2021年10月06日

10月5日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は相変わらずジャミングで受信状態は極めて悪い。激しいジャミングの中から朝鮮語放送が聞こえている。7295kHzが比較的良く聞こえている。

1300台の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。昨日から新しい番組である。ふるさとの風ニュースは菅総理のワシントン訪問に関し拉致問題について意見を述べた。また元木外務大臣の発言など。ニュース解説は9月29日の最高人民会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1996年のヒット曲、華原朋美のI'm proud、日本語放送は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」である。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから、2020年9月に収録したメッセージが出ている。各言語一日5回の周波数アナウンスがあり1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信がほぼスキップ状態、弱く音にならない。11995kHzが弱いながらも聞き取り可能である。それでも後半は9705kHzが持ち直しクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日、12日、22日、7月3日、13日、23日、8月4日、14日、25日、9月3日、15日、25日と同じ内容である。

1500の7335kHzはジャミングとビート障害でほとんど聞こえない。1605以降はほぼ混信もなくなり1330と同じ番組が聞こえている。6110kHzはこの時間帯強力である。9470kHzは若干弱いものの混信もなくクリアーに聞こえている。

1700の6110kHzも強力である。この時間は1430と同じ番組が出ている。

1800の5845kHzは何時になく強力に入感している。周波数ずれもなく良好である。1330と同じ番組である。そして1627と1827に「今月の懐かしいアニメソング」として「ジャングル大帝」が昨日から出ている。

1530-1830のBBC朝鮮語へのジャミングは引き続き確認できない。1500の7335kHzの拉致対策本部の放送にかけられて以降BBCへのジャミングはなくなっている。
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