2008年11月01日

北朝鮮向け短波放送

一日も早い解決が望まれながら、これまた一日も早く蓋をしたい連中らの攻防戦が続いています。
政府拉致対策本部の「ふるさとの風」は豊富な予算で何の心配もありませんが、早くから呼びかけをしている民間団体の「しおかぜ」は一日1時間の放送を何とか続けています。

日本からの放送は拉致被害者を取り戻すことを主眼に、被害者家族などからの呼びかけを行っているのに対し、韓国からの放送は北朝鮮の現体制を批判する放送と、宣教放送が主になっています。

これらの放送もその多くが周波数を変更しています。一部送信所が変更されているようで、ウズベキスタン送信が増えています。北朝鮮改革放送NRKKは1300からの放送が台湾送信ですが、これが「ふるさとの風」の前に同じ周波数で出ています。

1330に番組は終了しますが、一瞬「ふるさとの風」の開始音楽が出ることがあります。キャリアーは切れず3分のブレーキングタイムの後1333から政府広報放送が始まります。同波のFamily Radioベトナム語と激しい混信を起こしています。

何とどちらも同じ台湾送信です。この周波数だけは北京放送並みのことをやっています。NRKKはこの後1330から9330kHzでも放送されています。10月1日から放送時間が追加されています。

11月1日までにモニターした結果以下のように受信できました。
B08 Broadcast to the North Korea 北朝鮮向け放送一覧

* JSR Shiokaze しおかぜ
1400-1430 5910(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM
2030-2100 6045(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM

* Furusato no Kaze ふるさとの風
1333-1357(12.4.6.) 9455(Japanese) via TWN
1430-1500 9880(Japanese) via DRW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
* Nippon no Kaze 日本の風
1333-1357(..3.5.7) 9455(Korean) via TWN
1500-1530 9690(Korean) via DRW
1700-1730 9820(Korean) via TWN

* Free North Korea Radio 自由北朝鮮放送
1000-1100 9490 via TWN
1400-1600 7585 via TAC
1900-2100 7530 via ERV

* Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送
1300-1400 7515 via TAC
2100-2200 9950 via ERV

* Radio Free Chosun 自由朝鮮放送
1200-1300 11560 via TWN
1545-1615 9940 via ERV

* CMI:Voice of Wilderness 広野の声
1300-1400 11640 via ERV

* North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送
1300-1330 9455 via TWN
1330-1400 9330 via DB

* VOF Voice of Free Radio 自由の声放送
1600-1630 7530 via TAC  
Posted by Hiroshi at 23:00Comments(0)S.N.Korea

2008年11月01日

北京放送周波数増加

10月26日から周波数変更をしたCRI北京放送、今回は日本語も57分ごとに周波数を変えることが多くなりました。

今までの7190kHzの一部の時間帯を7325kHzなどへ移動しています。
7325kHzは日本語に4時間使われている他、英語、ペルシャ語など13時間も出ています。更に長時間使われているのは7180kHz、南アジア、ヨーロッパ向けに14時間も居座っています。
7160kHzは10時間と、41mbは全て中国に抑えられてしまいました。

今までにも同時刻に同じ周波数で違う言語を出しているのがいくつもあります。サービスエリアが違うといえばそれまでですが、他局ではやらないことも平気です。7180kHzでも1400台には中国語とネパール語が混信しています。

BBCやDWでは同時刻に同じ周波数での送信はいくつもありますが、必ず同じ言語しか出していません。二重送信というやつです。

30分番組の頭や、終わりに英語番組を出す周波数がさらに増えてきました。7325kHzでも1300-1327に英語が出ています。しかし1330からは違うサイトからタガログ語が出てきます。何故わざわざ送信サイトを変えるのか。同様なことは6020kHzの1800にも行われています。

7130kHz
1900-1957 Albanian & Portuguese
7180kHz
1400-1457 Chinese & Nepali
7325kHz
2100-2157 English & English
9435kHz
0000-0057 Chinese & Portuguese
11610kHz
1400-1457 Chinese & Bengali  
Posted by Hiroshi at 01:01Comments(0)Taiwan/China