29日、土曜日の「しおかぜ」はジャミングの中から聞こえている。日本語放送が出ている。最初の新型コロナウィルスの感染拡大状況についてである。先週と同じ内容である。
8月16日現在、日本の厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡者数が読み上げられている。
金正恩の視察について、去る8月7日に日本製の車レクサスを自ら運転して災害地の現地へ行ったというおかしなニュースである。本来あるはずのない車がなぜ北朝鮮で走っているのか、摩訶不思議な光景である。
続いて7月27日北朝鮮が第6回全国老兵大会を盛大に開催したというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。今年の水害にも憂慮している。
1322:47の「日本政府からご家族の声」は曽我ひとみさんから、2019年12月収録のメッセージである。そして日本への脱出に関し注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語である。
1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケントの11875kHzが若干弱い、台湾送信は強力である。いずれもジャミングは確認できない。日本政府拉致対策本部の放送にはジャミングがないということのようだ。
今週の一曲、朝鮮語は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。今月の今日の一曲でも登場している。日本語放送は、1976年のヒット曲、研ナオコの「ラララ」が出ている、2017年7月以来の登場である。
「ふるさとの声」は7月15日、藤原大臣政務官は、中原八一新潟市長から北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める要望書を受領、これに対する両氏のメッセージが出ている。
1430の「ふるさとの風」は11995、9560、9450kHzが出ている。いずれもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年1月の収録である。次に2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。最後に日本政府認定拉致被害者の氏名、連絡先の告知、日本語と朝鮮語のスケジュールアナウンスなどがあり1500番組終了。日本時間午前一時と二時の周波数アナウンスが間違っている。この番組は2020年ン8月19日と同じ内容である。