2020年08月29日

8月28日ふるさとの風

28日午後5時から安倍総理は健康上の理由で辞意を表明した。安倍総理の最重要課題と言いながら何も進展しなかった拉致事件、これでますます解決が遠のくことになる。憲法改正が実現できず、救出へ向かくことすらできなかった。次の総理がどこまで歩みだせるのか。誰が総理になろうとも被害者が帰ることはないだろう。
そんな日も放送は続いている。1300の「しおかぜ」はジャミングが強くほとんど聞こえない。朝鮮語の出ていることだけはかろうじてわかる。今日も西日本ではクリアーに聞こえている。

これに引き換え、拉致対策本部の放送は各波強力である。ジャミングなど混信は全くない。11875、9940、9705、9465、9455kHzいずれもクリアーに聞こえている。
「ふるさとの風ニュース」は8月15日、安倍総理の全国紙戦没者追悼式における式辞が出ている。「ニュース解説」は中国要人の韓国訪問について。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、中原八一新潟市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、これに対する両氏のメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが聞こえている。各波信号は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題開設は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓哉さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録のメッセージが出ている。
「ふるさとの声」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部で参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze