昨日周波数変更を行った「しおかぜ」、先回同様、早くもジャミングを出してきた。今回も素早い対応である。それだけ「しおかぜ」の番組が気になって仕方ないのだろう。しかしどんなジャミングを出そうが必要とする人には間違いなく放送電波は届いている。
金曜日は朝鮮語放送である。八俣の電波は強くジャミングの影響は全くない。ただ6040kHzは5kHz上のジャミングもあり、若干ノイジーである。
1405の6090kHzへのジャミングは確認できない。7325kHzはノイズジャミングが出ているが八俣からの電波は極めて強い、S9+40dBを超す勢いである。この時間は先週放送されたふるさとの風」が出ている。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は3波とも強力である。特に台湾送信は強い、S9+20dB以上である。今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」である。およそ2ヶ月ごとに登場している。日本語は、1979年にヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、一年ぶりの登場である。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、2020年6月17日電話にて収録したメッセージである。
「日本政府からご家族の声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんからのメッセージ、2020年1月収録。続いて松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月のメッセージ。スケジュールなどのアナウンスがあり、1357終了。
1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが、この時間も強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年2月に寄せられた手紙が代読されている。2019年は暑い夏と地震など大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日、14日、28日、5月9日、19日、30日、6月19日、7月1日、11日、21日と同じ内容である。周波数は各時間台湾送信一波のみがアナウンスされている。
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