2021年10月12日

10月11日ふるさとの風誤送出

国会議員も、拉致事件には無関心のようで、また「生きていない」などとする発言をした立憲民主党の議員がいた。謝って済むことではないが、メディアもこれ以上は追及しない。こんな政党が政権を握ったら、即「ふるさとの風」は廃止される運命だろう。ところが、こうなるのを願っている人がいるのも事実だ。

そんな雑音をよそに「ふるさとの風」は今日から新しい番組である。ところが1300はこれまでの朝鮮語ではなく日本語が出てきた。11875、9940、9455kHzの3波とも「ふるさとの風」である。タシケント、台湾2か所が誤送出とは考えにくいが、ということは朝鮮語のソースがなかったということか。
ふるさとの風ニュースは、10月2日(土)、川崎市主催による「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」(オンライン形式)が開催され、加藤内閣官房長官兼拉致問題担当大臣がオンライン参加し、その時の挨拶が出ている。
続くふるさとの唱歌コーナーは「荒城の月」である。続く今週の一曲は1975年のヒット曲、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」が出てきた。2019年4月以来の登場かも。
1317に早くもエンディング、認定拉致被害者の氏名などのアナウンスが出ている。1322にスケジュールの紹介、1323:30から終了テ-マ曲が流れている。9455kHzは1327に、9940kHzは1327:20に停波した。1328に9705kHzがキャリアーON、9455kHzが1330にキャリアーONと同時にまた日本語放送が出てきた。当然先ほどと同じ番組である。この時間の番組は通常通り1357に終了している。11875kHzは毎日1357から3分間ENC Musicを流している。
9705、11875kHzも然り。1300の「イルボネパラム」がカットされてしまった。

1300の「しおかぜ」はジャミングで受信状態は極めて悪い。6040kHzがかろうじて聞き取れる。先週金・土と同じ番組が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9450と9705kHzが聞こえている。タシケント送信の11995kHzは若干弱く、150Hz低いほうへずれている。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。編集ミスは修正されている。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日、17日、27日、6月7日、18日、28日、7月8日、30日、8月9日、20日、30日、9月9日、20日、10月1日と同じ内容である。

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2021年10月11日

10月10日「しおかぜ」

10日1300の「しおかぜ」は5935kHzと6040kHzが出ているがジャミングで受信状態は極めて悪い。日曜日は日本語放送で、公開されている拉致の可能性がある失踪者、拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。後半1330も氏名読み上げである。先週とは違う内容で、8月1日、9月5日などに放送された番組と同じである。

1300台の朝鮮語と日本語放送は台湾送信が強力である。31mbで最強を誇っている。これに反し11875kHzのタシケント送信はかなり弱い。時々徘徊ノイズで聞こえなくなることもある。同じ番組が一週間続いた最後の放送日となる。

1430の「ふるさとの風」はこの時間も台湾送信が強力である。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2021年4月15日、25日、5月5日、16日、26日、6月6日、17日、27日、7月7日、17日、29日、8月8日、18日、29日、9月8日、19日、29日と同じ内容である。

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2021年10月10日

10月9日「しおかぜ」

周波数を変更するも昨日からジャミングに見舞われている「しおかぜ」、5935kHzは西蔵放送の混信もあり全く聞こえない。6040kHzは弱いながらもかろうじて聞き取り可能である。先週並びに昨日と同じ日本語放送から。後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は今日は台湾送信も強力である。タシケントの11875kHzもクリア^に聞こえている。しかしこれも朝鮮語放送まで、1330の日本語放送は11875kHzが聞こえるのみ、9455と9705kHzは完全にスキップ、キャリアーの存在がわかる程度、全く音にならないところまで落ち込んでしまった。

1430の「ふるさとの風」は11995kHzが聞こえている。台湾送信9450、9705kHzはこの時間も完全にスキップ状態。タシケント送信は相変わらず150Hzほど低く出ている。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日、10月7日、27日、11月6日、18日、28日、12月8日、19日、29日、2021年1月9日、19日、30日、2月9日、19日、3月3日、3月13日、23日、4月2日、14日、24日、5月4日、15日、25日、6月5日、15日、26日、7月6日、16日、28日、8月7日、17日、28日、9月7日、18日、28日と同じ内容である。

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2021年10月09日

10月8日「しおかぜ」

6日に周波数変更を行った「しおかぜ」、8日からジャミングが出てきた。5935kHzにパルスジャミング、6040kHzにはノイズジャミングが出現した。受信状態は悪いが、6040kHzが聞き取り可能である。金曜日は先週と同じ番組が出ている。
埼玉県議会で北朝鮮による弾道ミサイル等の発射に断固抗議し、制裁措置の厳格な履行等を求める決議が採択されたニュースから。
北朝鮮による弾道ミサイル等の発射に断固抗議し、制裁措置の厳格な履行等を求める決議
北朝鮮は、国際社会の度重なる警告にもかかわらず、弾道ミサイル等の発射を繰り返しており、北朝鮮メディアが9月11、12日に新型長距離巡航ミサイルの発射実験に成功したと発表し、さらに、同月15日には我が国の排他的経済水域内に落下する短距離弾道ミサイル2発を発射した。
度重なる弾道ミサイル等の発射は、我が国の平和と安全を脅かすばかりでなく、国際連合安全保障理事会決議等に明白に違反するものであり、国際社会の一致した平和的解決への強い意志を踏みにじるこの暴挙を断じて容認することはできない。
北朝鮮は、「核戦争抑止力をさらに強化し、最強の軍事力を育てる。」と公言しており、本年3月に続く累次の弾道ミサイル発射は、核兵器開発と一体のものである。こうした軍事対応の強化は、朝鮮半島の非核化と北東アジアの平和構築に逆行するものである。
そこで、本県議会は、繰り返される北朝鮮の重大な挑戦に断固として抗議するとともに、最も強い言葉で非難する。北朝鮮は、日本を含む東アジアと世界の平和と安全への脅威となる核開発と関連活動を中止し、放棄すべきである。そのために国際社会は北朝鮮に対し、結束して強く働きかけるべきである。
また、国は、米国をはじめとする関係国と緊密に協力し、国際連合安全保障理事会決議に基づく制裁措置を完全に履行するとともに、我が国独自の制裁措置をより一層強化し、北朝鮮に対し、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決に向けた、具体的行動を強く促すよう求める。
以上、決議する。
令和3年9月24日
埼玉県議会

続いて列車からミサイルが発射されたことについて。公開された映像からは明らかにおかしなことが見て取れる。通常の線路から貨物列車で発射などありえない映像である。しかも同じ場所から続けて発射など常軌を逸している。
8月25日に公開されたアジアプレスの写真情報から。中朝国境の模様について次のように伝えている。
新型コロナウイルス対策で頑なに「鎖国」を続ける北朝鮮。内部の状況はどうなっているのだろうか。 中国在住の取材パートナーが、超望遠レンズで国境地帯を撮影した。その報告の2回目は平安北道の朔州郡の様子をお伝えする。記事中の写真は一部を除きすべて2021年7月中旬に撮影したものである。
新型コロナウイルスの流入阻止に躍起の金正恩政権。中国との国境を封鎖して人とモノの出入りをほぼ完全に止めて1年7カ月が過ぎた。閉じられたのは通商口という「点」だけではない。朝中は鴨緑江と豆満江の2本の川を国境線としているが、その距離は大阪―那覇間に相当する1400キロに及ぶ。コロナ事態以降、金正恩政権はこの長い「線」に膨大な軍の兵力を投入して、人の接近を許さない緩衝地帯を設けた。
北朝鮮当局が、国境の河川に沿って鉄条網の設置を進め始めたのは2010年頃からだ。中国への逃亡や密輸を防ぐためだ。だが、川は住民にとって沐浴、洗濯、飲用に利用する大切な生活用水の源だ。鴨緑江下流では漁業、水運も盛んであった。
昨年、金正恩政権は鴨緑江と豆満江への住民の接近を全面禁止した。密輸屋や越境者、漂着する浮遊物からウイルスが国内に入って来る可能性があると、金正恩氏が直々に指示を出した。川を利用する住民の姿はすっかり消えてしまった。

救出への道コーナーは、増元照明さんから、あれから19年もたってしまった、その間何も変わっていないという現実がある。8人死亡とされてしまったまま今も生き続けていると信じ帰国を待っている。金王朝崩壊に向けてその時どうするか。
「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、姉の斎藤文代さんから、2019年12月のメッセージである。後はいつもと同じパターンで、緊急放送ISの後、日本への脱出に関する注意喚起などがアナウンスされている。

1300台の朝鮮語と日本語放送は台湾送信が弱く、全く音にならない、完全にスキップ状態である。タシケント送信の11875kHzは良好である。ふるさとの風ニュースは菅総理のワシントン訪問に関し拉致問題について意見を述べた。
 北朝鮮による拉致問題は、国際社会の重大な関心事項であり、我が国の最重要課題でもあります。拉致被害者の御家族が御高齢となる中、拉致問題の解決は一刻の猶予もありません。
 我が国としては、引き続き、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指していきます。
 日朝が実りある関係を樹立することは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定にもつながります。

また元木外務大臣の発言など。ニュース解説は9月29日の最高人民会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proud、日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから、2020年9月に収録したメッセージが出ている。各言語一日5回の周波数アナウンスがあり1357に終了している。
1430の台湾送信も弱くほとんど音にならない、11995kHzはクリアーに聞こえている。8日金曜日は日本語放送もすべて同じ番組が出ている。1457に「今月の懐かしいアニメソング」として「ジャングル大帝」が追加されている。

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2021年10月08日

10月7日「しおかぜ」

昨日から周波数を変更している八俣送信の「しおかぜ」、1300の5935kHzはチベット放送の中国語につぶされている。八俣からの電波は当地ではほぼスキップ状態、6040kHzは混信は弱く朝鮮語放送が聞こえている。ジャミングはこれまでの周波数5965と7295kHzに出ている。
今回の周波数は3月28日、5月26日に変更された周波数と同じである。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信がきわめて強力である。1300の940、1330の9455kHzが特に強い。タシケント送信の11875kHzは開始時強かったが、後半は弱くなり聞き取り困難である。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proud、日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」がクリアーに聞こえている。

1405の5985kHzはニュージーランドの英語放送につぶされている。6090kHzはCNR2の混信でほとんど聞こえない。この時間も八俣の電波はスキップ状態でここへは飛んでこないようだ。

1430の11995kHzは幾分回復、聞き取りは可能である。9705と9450kHzは強力である。11995kHzは150Hz程低いほうへずれている。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日、15日、27日、8月6日、16日、26日、9月6日、17日、27日と同じ内容である。

  
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2021年10月07日

「しおかぜ」周波数変更

このまま10月末まで行くかと思ったが、6日に変更された。当然ジャミングは昨日までの周波数に出ている。今日から使われている1300の6040kHzは混信もほとんどなくクリアーに聞こえている。一方5935kHzは同波の中国語が結構強いが聞き取りは十分可能である。8月25日以来、一か月以上たっての変更である。水曜日は英語放送が出ている。

JSR Shiokaze, October 6, 2021
1300-1400 5935, 6040
1405-1435 5980, 6090
1600-1700 5955, 5985

1300のイルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波強力である。台湾送信も昨日値は打って変わり強力である。タシケントの11875kHzは150Hzほど低いほうへずれている。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。

1405の「しおかぜ」も変更された。両波とも混信で受信状態は悪い。5980kHzはRNZIの英語放送、6090kHzはCNR2の混信がある。どちらもしおかぜと互角の勝負である。この時間は日本語放送で先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが特に強力である。11995kHzは若干弱いが、混信もなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」である。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2020年12月新潟県民集会で収録したメッセージである。続いて2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録のメッセージが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2021年4月10日、22日、5月2日、12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、14日、24日、8月5日、15日、25日、9月5日、16日、26日と同じ内容である。

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2021年10月06日

10月5日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は相変わらずジャミングで受信状態は極めて悪い。激しいジャミングの中から朝鮮語放送が聞こえている。7295kHzが比較的良く聞こえている。

1300台の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。昨日から新しい番組である。ふるさとの風ニュースは菅総理のワシントン訪問に関し拉致問題について意見を述べた。また元木外務大臣の発言など。ニュース解説は9月29日の最高人民会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proud、日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから、2020年9月に収録したメッセージが出ている。各言語一日5回の周波数アナウンスがあり1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信がほぼスキップ状態、弱く音にならない。11995kHzが弱いながらも聞き取り可能である。それでも後半は9705kHzが持ち直しクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日、12日、22日、7月3日、13日、23日、8月4日、14日、25日、9月3日、15日、25日と同じ内容である。

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2021年10月05日

10月4日「しおかぜ」

4日1300の「しおかぜ」は5920kHzがジャミングの中からかろうじて聞き取れる。7295kHzはスキップ状態、ジャミングもあり聞こえない。月曜日は金土と同じ番組が出ている。前半は日本語放送、後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。

1300台の台湾送信は弱く音にならない、たまに9940kHzが浮かんでくる程度、タシケントの11875kHzは強力である。月曜日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは菅総理のワシントン訪問に関し拉致問題について意見を述べた。また元木外務大臣の発言など。ニュース解説は9月29日の最高人民会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proud、日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。
「日本政府からご家族の声」は飯塚繁雄さんから、2020年9月に収録したメッセージが出ている。各言語一日5回の周波数アナウンスがあり1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」も台湾送信の9450、9705kHzは音にならない、受信不可能である。タシケント送信の11995kHzが何とか聞こえている。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日、20日、6月1日、11日、21日、7月1日、12日、22日、8月2日、13日、23日、9月2日、14日、24日と同じ内容である。

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2021年10月04日

10月3日「しおかぜ」

10月3日、日曜日の「しおかぜ」は7295kHzがよく聞こえている。ジャミングは出ているが弱い。5965kHzはジャミングが目立つが十分聞き取りは可能である。いずれも八俣の電波は決して強くはないが、それだけジャミングがスキップしているということだろう。
日曜日は前半・後半とも公開されている失踪者の氏名、生年月日、失踪場所、当時の年令などが読み上げられている。何年も毎回同じ内容で、直近では8月29日、日曜日に放送されている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波強力である。タシケント送信は開示強かったが、次第にレベルダウン落ち込んでしまった。9月27日から毎日同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は6月29日オンライン国連シンポジウムが開かれた。ジェームズ・スネドン氏からのメッセージが日本語訳を付けて出ている。兄、デービッド・スネドン氏が拉致された詳細が語られている。
ふるさとの唱歌はまた「思い出のアルバム」である。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出てきた。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。1357終了。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信が強力である。タシケントの11995kHzは弱いが聞き取りは可能である。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。台湾送信の9450kHzは1458、9705kHzは1459に停波している。この番組は2021年4月7日、18日、29日、5月9日、19日、29日、6月10日、20日、30日、7月11日、21日、8月1日、12日、22日、9月1日、11日、23日と同じである。

  
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2021年10月03日

10月2日「しおかぜ」

2日、土曜日の「しおかぜ」は5965kHzが比較的良好である。ジャミングの中から、
まず9月24日、埼玉県議会で、拉致被害者の支援法改正を求める意見書が全会一致で採択されたというニュースから。続いて列車からミサイルが発射されたことについて。公開された映像からは明らかにおかしなことが見て取れる。通常の線路から貨物列車で発射などありえない映像である。しかも同じ場所から続けて発射など常軌を逸している。
8月25日に公開されたアジアプレスの写真情報から。中朝国境の模様について次のように伝えている。
新型コロナウイルス対策で頑なに「鎖国」を続ける北朝鮮。内部の状況はどうなっているのだろうか。 中国在住の取材パートナーが、超望遠レンズで国境地帯を撮影した。その報告の2回目は平安北道の朔州郡の様子をお伝えする。記事中の写真は一部を除きすべて2021年7月中旬に撮影したものである。
新型コロナウイルスの流入阻止に躍起の金正恩政権。中国との国境を封鎖して人とモノの出入りをほぼ完全に止めて1年7カ月が過ぎた。閉じられたのは通商口という「点」だけではない。朝中は鴨緑江と豆満江の2本の川を国境線としているが、その距離は大阪―那覇間に相当する1400キロに及ぶ。コロナ事態以降、金正恩政権はこの長い「線」に膨大な軍の兵力を投入して、人の接近を許さない緩衝地帯を設けた。
北朝鮮当局が、国境の河川に沿って鉄条網の設置を進め始めたのは2010年頃からだ。中国への逃亡や密輸を防ぐためだ。だが、川は住民にとって沐浴、洗濯、飲用に利用する大切な生活用水の源だ。鴨緑江下流では漁業、水運も盛んであった。
昨年、金正恩政権は鴨緑江と豆満江への住民の接近を全面禁止した。密輸屋や越境者、漂着する浮遊物からウイルスが国内に入って来る可能性があると、金正恩氏が直々に指示を出した。川を利用する住民の姿はすっかり消えてしまった。
救出への道コーナーは、増元照明さんから、あれから19年もたってしまった、その間何も変わっていないという現実がある。8人死亡とされてしまったまま今も生き続けていると信じ帰国を待っている。金王朝崩壊に向けてその時どうするか。
「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、姉の斎藤文代さんから、2019年12月のメッセージである。後はいつもと同じパターンで、緊急放送ISの後、日本への脱出に関する注意喚起などがアナウンスされている。

1300代の11875、9455kHzは混信もなく強力である。11875kHzは150Hzほど低いほうへずれている。この時間は一週間同じ番組が繰り返されている。番組最後の周波数アナウンスは各時間一波のみである。

1430の「ふるさとの風」は11995、9450、9705kHzがクリアーに聞こえている。11995kHzは相変わらず150Hzほど低いほうへずれている。
懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450と9705kHzは1458に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日,17日、27日、5月8日、18日、28日、6月9日、19日、29日、7月9日、20日、31日、8月10日、21日、31日、9月10日、22日と同じ内容である。

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