海外からのラジオ放送

スウェーデンで5種類のノーベル賞の授賞式が行われた。一方ノルウェーでは平和賞の授賞式があった。受賞者が出席できない平和賞である。
聞き耳もたない中国の態度、まだまだこれからも情報閉鎖は続けられジャミングを出し続けなければならない哀れな国である。この平和賞受賞のニュースもSOHでは報道されている。

国際人権デー集会の模様をSOHが、12月12日の日曜日、北京時間午後1時から2時まで(0500-0600UTC)生中継をすると予告している。この時間は短波での定時放送はない。しかし先回もそうだが、バンド外の非公式放送で聞くことができる。

定点観測日替わり周波数をメモ、11日は幾分コンディションがいいらしく、公表されている1130からの放送が順調よく聞こえている。

Daily special
December 11 SOH
1130-1200 12170
1200-1230 11505
1230-1300 9390
1300-1330 9300
1330-1400 9365
1400-1430 9950
1430-1500 9380
1500-1530 7465
1530-1600 7485
1600-1630 7460
怪電波7460kHzは1605:04にキャリアーON、1605:38に停波、わずか34秒の無変調電波、「次の指示まで待機せよ」そんな暗号指令、てな訳無いよな。
5時間連続の放送を30分ずつ細切れで出す、いくらジャミング対策とはいえ、聞くほうはさぞ大変だろうな。11日も全くジャミングは出てこなかった。  more

一時は短波送信機を更新するといわれていたグリーンランドは、すべての中波放送を廃止すると発表した。
10日のDXLDなどで伝えられている。
これに伴い珍局となっている3815kHzの気象放送も2011年2月11日をもって廃止される。

Grønland: KNR lukker for mellembølgen
Det er Departementet for Boliger, Infrastruktur og Trafik i Grønlands Hjemmestyre, der har besluttet at nedlægge de fem mellembølgesendere i hhv. Upernavik (810 kHz), Uummannaq (900 kHz), Qeqertarsuaq (650 kHz), Nuuk (570 kHz) og Simiutaq (720 kHz). Senderne er på mellem 5 og 10 kW.
http://www.radionyt.com/artikel/default.asp?id=18070から

  

相変わらず1300台の放送はあまりいい状態ではないが、10日はジャミングも分からず、それなりに聞き取りは可能である。1330からの日本語放送も良く聞こえている。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、約1kHz上に出ているビルマ放送とビートを起こしている。10日金曜日は英語放送が出ている。ジャミングは全く分からない、3波合同のジャミングも全く聞こえない。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、13日はこの時間パラオからの電波良好である、ジャミングはまったくない。日本の歌「朝はどこから」と「星の夜」で始まった。
続いて拉致問題解説は増元るみ子さんについて、ふるさとの声は2010年9月録音。

１　朝はどこから　来るかしら
　　あの空越えて　雲越えて
　　光の国から　来るかしら
　　いえいえ　そうではありませぬ
　　それは希望の　家庭から
　　朝が来る来る　朝が来る
　　「お早う」「お早う」

２　昼はどこから　来るかしら
　　あの山越えて　野を越えて
　　ねんねの里から　来るかしら
　　いえいえ　そうではありませぬ
　　それは働く　家庭から
　　昼が来る来る　昼が来る
　　「今日は」「今日は」

３　夜はどこから　来るかしら
　　あの星越えて　月越えて
　　おとぎの国から　来るかしら
　　いえいえ　そうではありませぬ
　　それは楽しい　家庭から
　　夜が来る来る　夜がくる
　　「今晩は」「今晩は」
今日の一曲は森田公一とトップギャラン「青春時代」、11月13日、22日、12月1日と同じ番組である。

1500の9975kHz、朝鮮語放送も割と良く聞こえている。  more