 7505
2330-2400 7490
平日は出ない6280kHzに、なぜか火流ジャミングが出てきた。幸い、7.5MHzの日替わり周波数にはジャミングは出てこない。  
Posted by Hiroshi at 01:12Comments(0)Taiwan/China

2010年12月20日

ふるさとの風第180週

20日月曜日、通算180週目の放送となる。
1300の9950kHzはかすかに音が聞こえるのみ、ジャミングは全く聞こえない。放送内容を聞き取るのは不可能だ。この時間6275kHzでは朝鮮語放送が聞こえるが、なぜか放送終了後もジャミングが垂れ流しになっている。19日は2300まで無駄な無意味なジャミングが出続けていた。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、拉致被害者および拉致の可能性のある失踪者家族の肉声メッセージが聞こえる。ジャミングは全く聞こえない。受信状態は大変良好である。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さんからのメッセージ。
1968年失踪の斉藤 裕さんへ兄弟・友人からメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへお姉さんからメッセージ。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんからのメッセージ。
2004年失踪の小山修司さんへ、奥さん、家族からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、父親らからのメッセージ。以上7名の被害者へ肉声によるメッセージが放送された。

1430「ふるさとの風」は9950kHz、信号はかなり弱い、ジャミングの内分受信状態はまずまずだ。日本の歌「夢路より」から始まった。ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセージ、2010年10月収録である。
今日の一曲は、1977年のヒット曲、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」。11月5日、14日、23日、12月2日、11日と同じ番組である。

1500の9975kHzと1530の9965kHzは共に朝鮮語放送、ジャミングは聞こえない。拉致インフォメーション、ニュース解説が出ている。ふるさとの声は日本語と同じだ、田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセージ。今週の一曲は、アリスの「今はもうだれも」
終了間際、5kHz下に強力な電波が、VTCの音楽が流れ出した。えらく今日は強い!、1600開始のR.Bar-kuranだ。こんなに強いのも珍しい。

それに引き換え1600からの9780kHzは蚊のなくような聞こえ方だ。何とか日本語ということが分かるだけ、内容の聞き取りは出来ない。  more
Posted by Hiroshi at 23:36Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年12月20日

12月19日日替わりSOH

冬至まではこの状態が続くのだろうか、日没と共に25mbは全く聞こえなくなってしまった。
そんなわけで1130からの放送は聞こえない。
1251:18、9380kHzにキャリアーが出てきた。1300からはDWの中国語が出る周波数だ、通常DWは1259過ぎにいきなりs/onすることが多い。早くから出てきたのがSOHの可能性が高いが、音声が聞こえない。1259:15に中国語が、その3秒後にドイツ語が出てきた。1300:03にDW中国語の開始。SOHの中国語が聞こえない。

1330は9305kHzにキャリアーが分かるのみ、音にならない。1340過ぎから急上昇、女声アナウンスが聞こえる。
1400は9950kHzが強い、1429:53にキャリアーオフ。1430:06に「ふるさとの風」が始まった。

1130-1200
1200-1230
1230-1300 9350
1300-1330 9380 ?
1330-1400 9305
1400-1430 9950
1430-1500 9380
1500-1530 7485
1530-1600 7460
1600-1630 7480 (1611-firedrake)

7460kHzの怪電波、予定通り?1603:09-1603:53の短時間キャリアーが出たのみ。

2200-2230 7545
2230-2300 7510
2300-2330 7520 (2311:38-firedrake)
2330-2400 7530  
Posted by Hiroshi at 06:43Comments(0)Taiwan/China

2010年12月20日

12月19日ふるさとの風

19日のコンディションも最悪のようだ。1300台の9950kHzは全く聞こえない。
しかし1400からの「しおかぜ」は良く聞こえている。昨日あれほど強力に出ていたジャミングが全くない。「日本海にかける橋」日本語放送が強力に入感している。北朝鮮人権問題についてのニュースなど。
3波合同のジャミングは強力に出ていることから、19日は5985kHzへのジャミングは止まっているものと思われる。エンディングの周波数アナウンス頃には、約900Hz上のビルマ局のビートが強くなってきた。

1430の9950kHz「ふるさとの風」はSOHの後細々と聞こえ出した。1400からの日替わり周波数で出てくるSOHのほうが強い!
SOHが1429:53に停波、1430:06にパラオからの電波が出てきた。ジャミングはまったくない。日本の歌「朝はどこから」と「星の夜」で始まった。
子供のころラジオから流れるこの歌はよく聞いたものだ、まさにこの年になった者にとっては文字通り懐かしい日本の歌である。快晴の今夜、まもなく満月となる月が天上に輝いている。そういえば、21日は久しぶりの皆既月食が見られそうだ。

続いて拉致問題解説は増元るみ子さんについて、ふるさとの声は2010年9月録音。このころから信号レベルが上昇気味、聞き取りは100%出来る状態である。
今日の一曲は森田公一とトップギャラン「青春時代」、1424:45に「日本政府からのメッセージ」が出ている。これはふるさとの風についてのお知らせ。11月13日、22日、12月1日、10日と同じ番組である。

1 朝はどこから 来るかしら
  あの空越えて 雲越えて
  光の国から 来るかしら
  いえいえ そうではありませぬ
  それは希望の 家庭から
  朝が来る来る 朝が来る
  「お早う」「お早う」

2 昼はどこから 来るかしら
  あの山越えて 野を越えて
  ねんねの里から 来るかしら
  いえいえ そうではありませぬ
  それは働く 家庭から
  昼が来る来る 昼が来る
  「今日は」「今日は」

3 夜はどこから 来るかしら
  あの星越えて 月越えて
  おとぎの国から 来るかしら
  いえいえ そうではありませぬ
  それは楽しい 家庭から
  夜が来る来る 夜がくる
  「今晩は」「今晩は」


続いて1500からの9975kHz、「日本の風」朝鮮語放送は打って変わり超強力に聞こえ出した。1518からはこの一週間続いた、手話で歌われた「拉致」がクリアーに聞こえている。
1530の9965kHzも同じ番組が強力に聞こえている。

しかし1600からの9780kHzは、1530の放送同様、全く聞き取れない、わずかにキャリアーの存在が分かるのみである。

北朝鮮のジャミングは、この時間もスキップすることなく超強力に聞こえている。妨害すべき放送が終了しているにもかかわらず、垂れ流しがいつもある。いまだに5890kHzで出し続ける意味が全く分からない。引き続き5890kHzは6003と6015kHzのジャミングと同時にON/OFFを繰り返している。
6275kHzは1300から30分間だけ北向け宗教放送「荒野の声」が出ているが、これに対しても終夜垂れ流しをしている。19日もこれらジャミングは1900過ぎからスキップし始めている。7580kHzの日本語放送はとめても、こうした無意味な電波は出せるわけだ。いつになってもやることが支離滅裂である。

そんなわけで、2030からの5955kHz「しおかぜ」もジャミングが聞こえない。日本語放送がクリアーに入感している。1955に開始している6085kHzのRadio Japanと同じように聞こえている。この時間6275kHzにはまだジャミングが出ている。2150ごろからさらに強くなり、5890kHz並に唸りをあげている。
結局2300:21にようやく停波した。  
Posted by Hiroshi at 03:54Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年12月19日

R.Cairo B10

Radio Cairoの冬スケジュールが発表されているが、これは局側ではなく、HFCCからのリストと思われる。
以前から、年間通してあまり変更されることが無いことでも知られている。

従来どおりのスケジュールで、短波放送は続けられている。しかし送信機の老朽化は激しく、そのほとんどが聞くに堪えないひどい状態で、ただ電波が出ているだけ。変調はまともではなく、音質もひどい。

アジア向け放送がないこともあり、受信状態の悪さは認めるにしても、これではただ単に放送はやってますよというジェスチャーに過ぎない。聞かせるための放送ではない。

このスケジュールの中で、9250kHzのRadio Waadi e Nile「ナイル峡谷放送」英語局名Nile Valley Radioは、この9月から聞こえていない。中波・FMのみの放送となり、短波は中止したのではないか。
このナイル峡谷放送は在留スーダン向けの放送で、2007年12月から9250kHzで中継を始めた。それでも2年余も中継されたこと自体珍しい。

一方追加されたというか、復活した言語もある。ナイジェリアなどに向けたFulfulde語である。しかしあくまでHFCCに登録されているだけで、実際には出ていないのではないか。いまだ受信できた日がない。

  
Posted by Hiroshi at 14:00Comments(0)Africa/ME