2021年10月03日

10月2日「しおかぜ」

2日、土曜日の「しおかぜ」は5965kHzが比較的良好である。ジャミングの中から、
まず9月24日、埼玉県議会で、拉致被害者の支援法改正を求める意見書が全会一致で採択されたというニュースから。続いて列車からミサイルが発射されたことについて。公開された映像からは明らかにおかしなことが見て取れる。通常の線路から貨物列車で発射などありえない映像である。しかも同じ場所から続けて発射など常軌を逸している。
8月25日に公開されたアジアプレスの写真情報から。中朝国境の模様について次のように伝えている。
新型コロナウイルス対策で頑なに「鎖国」を続ける北朝鮮。内部の状況はどうなっているのだろうか。 中国在住の取材パートナーが、超望遠レンズで国境地帯を撮影した。その報告の2回目は平安北道の朔州郡の様子をお伝えする。記事中の写真は一部を除きすべて2021年7月中旬に撮影したものである。
新型コロナウイルスの流入阻止に躍起の金正恩政権。中国との国境を封鎖して人とモノの出入りをほぼ完全に止めて1年7カ月が過ぎた。閉じられたのは通商口という「点」だけではない。朝中は鴨緑江と豆満江の2本の川を国境線としているが、その距離は大阪―那覇間に相当する1400キロに及ぶ。コロナ事態以降、金正恩政権はこの長い「線」に膨大な軍の兵力を投入して、人の接近を許さない緩衝地帯を設けた。
北朝鮮当局が、国境の河川に沿って鉄条網の設置を進め始めたのは2010年頃からだ。中国への逃亡や密輸を防ぐためだ。だが、川は住民にとって沐浴、洗濯、飲用に利用する大切な生活用水の源だ。鴨緑江下流では漁業、水運も盛んであった。
昨年、金正恩政権は鴨緑江と豆満江への住民の接近を全面禁止した。密輸屋や越境者、漂着する浮遊物からウイルスが国内に入って来る可能性があると、金正恩氏が直々に指示を出した。川を利用する住民の姿はすっかり消えてしまった。
救出への道コーナーは、増元照明さんから、あれから19年もたってしまった、その間何も変わっていないという現実がある。8人死亡とされてしまったまま今も生き続けていると信じ帰国を待っている。金王朝崩壊に向けてその時どうするか。
「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、姉の斎藤文代さんから、2019年12月のメッセージである。後はいつもと同じパターンで、緊急放送ISの後、日本への脱出に関する注意喚起などがアナウンスされている。

1300代の11875、9455kHzは混信もなく強力である。11875kHzは150Hzほど低いほうへずれている。この時間は一週間同じ番組が繰り返されている。番組最後の周波数アナウンスは各時間一波のみである。

1430の「ふるさとの風」は11995、9450、9705kHzがクリアーに聞こえている。11995kHzは相変わらず150Hzほど低いほうへずれている。
懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450と9705kHzは1458に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日,17日、27日、5月8日、18日、28日、6月9日、19日、29日、7月9日、20日、31日、8月10日、21日、31日、9月10日、22日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze