1300の「イルボネパラム」は9465kHzが強力である。11875と9940kHzはちょっと弱いが聞き取りは可能である。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzがクリアーに聞こえている。今日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は9月29日菅総理は総理大臣官邸で拉致被害者家族と面会した。総理は、挨拶で次のように述べた。
「本日は御多忙の中、官邸まで足を運び、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。 お嬢様の恵子さん、また、めぐみさんとの再会がかなわぬままに、有本嘉代子さん、横田滋さんがお亡くなりになり、私自身、胸が締め付けられる思いであります。改めて、御冥福をお祈り申し上げます。いまだに多くの拉致被害者の方々が北朝鮮に取り残されたままでありますことに、大変申し訳なく思います。
去る9月16日に、安倍政権を引き継いで、99代目の内閣総理大臣になりました。そして今日までの間に、外国の首脳との電話会談を行っています。トランプ大統領とも電話会談しました。この拉致問題を何としても解決に協力いただきたい。お願いをいたしました。大統領からは、拉致問題の解決、そして北朝鮮問題について、緊密に連携していく、そういう言葉を頂いております。また、中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領、こうした首脳に対しても、拉致問題解決の協力を求めました。理解を頂いております。また、国連総会の一般討論演説の中で、私自身、拉致問題の早急な解決の必要性を訴えさせていただいて、条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会談する用意がある旨、また、日朝間の実りある関係の樹立は、日朝双方にとって利益が合致する、地域の平和と安定にも大きく貢献するところであります。こうした旨を、国連総会の演説の中で、世界に向けて発信させていただいたところであります。 全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、自ら先頭に立って、あらゆるチャンスを逃すことなく、活路をひらいていきたい。その決意で、全力で交渉をしてまいります。
本日は改めて、こうして皆さんにお会いさせていただいて政権の決意を申し上げさせていただくと同時に、この機会に皆さんからその思いをお伺いさせていただきたい。そういうことで、今日はお集まりいただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。」
同席した加藤勝信官房長官の発言も出ている。面会したのは、飯塚繁雄代表、横田早紀江、浜本七郎、有本明弘、横田拓也事務局長、横田哲也事務局次長、飯塚耕一郎事務局次長、増元照明、市川健一、斉藤文代、松木信宏、松本 孟、寺越昭男、北野政男、内田美津夫、救う会から西岡力会長。
ふるさとの唱歌コーナーは「荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」である。およそ2ヶ月ごとに登場している。日本語放送は1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」が出ている。今年5月にも登場している。
1300の「しおかぜ」は6040と6090kHz、ジャミングに埋もれているが場所によってはクリアーに聞こえているようだ。月曜日は失踪者、拉致被害者の氏名生年月日などの読み上げである。今日放送分は9月14日、28日などと同じ番組である。
1405の「しおかぜ」は5920kHzに弱いジャミングが出ている、7325kHzへのジャミングはない。受信状態はおおむね良好である。この時間は先週10月5日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の11995kHzが比較的良好である。台湾送信の9560、9450kHzは弱くほとんど音にならない。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートで参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日、10月9日と同じ内容である。
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