12日、水曜日1300の「しおかぜ」は通常番組となり朝鮮語放送が出ている。6040kHzは上下をジャミングに挟まれ苦戦している。6165kHzは同波の混信があるもののほぼ互角の勝負、聞き取りは可能である。
1405の6090と7325kHzは八俣の電波が優勢である。ジャミングの影響はほとんどない。「ふるさとの風」がクリアーに聞こえている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、タシケント、台湾送信ともに並の強さ、この暑さで電波もばて気味か。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが、この時間は幾分持ち直し強力である。この放送へのジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年2月に寄せられた手紙が代読されている。2019年は暑い夏と地震など大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日、14日、28日、5月9日、19日、30日、6月19日、7月1日、11日、21日、31日と同じ内容である。周波数は各時間台湾送信一波のみがアナウンスされているが、日本語放送の1600(日本時間午前一時)だけは間違っている。
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