2010年12月21日

12月21日ふるさとの風

厚い雲に覆われ皆既月食は見られない。さらに小雨模様に。電波伝播も今ひとつよくない。1300の9950kHzは全く聞こえない。
しかし同時刻の対北放送、「自由朝鮮放送」7505kHzと「荒野の声」6275と9725kHzは21日も強力に聞こえている。当然両波にもジャミングがかけられているが、この時間帯はほとんど聞こえない。しかし6275kHzだけは、1330放送終了後もジャミングは止まることなく垂れ流しになっている。12月には行ってからの記録では2300まで出続けている。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、早くからジャミングが出ているが、1359にキャリアーが出てくるとほとんどかき消されてしまう。21日火曜日は日本語放送が出ている。聞き取りは十分出来る。
失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。この番組は最近では12月7日と同じ。

1430「ふるさとの風」は9950kHz、若干パラオからの電波も弱いが、ジャミングも聞こえない。懐かしい日本の歌は「スキーの歌」、ふるさとの声は横田めぐみさんへ。2010年9月収録の新しい録音でお父さん、お母さんからのメッセージが出ている。これ以外は今までの録音だ。今日の一曲はさきえさんからのリクエスト曲「希望のささやき」

スキーの歌
輝く日の影、はゆる野山。
輝く日の影、はゆる野山。
麓を目がけてスタートきれば、
粉雪は舞い立ち、風は叫ぶ、風は叫ぶ。

飛ぶ飛ぶ大空、走る大地。
飛ぶ飛ぶ大空、走る大地。
一白影なき天地の中を、
ストックかざして我は翔る、我は翔ける。

山越え、丘越え、下る斜面。
山越え、丘越え、下る斜面。
忽ちさえぎる谷をば目がけ、
躍ればさながら飛鳥の心地、飛鳥の心地。


希望のささやき
かなり信号が弱くなってきた。
天つ御使いの 言葉さながら
声もひそやかに 希望ささやく
闇は四方にこめ 嵐猛れど
あした陽はのぼり 風もなごまん
希望のあまき言葉
憂にも幸はひそむ
希望のあまき言葉
憂にも幸はひそむ

11月6日、15日、24日、12月3日、12日と同じ番組である。

1600の9780kHz、ふるさとの風、まずまずの状態で聞こえている。ジャミングは全く聞こえないが信号レベルがやや低い、そのぶんノイジーな感じである。
この時間6240kHzでは「殉職之声」朝鮮語放送が強力に聞こえている。ジャミングも聞こえるが、放送波の方が強い。引き続き6275kHzでは北朝鮮のジャミングの垂れ流しが続いている。
2030の「しおかぜ」は5955kHzで聞こえている。この時間まだジャミングが完全にスキップしており聞こえない。しかしやまたからの信号も弱い、日本語放送が聞こえる。2047にCNR8のキャリアーが出てきてほぼつぶされてしまった。12月16日以降終了部分が聞かれなくなってしまった。早いとこてを打ってくれ~。

日の出と共にジャミングが強烈に聞こえ出した。すでにしおかぜは終わっているが、中国の朝鮮語放送がジャミングの洗礼を受けている。この5955kHzのジャミング、2315に止まっている。

終夜出続けている6275kHzのジャミングも2301:40にようやく止まった。この周波数朝鮮語はたったの30分間しか出ていないのだが、10時間も垂れ流している。余剰電力の有効利用なのだろう。
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