2020年10月10日

10月9日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信も弱いながらなんとか音になるレベル。タシケント送信はおおむね良好である。それでも後半9705kHzは5kHz上のCNR1に飲み込まれてしまった。
相変わらずタシケント送信はバックで他の放送が混線している。「ふるさとの風ニュース」は9月28日、菅総理の国連総会での一般討論演説が出ている。
議長、皆さま、創設75周年の国連で、9月16日の総理就任後、初めての演説ができることを光栄に思います。
 新型コロナウイルス感染症による未曾有の危機は、ともすれば分断と隔絶に傾きがちな国際社会を、連携へと引き戻しました。過去75年間、多国間主義は、課題に直面する度、強くなり、進化してきました。今回の危機も協力を深める契機としたく、皆様に連帯を呼びかけたいと思います。
議長、北朝鮮による拉致問題は、国際社会の重大な関心事項です。私自身も、この問題に長年取り組んできました。今年、拉致被害者の御両親お二人が、お亡くなりになりました。必死に救出活動に取り組まれながら、最愛の子どもとの再会を果たすことなく旅立たれた御家族の思いを想像するだけで、胸を締め付けられる思いです。拉致被害者御家族が御高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。日本として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を目指す考えに変わりはありません。日本の新しい総理大臣として、私自身、条件をつけずに金正恩委員長と会う用意があります。日朝間の実りある関係を樹立していくことは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定にも大きく寄与するでしょう。あらゆるチャンスを逃すことなく、全力で行動していきます。

「ニュース解説」は9月24日日韓首脳電話会議について。
今週の一曲、朝鮮語は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。過去幾度も登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」が出ている。今日の一曲でもよく登場している。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、6月に収録した弟、松木信弘さんから拉致問題解決のための国際社会へ向けたメッセージである。
続いて9月19日山形市での共同公開収録から、佐藤孝弘山形市長の激励メッセージが出ている。11875kHzは1357から1400までENC Musicが流れている。

1300の「しおかぜ」は2波ともジャミングにつぶされている。時々ジャミングの陰から朝鮮語が聞こえている。1405は5920kHzにジャミングが出ているが弱い、7325kHzへのジャミングはない。両波ともよく聞こえている。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の11995kHzが比較的良好である。台湾送信の9560、9450kHzは弱く音にならない。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートで参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze