2020年10月08日

10月7日「しおかぜ」

10月7日1300の「しおかぜ」はジャミングの中から朝鮮語放送が聞こえている。受信状態は悪い。1405の「しおかぜ」は番組内容からジャミング載せないことが多く、今日も5920kHzはクリアーに聞こえている。

1300代の朝鮮語と日本語放送、拉致対策本部の放送は全く聞こえない。タシケント、台湾送信ともにスキップ状態である。番組内容の聞き取りは全くできない。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが全く聞こえない、この時間タシケント、台湾送信いずれも弱い。9560kHzがかろうじて時々音になるレベル。懐かしい日本の歌「海」が弱々しく聞こえている。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2020年8月25日、9月5日、15日、25日と同じ内容である。

  
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2020年10月07日

10月6日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040と6090kHzがジャミングの中から聞こえている。聞き取りはかろうじて可能である。6040kHzはほぼジャミングに埋没している。この状態が24日まで続くことになる。火曜日は日本語放送で、2016年に失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、寒い「北鮮」でどんな生活をしているか案じている。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんからの手紙
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日、7月2日、23日、8月13日、9月3日、24日、10月15日、11月5日、26日、12月17日、2020年1月14日、2月4日、3月17日、6月2日、30日、7月21日、8月25日、9月15日と同じ内容である。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第二回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本へ帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

1405の5920kHzはジャミングはない、しかし7325kHzはジャミングで聞きづらい。この時間は日本語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信はスキップ、ほとんど聞こえない。タシケントの11875kHzがクリアーに聞こえている。昨日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は9月28日、菅総理の国連総会での一般討論演説が出ている。
議長、皆さま、創設75周年の国連で、9月16日の総理就任後、初めての演説ができることを光栄に思います。
 新型コロナウイルス感染症による未曾有の危機は、ともすれば分断と隔絶に傾きがちな国際社会を、連携へと引き戻しました。過去75年間、多国間主義は、課題に直面する度、強くなり、進化してきました。今回の危機も協力を深める契機としたく、皆様に連帯を呼びかけたいと思います。
議長、北朝鮮による拉致問題は、国際社会の重大な関心事項です。私自身も、この問題に長年取り組んできました。今年、拉致被害者の御両親お二人が、お亡くなりになりました。必死に救出活動に取り組まれながら、最愛の子どもとの再会を果たすことなく旅立たれた御家族の思いを想像するだけで、胸を締め付けられる思いです。拉致被害者御家族が御高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。日本として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指す考えに変わりはありません。日本の新しい総理大臣として、私自身、条件をつけずに金正恩委員長と会う用意があります。日朝間の実りある関係を樹立していくことは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定にも大きく寄与するでしょう。あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で行動していきます。

「ニュース解説」は9月24日日韓首脳電話会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。過去幾度も登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」が出ている。今日の一曲でもよく登場している。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、6月に収録した弟、松木信弘さんから拉致問題解決のための国際社会へ向けたメッセージである。
続いて9月19日山形市での共同公開収録から、佐藤孝弘山形市長の激励メッセージが出ている。11875kHzは1357から1400までENC Musicが流れている。
6日1430の「ふるさとの風」も1330と同じ番組である。そして1457にアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。


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2020年10月06日

10月5日ふるさとの風

10月5日、月曜日から新しい内容である。1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は11875kHzが聞こえている。台湾送信はスキップ、音にならない。9705kHzだけは強力である。
「ふるさとの風ニュース」は9月28日、菅総理の国連総会での一般討論演説が出ている。
議長、皆さま、創設75周年の国連で、9月16日の総理就任後、初めての演説ができることを光栄に思います。
 新型コロナウイルス感染症による未曾有の危機は、ともすれば分断と隔絶に傾きがちな国際社会を、連携へと引き戻しました。過去75年間、多国間主義は、課題に直面する度、強くなり、進化してきました。今回の危機も協力を深める契機としたく、皆様に連帯を呼びかけたいと思います。
議長、北朝鮮による拉致問題は、国際社会の重大な関心事項です。私自身も、この問題に長年取り組んできました。今年、拉致被害者の御両親お二人が、お亡くなりになりました。必死に救出活動に取り組まれながら、最愛の子どもとの再会を果たすことなく旅立たれた御家族の思いを想像するだけで、胸を締め付けられる思いです。拉致被害者御家族が御高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。日本として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指す考えに変わりはありません。日本の新しい総理大臣として、私自身、条件をつけずに金正恩委員長と会う用意があります。日朝間の実りある関係を樹立していくことは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定にも大きく寄与するでしょう。あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で行動していきます。

「ニュース解説」は9月24日日韓首脳電話会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。過去幾度も登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」が出ている。今日の一曲でもよく登場している。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、6月に収録した弟、松木信弘さんから拉致問題解決のための国際社会へ向けたメッセージである。
続いて9月19日山形市での共同公開収録から、佐藤孝弘山形市長の激励メッセージが出ている。

1300の「しおかぜ」はジャミングが強く受信状態は悪い。月曜日は日本語放送で、失踪者。拉致被害者の氏名読み上げである。今回の世曲げは9月7日、21日と同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は5920と7325kHzがクリアーに聞こえている。ジャミングは全く聞こえない、この時間は出ていないことが多い。先週放送された「ふるさとの風」が出ているのでジャミングを変えないようだ。7325kHzは1425にCRIのキャリアーにつぶされてしまう。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信も回復、タシケント送信とともに強力である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからも2019年12月と2月に収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2020年8月24日、9月4日、14日、24日と同じ内容である。

  
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2020年10月05日

10月4日「しおかぜ」

4日、日曜日1300の「しおかぜ」はジャミングが強く聞きづらい。昨日と同じ番組で日本語放送から出ている。いつものように周波数アナウンスから、次に9月19日(土)に山形市で北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が開催された。その際収録された失踪者家族のメッセージが出ている。
2015年に北朝鮮で拘束され一昨年解放され、帰国した韓国系米国人キムドンチョル(金東哲)博士からのメッセージが朝鮮語のまま出ている。
「救出への道コーナー」は9月21日付産経新聞一面に掲載された「めぐみへの手紙」が読まれている。

1300の「イルボネパラム」は11875と9465kHzが強力である。9940kHzは弱く音にならない。MUFが低く500kHzの違いでこれだけの差が出ている。
1330の「ふるさとの風」は11875、9705kHzが強い、9455kHzも若干弱いが実用レベルである。
「ふるさとの風ニュース」は9月16日、総理就任の会見で冒頭発言が出ている。ふるさとの唱歌は「どんぐりころころ」である。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、GO-BANG'S 「あいにきて I・NEED・YOU!」が出ている。今年5月にも登場している。日本語は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。1430の今日の一曲でも頻繁に出ている。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへ、長男飯塚耕一郎さんから、2020年6月22日に収録した国際社会へ向けたメッセージが出ている。

1405の5920と7325kHzもジャミングは出ているがこの時間は弱い、番組の聞き取りは十分可能である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが聞こえている。台湾送信はこの時間弱い。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮語」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。この番組は2020年8月23日、9月2日、13日、23日と同じ内容である。

  
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2020年10月04日

10月3日「しおかぜ」

10月3日、土曜日1300の「しおかぜ」はジャミングが強くかなり聞きづらい。しかし西日本以西では八俣の電波が強くクリアーに聞こえている。土曜日は日本語放送から、
2015年に北朝鮮で拘束され一昨年解放され、帰国した韓国系米国人キムドンチョル(金東哲)博士からのメッセージが朝鮮語のまま出ている。日本語訳はここで
「救出への道コーナー」は9月21日付産経新聞一面に掲載された「めぐみへの手紙」が読まれている。実際に放送された内容は以下のとおりである。
 めぐみちゃん、こんにちは。元気ですか。夏の酷暑がようやく和らぎ、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。43年もの忍耐の日々が続き、今年も気付けば9月です。本当に、いつになれば、すべての拉致被害者が帰国できるのかという怒り、情けなさ、もどかしさと向き合いながら、一生懸命、拉致事件の解決を呼びかけています。
 今、日本では大きな政治の動きがあります。拉致問題の解決を最優先、最重要課題に掲げてきた安倍晋三首相が辞任され、拉致問題を担当する菅義偉官房長官が首相に就任されました。
 私たちはこれまで、十数代にわたるすべての政権を心の底から信頼し、被害者救出を託してきました。それは今後も変わりません。無慈悲な国家犯罪で連れ去られた子供たちに、祖国の土を踏ませる最後の決め手は、政治のゆるぎない決意と行動力に他なりません。
 平成14年9月17日の日朝首脳会談で、北朝鮮はやっと拉致を認め謝罪しました。新潟でめぐみが姿を消してから20年を経て、平成9年に北朝鮮で生きていることが分かり、全国の被害者家族、支援者の皆さまと団結してようやく解決の頂に差し掛かったと思ったのもつかの間、地獄に突き落とされました。
 その後、被害者死亡の証拠や説明は嘘だと分かりました。めぐみだとして送られてきた「遺骨」は、まったく別人の骨と鑑定されました。矛盾が暴かれるたび、生きたあなたの吐息を感じ、闘い続けることができました。
 拉致の残酷さは、被害者の姿が見えず、声も聞こえず、無為な時が、じりじりと過ぎることです。まさに「生殺し」の日々です。でも、拉致被害者はもっと辛く厳しい時を北朝鮮で耐え忍び救いを待っています。
 これほど非道なことがあるでしょうか。拉致事件はまさに「命」の問題です。
 国民の皆さま。どうか今一度、捕らわれた子供たちの姿を思い描き、救出へ声をあげてください。そして政治家、官僚の皆さま。与野党の違い、さまざまな立場の違いを越えて、議論を交わし、知恵を絞り、被害者を帰国させるため、全身全霊を尽くしてください。
 日本が一丸となり、拉致事件という「国家の恥」を一刻も早くすすいで、日本のみならず、世界にとって幸せな未来がもたらされることを願ってやみません。
 今年も気が遠くなるような暑さが続き、84歳のおばあちゃんになってしまったお母さんは、いつ倒れてしまうか不安にかられつつ、あなたに会いたい一心で、日々を過ごしてきました。
 年を重ねると、老いや病と直面します。食べることさえ、しんどく感じることがあります。これが「生」の実感なのでしょうか。
 6月に天に召されたお父さんは、祭壇に飾った写真の中でニッコリとほほ笑んでいます。「お父さん、おはよう。がんばろうね」と毎朝呼びかけ、祈ります。立派に闘い抜いたお父さんを、明るく天に送りましたが、あなたと再会するため病室で必死に命の炎を燃やした心中を思うとき、体の真ん中をもぎ取られたような寂寥感(せきりょうかん)が漂ってきます。
 拉致事件について菅義偉首相は「解決に全力を傾ける」と誓われました。拉致問題担当大臣に再び就かれた加藤勝信官房長官も「あらゆるチャンスを逃さず、1日も早い帰国につなげていく」と約束なさいました。必ず行動に移していただけると強く期待します。 首相の職を辞された安倍晋三さんも、必ずお体を回復され、再び私たち家族とともに力強く取り組んで頂けることを祈っています。
 拉致事件から長すぎる時間が過ぎ、被害者も家族も年老いて、残された時は本当にわずかです。だからこそ、私たちには「結果」がすべてなのです。
 どうすれば、良き結果がもたらされるのか。国内外を訪ね、たくさんの人に訴えました。国会の議場で政治家の皆さまに尽力をお願いしたこともあります。
 もがき苦しみ、命がけで行動し、たくさんの方の力添えがあってなお、事が進まない現実に、複雑な拉致問題の暗い闇を垣間見るような気がしています。まずは、日本国が一丸で立ち向かわないと、高い壁を突き破ることはできません。
 だからこそ、すべての国民、拉致事件を知らない若い世代の方々にも事実を知り、解決を後押ししていただきたいのです。かつて日本に工作員が入り込み、大切な若者を次々と北朝鮮へ連れ去りました。国外でも日本人が同じように拉致されました。多くの人々が捕らわれたままなのです。
 これほど重大で非道な事件がなぜ起きたのか。同じような惨劇が起こらないと言い切れるのでしょうか。問題の根源を見据え、すべてをすっきり解決しなければ日本の未来を安心して子供たちに引き継げません。
 めぐみちゃん、頼りないお母さんですが、毎日、あなたを思い、何とか暮らしています。お父さんもニコニコほほ笑み、私たちを見守っているはずです。どうか、どうか、力強く生き抜いて、救いを待っていて。子供の時と同じように、弾ける笑顔で「ただいま!」と声をあげ、元気に帰ってくることを信じています。

「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、市川健一さんからのメッセージで2019年9月国民大集会での収録から。後半1330は朝鮮語、次第にジャミングも弱くなり八俣の電波が強くなってきた。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信はほとんど聞こえない。11875kHzだけが強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1405の7325と5920kHzは強力である。ジャミングはわからない。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」も各波良好である。台湾送信も持ち直している、9560、9450kHzもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日、9月1日、12日、22日と同じ内容である。

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2020年10月03日

10月2日しおかぜにジャミング

9月29日に周波数変更をした「しおかぜ」。4日目にして6090kHzは強烈なジャミングにつぶされてしまった。6040kHzにも出てきたが、こちらは5kHz上のスーパージャミングの方が強い。金曜日は朝鮮語放送が聞こえている。

1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケントの11875kHzが強力である。台湾送信はスキップ、ほとんど聞こえない。この時間は一週間同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、GO-BANG'S 「あいにきて I・NEED・YOU!」が出ている。今年5月にも登場している。
1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。1430の今日の一曲でも頻繁に出ている。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへ、長男飯塚耕一郎さんから、2020年6月22日に収録した国際社会へ向けたメッセージが出ている。1357番組終了後11875kHzはENC Musicが1400まで流れている。

1405の「しおかぜ」へのジャミングは弱い、5920kHzには出ていない。いうまでもなくこの時間はふるさとの風が放送されていることからこうした対応なのだろう。受信状態はおおむね良好である。

1430の「ふるさとの風」は11995kHzが強力である。、このタシケント送信いつもバックでヒンディー語聞こえている。ほかの周波数で出ているFEBA放送が混線しているようだ。9560、9450kHzも幾分回復、よわいながらも聞こえている。いつもの強さはないがクリアーである。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年1月の共同公開収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。この番組は2020年8月21日、31日、9月10日、21日と同じ内容である。

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2020年10月02日

10月1日「しおかぜ」

10月1日、木曜日の台湾送信はほとんど音にならない。日没とともに急降下している。RTIの日本語11695kHzは強力に入感していたが、すでに0740kHzはスキップ、ほとんど聞こえなかった。
1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケント送信の11875kHzが強力に聞こえている。台湾より遠方の局はよく聞こえているので、打上角の問題もあり、ちょうどスキップゾーンに入ってしまうのだろう。

同じ1300の「しおかぜ」は強力である。6040と6090kHzにジャミングは出ていない。前半はきわめて強力、しかし後半はやや弱くなってきた。6040kHzは上からのジャミングで聞きづらい。木曜日は英語放送である。

1405の5920と7325kHzもジャミングはない、受信状態は概ね良好である。開始と終了アナウンスは「しおかぜ」、番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzの3波である。しかし台湾送信2波は弱く時々音になるレベルである。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」である。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2020年8月20日、30日、9月9日、20日と同じ内容である。

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2020年10月01日

9月30日「しおかぜ」

昨日29日に周波数変更をした「しおかぜ」、まだジャミングは移動していない。6090kHzは同波のCNR6の混信があるものの、クリアーに聞こえている。6040kHzは上からのジャミングで受信状態は悪い。ほかにも空きチャンネルはいくらでもあるのに、なぜか「しおかぜ」はこうした周波数が好みのようだ。
今回は5月27日から使用された周波数と全く同じである。水曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は11875kHzが強力である。台湾送信は昨日ほどの強さはないが十分実用レベルで聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は9月16日、総理就任の会見で冒頭次のように述べている。
 外交及び安全保障の分野については、我が国を取り巻く環境が一層厳しくなる中、機能する日米同盟を基軸とした政策を展開していく考えです。国益を守り抜く、そのために自由で開かれたインド太平洋を戦略的に推進するとともに、中国、ロシアを含む近隣諸国との安定的な関係を築いていきたい、このように思います。
 戦後外交の総決算を目指し、特に拉致問題の解決に全力を傾けます。この2年間、拉致問題担当大臣を兼務し、この問題に取り組んできました。米国を始めとする関係国と緊密に連携し、全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、引き続き全力で取り組んでまいります。
 まず、この拉致問題については、安倍政権同様、最重要、政権の課題であります。それは私自身も安倍総理と出会い、付き合いがあったのは拉致問題でありましたから、それ以来、今日まで拉致問題に取り組んできています。
 特に拉致被害者の御家族の方が御高齢になる中に、拉致問題の解決は一刻も猶予がない。引き続き米国と緊密に連携しながら、執り行っていきたいと思いますけれども、私自身、総理大臣に就任をしましたので、不退転の決意で、この問題は自らが先頭に立って取り組んでいきたい。そうした決意で対応していきたい、このように思っています。
 横田さんのお父さん、めぐみさんを引き合わせることができなくて、お亡くなりになられましたけれども、本当に申し訳ない思いでいっぱいであります。

9月20日総理は、オーストラリア連邦のスコット・モリソン首相及びアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領との電話会談について次のように述べた。
「先ほど、モリソン豪州首相、そしてトランプ大統領と電話会談を行いました。
 モリソン首相との対談では、日豪協力して対応していこうと、そういうことで一致いたしました。
 トランプ大統領からは、共に日米同盟を一層発展していこうと、そういう要請を頂きました。当然、私からは、日米同盟というのは正に地域の平和と安定のための、そのための基盤である、そうしたことを申し上げ、お互いに連携をしていこうということで一致しました。また、北朝鮮問題、新型コロナウイルス対策、ここについても両国で緊密に連携していこうということで一致しました。さらに、大統領からは、24時間いつでも何かあったら電話をしてほしいと、そういうことで一致したところであります。
 本日、早速、米国との中でお互いに連携していこうということで一致したということで、非常に手応えを感じております。これを機会に、各国首脳と電話会談を行って、日本の立ち位置を理解してもらい、お互いに連携を深めていきたい、このように思います。」

ふるさとの唱歌は「どんぐりころころ」である。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、GO-BANG'S 「あいにきて I・NEED・YOU!」が出ている。今年5月にも登場している。
1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。1430の今日の一曲でも頻繁に出ている。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへ、長男飯塚耕一郎さんから、2020年6月22日に収録した国際社会へ向けたメッセージが出ている。1357番組終了後11875kHzはENC Musicが1400まで流れている。

1430の「ふるさとの風」は11995kHzが沈没、台湾送信お9560kHzが聞こえている、同じく9450kHzは弱いがなんとか音になるレベルである。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスは間違ったままである。この番組は2020年ン8月19日、29日、9月8日、9月18日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze