2008年11月19日

拉致・調査会ニュースから

19日の特定失踪者問題調査会の記者会見でまた新たに拉致の可能性が高い失踪者が発表された。

続いて「しおかぜプロジェクトについての報告」が行われた。

 調査会の財政悪化に伴う短波放送の放送時間短縮等、しおかぜプロジェクトの縮小問題につき、関係各方面のご協力で現在状況は改善されつつあります。まだ予断は許せませんが、当面の活動継続にはめどがたちました。関係各位に心より御礼を申し上げるとともに、活動が安定して行われるよう、今後ともご協力をよろしくお願い申し上げます。

<短波放送「しおかぜ」>「JSRしおかぜ」新周波数へ妨害電波

 11月6日付けで総務省は、「JSRしおかぜ」と同一周波数への妨害電波が北朝鮮から発射された物と確認し、国際電気通信連合(ITU)の定める無線通信規則に違反していると認められることから、ITUを通じて北朝鮮に対して規則違反を通報しました。

 今回の妨害電波発射確認は、10月26日に新周波数へ変更後11日目となりますが、すでに一部のしおかぜリスナーからは周波数変更後2日目には妨害電波らしき不穏な雑音を捉えており、その後も断続的に妨害電波は「ON」「OFF」を繰り返している事も確認されています。その状況は北朝鮮当局が「しおかぜ」を傍受し、こちらの周波数を確認しながら妨害電波を発射している事を裏付けていると理解できます。

 また、周波数変更の翌日には調査会事務所へ若い女性から周波数についての問い合わせがあり、その話し方の語尾には、かすかな朝鮮なまりがありました。正体は不明ですが、周波数変更に関連し、探りを入れてきた可能性もあると思われます。これらの反応から考えれば、「しおかぜ」の存在と猫の目作戦はますます効果を上げていると証明し判断できます。

 また、今回夜の放送に割り当てられている5910kHzの周波数はWARC-92拡張バンドであり、デジタル技術を含む新たな変調技術の進展を考慮し追加分配された周波数帯域です。「しおかぜ」は無線局という性格から、国内法では通信という扱いとなるため、拡張バンドの周波数帯も使用可能という事が生かされています。受信する側から見れば、同じ短波帯の周波数ですからなんら変わる物ではありませんが、密集する周波数帯域での周囲との混信を避け、出来るだけ受信しやすくする効果としては非常に有効であると考えられます。総務省側も「しおかぜ」についてかなり考えた上の周波数割り当てであり、努力されている事がよく分かる選定です。関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。

放送時間(11月19日現在)
夜 11:00~11:30 周波数5910kHz
朝  5:30~ 6:00 周波数6045kHz

 なお、現在、北朝鮮近隣地域での伝搬状況を判断し、一般リスナーからの受信報告も考慮した上で、新たな周波数への移行時期を検討中です。

<バルーンプロジェクト>

 さる10月17日、バルーンプロジェクトでご協力をいただいている基督北韓人連合の李ミンボク代表から以下のメールがとどきました。李代表によればこれまで日本側で作成したビラ約22万枚は今回すべて北朝鮮に飛ばし終わったとのことでした。

 このビラは内容はほとんど同じですが12万枚が調査会、10万枚が家族会及び調査会の名前で作られています。また、基督北韓人連合のビラにも日本人拉致・帰国者問題などが記されています。北朝鮮が激しい抗議をしてくるのはそれだけ効果がある証拠であり、韓国政府の対応も厳しくなる可能性がありますが、今後も慎重かつ大胆に取り組んでいく予定です。

(李ミンボク・基督北韓人連合代表からのメール)

さる10月と11月は北朝鮮の相次ぐ抗議(22回目)でこれまでになく緊張した雰囲気となり、少し利口に対応しなければならないことを勘案し事業報告をのばしていました。

 秋に入ると北朝鮮向きの風の吹く回数が少なくなります。したがって風向きが北に向かえば明け方でも飛んでいって風船を飛ばしています。

 10月中は3回、鉄原・白馬・金化・華川などで54個の大型風船を飛ばしました(うち3個は失敗)。これは標準のビラ基準で約300万枚にあたります。11月は現在16日まで4回、金化・白馬・大馬・鉄原などであわせて51個の大型風船で306万枚を飛ばしました。北朝鮮の強い抗議に対し、刺激してはならないという政府と一部の有識者の方々の自制要請を慎重に考慮して、さらに「左手がすることを右手が知らない」という原則を守っていくつもりです。

 世の中の雰囲気より神の仕事を優先し、霊的に終末を迎えた国、人間偶像化の唯一の国、閉鎖された北朝鮮に自由の穴をあけるダビデの石、福音と自由の風船を飛ばします。皆様の祈りとご支援に感謝しながら。

基督北韓人連合・対北風船団長 李ミンボク
  
Posted by Hiroshi at 22:17Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2008年11月19日

日本が日本でない

痛ましい事件が毎日のように起きている。残念でならない。
でもメディアの伝え方はいつもおかしい。役人が殺されるとテロ、そうでない人は殺人。こういう考えがまかり通っているから事件は起きる。

何十人、いや何百人かもしれない人が拉致されていてもテロとは書かない言えない、全て自己保身のために言えない。警備を税金でしてもらうのも結構、でもその前に責任をとるということをしなけりゃ。

納めた年金をある期間抜き出し、着服する、あるいは他人の分にまわす、違法行為をし続けていながら何の責任も取らない役人に怒りの声が上がっている。

なにも特別扱いするような事件ではないでしょう。毎日のように飛び込み自殺で何万人にも迷惑をかけている列車事故のほうも大きく扱われるべきだと思うのだが。  
Posted by Hiroshi at 19:38Comments(0)番外編

2008年11月19日

Radio Dabanga

15日0430から始まったRadio Dabanga、その後も13800kHzをチェックしているが、キャリアーが分かるのみで中身までは・・。
同波のIRIBは0530に開始していることが確認できた。

したがって0430から出ている電波がこの放送と思われるが、時々音が浮いてくる程度でよく分からない。0530からのアラビア語はよく聞こえている。

衛星ラジオを聞いている限り、15日以降同じお皿を回しているだけで、まだテスト放送の段階である。周波数は2波がアナウンスされている。

Radio Dabanga
0430-0527 13800, 7315  
Posted by Hiroshi at 14:35Comments(0)Africa/ME

2008年11月19日

Star Radio & CTN


いつもマアマア聞えている放送だが、11月10から9525kHzでは聞こえなくなっていた。周波数が変更されており、11875kHzでよう聞こえとる。アセンション島からの中継。

今まで通り0700にStar Radioのニュースが出ている。英語アナウンスに続いてローカル言語でなにやらゴソゴソ。この放送はリベリア向けで米国民間団体のニュース情報放送局。一般からの寄付金などで運営している。

リベリア内戦が一応収まったと言うものの、インフラの整備は全く進んでおらず、国内には一部宗教局がある程度。モンロビアのFM番組の一部をこの短波で放送をしている。

後半0730のCTNも同様で、こちらはシエラレオネ向けの放送。停戦合意がされているが国際援助機関等に頼らざるを得ない状況に変わりは無い。番組もニュースではなく、精神面のサポートをするいわば情報心理作戦放送である。

CTNのウェブサイトはIE6や7では表示されないことがある。IE以外は問題なし。ちゃんと表示してくれる。欠陥IEは使わないようにしましょう。  
Posted by Hiroshi at 12:47Comments(0)Africa/ME

2008年11月19日

にっぽんの風・パラオ送信

17日から始まった政府広報番組朝鮮語のパラオ送信は極めて強力に入感している。

18日、1500開始の英語番組は弱かったが、「にっぽんの風」が始まる前から急に強くなってきた。1530T8WHのコールをアナウンス、続いて朝鮮語番組となった。

18日のパラオ送信はこんな具合に出ていた。
Today's T8WH Palau
0400-0500 15680kHz English
0800-1100 9930kHz English
1200-1230 12130kHz Vietnamese Hao Mai Radio
1230-1300 12130kHz English
1300-1400 11880kHz Burmese Democratic Voice of Burma
1200-1500 9930kHz Chinese Sound of Hope
1500-1530 9965kHz English
1530-1600 9965kHz Ilbone Baram Korean  
Posted by Hiroshi at 01:26Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze