2010年12月20日

12月19日ふるさとの風

19日のコンディションも最悪のようだ。1300台の9950kHzは全く聞こえない。
しかし1400からの「しおかぜ」は良く聞こえている。昨日あれほど強力に出ていたジャミングが全くない。「日本海にかける橋」日本語放送が強力に入感している。北朝鮮人権問題についてのニュースなど。
3波合同のジャミングは強力に出ていることから、19日は5985kHzへのジャミングは止まっているものと思われる。エンディングの周波数アナウンス頃には、約900Hz上のビルマ局のビートが強くなってきた。

1430の9950kHz「ふるさとの風」はSOHの後細々と聞こえ出した。1400からの日替わり周波数で出てくるSOHのほうが強い!
SOHが1429:53に停波、1430:06にパラオからの電波が出てきた。ジャミングはまったくない。日本の歌「朝はどこから」と「星の夜」で始まった。
子供のころラジオから流れるこの歌はよく聞いたものだ、まさにこの年になった者にとっては文字通り懐かしい日本の歌である。快晴の今夜、まもなく満月となる月が天上に輝いている。そういえば、21日は久しぶりの皆既月食が見られそうだ。

続いて拉致問題解説は増元るみ子さんについて、ふるさとの声は2010年9月録音。このころから信号レベルが上昇気味、聞き取りは100%出来る状態である。
今日の一曲は森田公一とトップギャラン「青春時代」、1424:45に「日本政府からのメッセージ」が出ている。これはふるさとの風についてのお知らせ。11月13日、22日、12月1日、10日と同じ番組である。

1 朝はどこから 来るかしら
  あの空越えて 雲越えて
  光の国から 来るかしら
  いえいえ そうではありませぬ
  それは希望の 家庭から
  朝が来る来る 朝が来る
  「お早う」「お早う」

2 昼はどこから 来るかしら
  あの山越えて 野を越えて
  ねんねの里から 来るかしら
  いえいえ そうではありませぬ
  それは働く 家庭から
  昼が来る来る 昼が来る
  「今日は」「今日は」

3 夜はどこから 来るかしら
  あの星越えて 月越えて
  おとぎの国から 来るかしら
  いえいえ そうではありませぬ
  それは楽しい 家庭から
  夜が来る来る 夜がくる
  「今晩は」「今晩は」


続いて1500からの9975kHz、「日本の風」朝鮮語放送は打って変わり超強力に聞こえ出した。1518からはこの一週間続いた、手話で歌われた「拉致」がクリアーに聞こえている。
1530の9965kHzも同じ番組が強力に聞こえている。

しかし1600からの9780kHzは、1530の放送同様、全く聞き取れない、わずかにキャリアーの存在が分かるのみである。

北朝鮮のジャミングは、この時間もスキップすることなく超強力に聞こえている。妨害すべき放送が終了しているにもかかわらず、垂れ流しがいつもある。いまだに5890kHzで出し続ける意味が全く分からない。引き続き5890kHzは6003と6015kHzのジャミングと同時にON/OFFを繰り返している。
6275kHzは1300から30分間だけ北向け宗教放送「荒野の声」が出ているが、これに対しても終夜垂れ流しをしている。19日もこれらジャミングは1900過ぎからスキップし始めている。7580kHzの日本語放送はとめても、こうした無意味な電波は出せるわけだ。いつになってもやることが支離滅裂である。

そんなわけで、2030からの5955kHz「しおかぜ」もジャミングが聞こえない。日本語放送がクリアーに入感している。1955に開始している6085kHzのRadio Japanと同じように聞こえている。この時間6275kHzにはまだジャミングが出ている。2150ごろからさらに強くなり、5890kHz並に唸りをあげている。
結局2300:21にようやく停波した。
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