昨日から周波数を変更している八俣送信の「しおかぜ」、1300の5935kHzはチベット放送の中国語につぶされている。八俣からの電波は当地ではほぼスキップ状態、6040kHzは混信は弱く朝鮮語放送が聞こえている。ジャミングはこれまでの周波数5965と7295kHzに出ている。
今回の周波数は3月28日、5月26日に変更された周波数と同じである。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信がきわめて強力である。1300の940、1330の9455kHzが特に強い。タシケント送信の11875kHzは開始時強かったが、後半は弱くなり聞き取り困難である。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proud、日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」がクリアーに聞こえている。
1405の5985kHzはニュージーランドの英語放送につぶされている。6090kHzはCNR2の混信でほとんど聞こえない。この時間も八俣の電波はスキップ状態でここへは飛んでこないようだ。
1430の11995kHzは幾分回復、聞き取りは可能である。9705と9450kHzは強力である。11995kHzは150Hz程低いほうへずれている。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日、15日、27日、8月6日、16日、26日、9月6日、17日、27日と同じ内容である。