2020年10月25日

珍現象

「しおかぜ」と「ふるさとの風」も今日から周波数変更である。ところが今回は、1300UTCの「しおかぜ」とイルボネパラム」が同じ周波数へ出てきた。北朝鮮向け放送始まって以来の珍現象である。
どこへ出るのかわかっているはずなのに何も手を打たずにことを進める、これもお役所仕事か。即刻八俣送信は空きチャンネルへ変更すべきだろう。
「しおかぜ」と「ふるさとの風」の共同公開収録は良しとするが、共同周波数はないだろう。八俣送信と台湾送信が同じ周波数というこの事態がいつまで続くのか注視したい。
これまでも「しおかぜ」の周波数は意図的とも思えるほど中国局と同じところへぶつけているが、ついに同じ日本の局同士へも出してきた。「しおかぜ」いじめの最たるものになろう。

「しおかぜ」日本語放送
1300-1330 6145、7295

「イルボネパラム」朝鮮語放送」
1300-1330 5895、7295、9705

「しおかぜ」朝鮮語放送
1330-1400 6145、7295

「ふるさとの風」日本語放送
1330-1357 5895、7295、9705

1405の周波数も珍現象かもしれない。6045kHzはあのスーパージャミングへ自爆である。7270kHzも中国のジャミングの中へ飛び込んでいった。長年使われていることがわかりながら、「しおかぜ」の周波数だけはいじめが続いている。

「しおかぜ」にほんご放送ーふるさとの風の再放送
1405-1435 6045、7270

  
Posted by Hiroshi at 22:37Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2020年10月25日

BBC World Service

きょう25日からB20冬スケジュールへ移行している。ほぼ昨年道理の変更である。11695kHzは予定通り中国のDRM放送が0900まで出てきた。このため台湾の日本語放送はノイズをかぶってしまった。このことは予想されたことで、11月1日から周波数変更となろう。

CNRは放送開始から、CRIは0300以降放送分から周波数を変更している。心境放送は例年通り11月第二木曜日に4MHz隊へ移動すると思われる。AGM関連は0600以降変更している。

BBCの英語放送は、昔の24時間のイメージとは程遠い。BBCのサイトにも周波数は載っているが、9580kHzは1200に終了、この後は11850kHzが使われている。同じ損がポール中継である。

B20 BBC World Service
0000-0100 5875, 5970, (7465, 9560, 15310 to 0030)
0100-0200 5970, 12095

0300-0400 6195, 7285,
0400-0500 7285, 9915, 12095
0500-0600 3955drm, 5875, 6005, 6195, 12095, 13860
0600-0700 6005, 7325, 7445, 9410, 12095, 13860, 15400
0700-0800 7325, 9410, 9915, 12095, 13860, 15400, 15490
0800-0900 15620drm

1000-1200 6195, 9580, 11945
1200-1300 11850, 12065, 15310
1300-1400 9410, 12095

1500-1600 7485, 9410
1600-1700 7445, 7485, 12065, 17640, 17830
1700-1800 6195, 7265, 7445, 7485, 15400, 17830
1800-1900 6195, 7265, 7445, 7485, 9915, 11810, 15400
1900-2000 6195, 7265, 7445, 9410, 11810, 12095
2000-2100 11810, 12095
2100-2200 M-F 11810, 12095
2200-2300 3915, 5890, 5960, 6150, 6195, 7300
2300-2400 3915, 5890, 6195, 11825

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Posted by Hiroshi at 19:58Comments(0)Europe

2020年10月25日

10月24日「しおかぜ」

A20での最後の放送日である。24日土曜日は日本語放送から、6090kHzは1302にジャミングが出てきた。先週と同じ番組で、去る9月19日山形市で開催された「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録に於ける吉村 美栄子山形県知事の激励メッセージである。
続いて、地元で活躍する子供たちによる合唱が出ている。「救出への道コーナー」は千葉県柏駅頭の街頭署名での参加者らのメッセージが出ている。
1322:45の「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんからのメッセージで、2019年2月に収録したもの。緊急放送ISに次いで、日本への脱出についての注意事項が告知されている。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」

後半1330は朝鮮語番組である。共同公開収録での山形吹奏楽研究会吹奏楽団の演奏も出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも強力である。この放送も明日からは41mb以下の周波数へ変更される。この時間は5895, 7295, 9705kHzである。
1430の「ふるさとの風」は3波とも弱い、かろうじて聞き取りは可能である。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。この番組は2020年8月22日、9月1日、12日、22日、10月3日、16日と同じ内容である。明日からこの時間は、5895, 7290, 9560kHzである。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze