2020年08月31日

8月30日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzの2波が良好である。まだ周波数の変更はなく、八俣からの電波はきわめて強力である。S9+50dBに迫る強さである。先週並びに昨日と同じ番組である。8月16日現在、日本の厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡者数が読み上げられている。
金正恩の視察について、去る8月7日に日本製の車レクサスLX750を自ら運転して災害地の現地へ行ったというおかしなニュースである。本来あるはずのない車がなぜ北朝鮮で走っているのか、摩訶不思議な光景である。
続いて7月27日北朝鮮が第6回全国老兵大会を盛大に開催したというニュース。実際には低調で士気低下がうかがえる。

1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケント送信がやや弱い、台湾送信は強力である。一週間続いた最後の番組が出ている。
1405の6090と7325kHzも強い、まさにローカル局並みの強さである。この時間は「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzの3波である。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」である。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2020年8月20日と同じ内容である。

  
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2020年08月30日

8月29日「しおかぜ」

29日、土曜日の「しおかぜ」はジャミングの中から聞こえている。日本語放送が出ている。最初の新型コロナウィルスの感染拡大状況についてである。先週と同じ内容である。
8月16日現在、日本の厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡者数が読み上げられている。
金正恩の視察について、去る8月7日に日本製の車レクサスを自ら運転して災害地の現地へ行ったというおかしなニュースである。本来あるはずのない車がなぜ北朝鮮で走っているのか、摩訶不思議な光景である。
続いて7月27日北朝鮮が第6回全国老兵大会を盛大に開催したというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。今年の水害にも憂慮している。
1322:47の「日本政府からご家族の声」は曽我ひとみさんから、2019年12月収録のメッセージである。そして日本への脱出に関し注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語である。

1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケントの11875kHzが若干弱い、台湾送信は強力である。いずれもジャミングは確認できない。日本政府拉致対策本部の放送にはジャミングがないということのようだ。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、中原八一新潟市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、これに対する両氏のメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが出ている。いずれもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスが間違っている。この番組は2020年ン8月19日と同じ内容である。

  
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2020年08月29日

8月28日ふるさとの風

28日午後5時から安倍総理は健康上の理由で辞意を表明した。安倍総理の最重要課題と言いながら何も進展しなかった拉致事件、これでますます解決が遠のくことになる。憲法改正が実現できず、救出へ向かくことすらできなかった。次の総理がどこまで歩みだせるのか。誰が総理になろうとも被害者が帰ることはないだろう。
そんな日も放送は続いている。1300の「しおかぜ」はジャミングが強くほとんど聞こえない。朝鮮語の出ていることだけはかろうじてわかる。今日も西日本ではクリアーに聞こえている。

これに引き換え、拉致対策本部の放送は各波強力である。ジャミングなど混信は全くない。11875、9940、9705、9465、9455kHzいずれもクリアーに聞こえている。
「ふるさとの風ニュース」は8月15日、安倍総理の全国紙戦没者追悼式における式辞が出ている。「ニュース解説」は中国要人の韓国訪問について。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、中原八一新潟市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、これに対する両氏のメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが聞こえている。各波信号は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓哉さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録のメッセージが出ている。
「ふるさとの声」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部で参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日と同じ内容である。

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2020年08月28日

8月27日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケントと台湾送信は強力である。1330の11875、9705、9455kHzが特に強い。この時間は毎日同じ番組である。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHz、2波ともジャミングで受信状態は悪い。まだ周波数変更していない。27日木曜日は英語放送が出ている。
1405の6090と7325kHzも弱い。この時間はジャミングも弱いことから聞き取りは可能である。選手放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」、11995、9560、9450kHzいずれも良好である。台湾送信が特に強い。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからも2020年1月収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。

  
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2020年08月27日

8月26日ふるさとの風

26日水曜日1300代の放送は各波強力に入感している。この時間帯は毎日同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は8月15日、安倍総理の全国紙戦没者追悼式における式辞が出ている。
 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
 あの苛烈を極めた先の大戦では、300万余の同胞の命が失われました。
 祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、遠い異郷の地にあって、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで、無残にも犠牲となられた方々。今、すべての御霊の御前にあって、御霊安かれと、心より、お祈り申し上げます。
 今日、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、終戦から75年を迎えた今も、私たちは決して忘れません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます。
 いまだ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。一日も早くふるさとにお迎えできるよう、国の責務として全力を尽くしてまいります。
 戦後75年、我が国は、一貫して、平和を重んじる国として、歩みを進めてまいりました。世界をより良い場とするため、力の限りを尽くしてまいりました。
 戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。この決然たる誓いをこれからも貫いてまいります。我が国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えながら、世界が直面している様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意です。現下の新型コロナウイルス感染症を乗り越え、今を生きる世代、明日を生きる世代のために、この国の未来を切り拓いてまいります。
 終わりに、いま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様にはご多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。

「ニュース解説」は中国要人の韓国訪問について。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、中原八一新潟市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、これに対する両氏のメッセージが出ている。
26日水曜日は1430の番組も1330と同じである。最後の日本語放送の周波数アナウンスは、朝鮮語番組、日本語番組どちらも間違っている。1457にアニメソング「鉄腕アトム」が追加されている。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが出ている。八俣からの電波は弱くほとんど聞き取れない。しかし西日本以西では2波とも強力である。水曜日は朝鮮語放送である。

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2020年08月26日

8月25日「しおかぜ」

1300に「しおかぜ」は6040kHzがジャミングで聞こえない。6165kHzは混信はあるものの十分聞き取り可能である。
火曜日は日本語放送で、2016年に失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、寒い「北鮮」でどんな生活をしているか案じている。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんからの手紙
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日、7月2日、23日、8月13日、9月3日、24日、10月15日、11月5日、26日、12月17日、2020年1月14日、2月4日、3月17日、6月2日、30日、7月21日と同じ内容である。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第二回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本へ帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」


1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は各波良好である。昨日から新しい内容の番組が出ている。この番組で流される曲は著作権上の理由から同じ曲しか許可されず、再放送の繰り返しが続いている。許可されない理由は、北朝鮮向けの放送には使ってほしくないそうだ。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「海」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組も今日の放送から最初の曲とメッセージが更新された。

  
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2020年08月25日

8月24日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。昨日弱かった台湾送信も強力である。月曜日から新しい内容の番組である。
「ふるさとの風ニュース」は8月15日、安倍総理の全国紙戦没者追悼式における式辞が出ている。
 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
 あの苛烈を極めた先の大戦では、300万余の同胞の命が失われました。
 祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦陣に散った方々。終戦後、遠い異郷の地にあって、亡くなられた方々。広島や長崎での原爆投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで、無残にも犠牲となられた方々。今、すべての御霊の御前にあって、御霊安かれと、心より、お祈り申し上げます。
 今日、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、終戦から75年を迎えた今も、私たちは決して忘れません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます。
 いまだ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。一日も早くふるさとにお迎えできるよう、国の責務として全力を尽くしてまいります。
 戦後75年、我が国は、一貫して、平和を重んじる国として、歩みを進めてまいりました。世界をより良い場とするため、力の限りを尽くしてまいりました。
 戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。この決然たる誓いをこれからも貫いてまいります。我が国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えながら、世界が直面している様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意です。現下の新型コロナウイルス感染症を乗り越え、今を生きる世代、明日を生きる世代のために、この国の未来を切り拓いてまいります。
 終わりに、いま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様にはご多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。

「ニュース解説」は中国要人の韓国訪問について。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、中原八一新潟市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、これに対する両氏のメッセージが出ている。
最後の日本語放送の周波数アナウンスは、朝鮮語番組、日本語番組どちらも間違っている。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzの2波が良好である。ほぼジャミングを抑えて特に6165kHzはクリアーに聞こえている。月曜日は日本語放送で、これまで通り失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。後半は次第に弱くなりほとんど聞き取りできない。この番組は7月13、20、27日と同じ内容である。
1405の7325と6090kHzはジャミングも弱くほとんどわからない。ただ八俣の電波も弱く混信が目立つ。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、11995kHzが良好である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからも2019年12月と2月に収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は最初の曲が変更されたのみで、メッセージなど番組本体は同じ内容である。

  
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2020年08月24日

8月23日ふるさとの風

23日、日曜日、1300代の朝鮮語と日本語放送、いつになく弱い。台湾送信は核はスキップ状態である。タシケントの11875kHzは良好である。一週間続いた最後の放送である。
「ふるさとの風ニュース」は安倍総理の8月6日広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式あいさつが出ている。今週の一曲、朝鮮語は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、ピンキーとキラーズの「恋の季節」が出てきた。久しぶりの登場である。
日本語放送のふるさとの唱歌は「荒城の月」である。「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、伊木米子市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、両氏の挨拶が出ている。周波数アナウンスなどがあり1357に終了している。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが出ているが、これも弱い。どちらもジャミングにかき消され、ほとんど聞こえない。昨日と同じ番組が出ていることはわかる。後半1330も弱く朝鮮語放送もほとんど聞こえない。
1405の2波も弱く全く聞き取り不可能である。6090kHzは同波の中国語が優勢である。

1430の「ふるさとの風」は11995kHzが実用レベルである。台湾送信は弱く音にならないレベル。懐かしい日本の歌は「雨降り」が出ている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2019年12月に収録したメッセージ。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録の日本語と朝鮮語(日本語放送では「朝鮮語」を一切使わないで韓国語と言っている)のメッセージが出ている。
今日の一曲は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。この番組も曲とメッセージの一部が差し替えられた。


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2020年08月23日

8月22日「しおかぜ」

土曜日の1200は15205kHzで波平女史の日本語放送が出ている。過去の放送でまだパラオから放送していると同じアナウンスを繰り返している。信号は強く受信状態は良好である。ある意味いまだに続いていることが驚きである。日本語放送はタシケント送信だが、波平女史の英語放送は世界各地から放送されている。

1300の「しおかぜ」はジャミングが強く受信状態は悪い。八俣からの電波は弱い。土曜日は日本語放送から、いつもの周波数アナウンスの後ニュースとニュース解説番組である。先週とは違う内容である。最初に新型コロナウィルスの感染拡大について、8月16日現在、日本の厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡種数が読み上げられている。
金正恩の視察について、去る8月7日に日本製の車レクサスを自ら運転して災害地の現地へ行ったというおかしなニュースである。本来あるはずのない車がなぜ北朝鮮では知っているのか、摩訶不思議な光景である。
続いて7月27日北朝鮮が第6回全国老兵大会を盛大に開催したというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。今年の水害にも憂慮している。
1322:47の「日本政府からご家族の声」は曽我ひとみさんから、2019年12月収録のメッセージである。そして日本への脱出に関し注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は特に強力である。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。この放送にはジャミングはかけられていない。
1430の「ふるさとの風」も各波良好である。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。


  
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2020年08月22日

8月21日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzの2波、ジャミングが弱いのか出ていないのか、八俣の電波がきわめて強力である。特に6165kHzはS9+50dBを超す強さである。金曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1325:25の「日本政府からご家族のメッセージ」は市川修一さんへ、市川健一さんからのメッセージが出ている。1355:30は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。
1405の「しおかぜ」は7325kHzへのジャミングが確認できるが弱い。6090kHzのジャミングは分からない。2波とも受信状態は極めて良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。この時間帯は一週間同じ番組が出ている。今週の一曲、朝鮮語は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、ピンキーとキラーズの「恋の季節」が出てきた。久しぶりの登場である。
日本語放送のふるさとの唱歌は「荒城の月」である。1357番組終了。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが強力かつクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「汽車」が出ている。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月の共同公開収録したメッセージ。そして2019年1月の共同公開収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。今週の一曲でも幾度か登場している。
11875、11995kHzなどはタシケント送信であるが、2020年7月に更新されたGoogleMapには送信建屋に、なんとこの番組名が記載されている。
その送信サイトの一部。
  
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