国会議員も、拉致事件には無関心のようで、また「生きていない」などとする発言をした立憲民主党の議員がいた。謝って済むことではないが、メディアもこれ以上は追及しない。こんな政党が政権を握ったら、即「ふるさとの風」は廃止される運命だろう。ところが、こうなるのを願っている人がいるのも事実だ。
そんな雑音をよそに「ふるさとの風」は今日から新しい番組である。ところが1300はこれまでの朝鮮語ではなく日本語が出てきた。11875、9940、9455kHzの3波とも「ふるさとの風」である。タシケント、台湾2か所が誤送出とは考えにくいが、ということは朝鮮語のソースがなかったということか。
ふるさとの風ニュースは、10月2日(土)、川崎市主催による「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」(オンライン形式)が開催され、加藤内閣官房長官兼拉致問題担当大臣がオンライン参加し、その時の挨拶が出ている。
続くふるさとの唱歌コーナーは「荒城の月」である。続く今週の一曲は1975年のヒット曲、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が出てきた。2019年4月以来の登場かも。
1317に早くもエンディング、認定拉致被害者の氏名などのアナウンスが出ている。1322にスケジュールの紹介、1323:30から終了テ-マ曲が流れている。9455kHzは1327に、9940kHzは1327:20に停波した。1328に9705kHzがキャリアーON、9455kHzが1330にキャリアーONと同時にまた日本語放送が出てきた。当然先ほどと同じ番組である。この時間の番組は通常通り1357に終了している。11875kHzは毎日1357から3分間ENC Musicを流している。
9705、11875kHzも然り。1300の「イルボネパラム」がカットされてしまった。
1300の「しおかぜ」はジャミングで受信状態は極めて悪い。6040kHzがかろうじて聞き取れる。先週金・土と同じ番組が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。
1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9450と9705kHzが聞こえている。タシケント送信の11995kHzは若干弱く、150Hz低いほうへずれている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。編集ミスは修正されている。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日、6月7日、18日、28日、7月8日、30日、8月9日、20日、30日、9月9日、20日、10月1日と同じ内容である。
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