2025年07月15日

7月14日ふるさとの風

14日1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzのジャミングが結構うるさい。台湾送信は強く聞き取りは十分可能である。1330の「ふるさとの風」は9705kHzがジャミングもなく良好である。いずれの時間もタシケント送信の15475kHzは良好である。ジャミングと思われるノイズもあるが、ほとんど影響はない。
月曜日から新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は5月31日札幌市で開催された共同公開収録では、鈴木直道 北海道知事及び秋元克広 札幌市長からの、拉致被害者等を励ますビデオメッセージが上映されました。
 また、拉致の可能性を排除できない行方不明者である、いわゆる特定失踪者 紙谷慶五郎さん、圭剛さん、礼人さん、速水さん親子の御家族(慶五郎さんの娘で、圭剛さん、礼人さん、速水さんのきょうだい)である北越優子さんと、特定失踪者 古川了子さんの姉で、特定失踪者家族会事務局長の竹下珠路さんからは、拉致被害者等へ向けた心からのメッセージが発信されました。 
 共同公開収録の後半では、拉致被害者の救出を願うライブコンサートが行われ、地元札幌市からは、札幌市立月寒東小学校合唱団と札幌市立真栄中学校合唱部が出演し歌声を披露したほか、 ゲストとして歌手のYAMATOさん、宇佐美由美子さんも出演し、それぞれ思いを込めた楽曲が披露された。当日収録された特定失踪者古川了子さんの姉で、特定失踪者家族会事務局長の竹下珠路さんのメッセージが出ている。
ふるさとの唱歌コーナーは「ないしょ話」である。これは日本語放送のみに出ている。
今週の一曲、朝鮮語放送は1993年のヒット曲、ORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。実際には宇多田ヒカルが先に出ている。日本語放送は1977年のヒット曲で狩人の「あずさ2号」である。
朝鮮語放送は1328に停波するため尻切れである。

1300の「しおかぜ」は6040kHzにジャミングが出ているが、概ね八俣の電波が優勢である。先週金土と同じ番組が出ている。引き続きこの時間は一波での放送が続いている。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzの台湾送信2波が強力である。ジャミングは出ていない。14日、月曜日はこの時間も1330と同じ番組である。

  
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2025年07月14日

7月13日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040kHzが強力である。いつものようにジャミングは出ているが、八俣の電波がはるかに強く、影響はほとんどない。日曜日は過去に放送された番組の再放送が続いている。
2023年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1978年に鹿児島県で拉致された増元るみ子さんの弟さん増元照明さんのメッセージ。
1978年に東京都で拉致された田口八重子さんの義姉飯塚綾子さんのメッセージ。
1978年に新潟県で拉致された曽我ミヨシさんの娘、自身も拉致され2005年に帰国した曽我ひとみさんのメッセージ。
1979年に山形県で失踪した大脇忠雄さんの妹板野佳子さんのメッセージ。
1981年に三重県で失踪した辻與一さんの兄辻太一さんのメッセージ。
1983年にイギリスで拉致された有本恵子さんの父有本明弘さんのメッセージ。
1984年に山梨県で失踪した山本美保さんの妹森本美砂さんのメッセージ。

前半は以上の方々のメッセージが放送された。後半1330からも日本語放送で、2023年10月21日に収録したメッセージである。
1985年に兵庫県で秋田美輪さんの姉吉見美保さんのメッセージ。
1987年に大阪府で失踪した沈静玉さんの母代理で福岡紀子さんのメッセージ。
1987年に埼玉県で佐々木正和さんの姉佐々木美智子さんのメッセージ。
1988年に宮崎県で失踪した水居明さんの息子水居徹さんのメッセージ。
1990年に岡山県で失踪した清水桂子さんの妹・羽原美喜子さんのメッセージ。
1991年に韓国で失踪した大政由美さんの母大政悦子さんのメッセージ。
1991年に埼玉県で失踪した佐々木悦子さんの母佐々木アイ子さんのメッセージ。
1991年に静岡県で失踪した橘邦彦さんの両親橘智子さんと橘哲夫さんのメッセージ。
1993年に千葉県で失踪した田中正道さんの妹村岡育世さんのメッセージ。
そして、この集会で収録された一般の方からのメッセージが最後に出ている。

この番組は2024年1月3日、7日、11日、17日、27日、2月11日、3月10日、4月7日、5月5日、6月2日、30日、7月28日、8月18日、9月22日、10月20日、11月17日、12月15日、2025年1月26日、2月23日、3月23日、4月20日、5月18日、6月15日に放送されている。

1300の「にっぽんの風」は15475、9940、9455kHzが良好である。3波ともジャミングは出ていない。1330の「ふるさとの風」もジャミングは出ていない。15475、9705、9455kHzが良好である。今日までの一週間同じ番組が続いた。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが良好である。この時間の放送にジャミングは出ていない。日曜日は1330と同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が北海道札幌市で開催された。紙谷慶五郎さん、圭剛さん、礼人さん、速水さん親子の御家族である北越優子さんからのメッセージが出ている。
「ニュース解説」は韓国大統領の動向についてなど。日本訪問が実現するのか注目される。
「今週の一曲」は5月31日札幌市で開催されたライブコンサートから、札幌市立真栄中学校合唱部による「花」「涙そうそう」「あすという日が」の3曲が出ている。

  
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2025年07月13日

7月12日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040kHzが良好である。八俣の電波は極めて強く、ジャミングの影響は全くない。土曜日は日本語放送から、昨日と同じ番組である。
後半1330は朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。この時間ジャミングは出ていない。受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌は「四季の歌」が出ている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19才)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ミヨシさんへ、娘さんの曽我ひとみさんから2024年11月23日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、同じく2024年5月11日の国民大集会から。2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2019年12月に収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2025年1月30日、2月9日、19日、3月2日、12日、22日、4月3日、20日、30日、5月11日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日と同じ番組である。

  
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2025年07月12日

7月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6040kHzが良好である。開始時ジャミングは出ているが、相変わらず停波を繰り返している。金曜日は日本語放送から、去る5月31日、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が北海道札幌市で開催された。当日行われたライブコンサートから、札幌市立月寒東小学校合唱団による「にじ」「おぼろ月夜」「地球へ」の3曲が披露されている。
続いて、拉致問題に関する国連の動きについて、7月2日、来日したエリザベス・サルモン国連北朝鮮人権問題特別報告者と特定失踪者家族が面会しました。
 面会に参加したのは竹下珠路特定失踪者家族会事務局長(古川了子さんの姉)・森本美砂同事務局次長(山本美保さんの妹)、早坂勇治さん(早坂勝男さんの兄)、佐々木美智子さん(佐々木正和さんの姉)、酒井とよみさん(鈴木清江さんの妹)の5人で、ソウルでサルモンさんに会っている竹下さん以外は以前の特別報告者も含め特別報告者との面会は初めてでした。
 ご家族からはそれぞれの家族の状況を訴え、その後意見交換が行われました。サルモン特別報告者からは「なぜ日本政府は拉致認定しようとしないのか」などの質問もありました。またサルモンさんは元々国際法が専門の学者ですが、「本人だけでなく家族も苦痛を受けている被害者であり、捜査や情報の共有なども含めて補償を受ける権利を有している。ご家族が罪の意識を持っている場合があるが罪悪感を持たないでほしい」という趣旨のお話は新鮮でした。
 また、国連の普遍的・定期的レビュー(UPR)についての説明もあり、日本から北朝鮮に対して行う場合は市民社会からの情報を得て行うべきとのことでした。ご家族からすればそのために政府から情報提供を求められたことはなく、色々な意味で今後の活動にも参考になりました。
 なお、私の方からは去る2月の金正恩宛レポートについて、次の機会に記載してもらいたいリストを英訳(仮訳)したものを手渡して協力をお願いしました。サルモン報告者は明日は新潟で大澤昭一さん(大澤孝司さんの兄)・中村クニさん(中村三奈子さんの母)と県庁で面会の予定です。

救出への道コーナーは増元輝明さんから、2024年作文コンクール高校生の部最優秀賞作品の朗読である。
風化させないために僕ができること 鹿児島県立甲南高等学校 一年 福留 豪希
 僕は2008年8月12日に生まれた。その年より30年前の8月12日、日置市吹上浜で一組の男女が北朝鮮に拉致される事件が起きた。いわゆる日本人拉致事件の一つだ。
 僕が拉致問題について知るきっかけとなったのは、平壌放送という北朝鮮のラジオ放送を偶然聞いたことだ。聞き慣れない言葉に興味が沸き、北朝鮮について調べていくなかで拉致問題を知った。
さらに被害者家族が身近に存在することも知った。日々穏やかに過ごしていた家族を突然奪われる悲しみや苦しみはどれほどのものか。そして、家族を奪われたまま46年の月日が流れ、被害者家族
以外の人々は事件があったことを忘れ、若い世代は知ることさえもなくなり、拉致事件は風化してゆく。
「風化」に対して、自分でも何か出来ることはないか。僕は、2023年夏、拉致被害者家族である市川健一さん龍子さんご夫妻に直接話をうかがうことにした。訪れた市川さん宅には願いの込め
られた「カエル」の人形やぬいぐるみなどがたくさん置かれていた。1978年8月12日、健一さんの弟修一さんは交際していた増元るみ子さんと一緒に吹上浜に夕日を見に行った後、行方が分から
なくなった。15年を経た1993年、北朝鮮に拉致されたという事実が明らかになる。それまでの15年間、家では修一さんの話題は避けられていた。思い出すと悲しく辛い思いを両親がするからだ。
「どこにいてもいい。元気でいてくれたら」修一さんの無事を願う母親トミさんの言葉だ。しかし、トミさんも父親の平さんも修一さんとの再会を果たせないまま亡くなった。今、健一さんご夫妻は、自分たちが存命のうちに修一さんとの再会を果たしたいと強く願っている。進展が見られない現状への焦りや歯がゆさ、なによりも拉致問題が風化してしまうことへの不安を抱えながら、日々の生活を営みながら、講演活動や署名活動を様々な場で続けている。この真実を多くの人に知ってもらうことが風化させないために大切だと考えた僕は、中学校の課題研究で拉致問題についてポスター発表をした。しかし、周囲の反応はとても薄かった。このままではいけない。僕は、市川さんご夫妻に直接お話してもらうのが一番だと思い、中学校で講演をしていただいた。みんな真剣に話を聞き、涙を流す人さえいた。それほど心に響く被害者家族の言葉だった。
 僕にとって8月12日は誕生日だからおめでたい日だ。だが、拉致事件を知ってからは被害者に思いをはせる日にもなっている。そうすることが風化させない唯一の方法なのだ。「修ちゃんカエル、必ず帰る」被害者家族の願いが叶うよう、拉致問題を若い人たちにも知ってもらい風化させないために、僕にできる行動を続けていきたい。

日本政府からご家族の声は市川修一さんへ、市川健一さんからのメッセージが出ている。

  
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2025年07月11日

7月10日ふるさとの風

10日1300の「しおかぜ」は6040kHz一波での放送が続いている。ジャミングは出ているが八俣の電波が強く影響はない。木曜日は前半、後半とも朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」は9940kHzがジャミングでやや聞きづらいが、9455kHzは良好である。1330の「ふるさとの風」は9455と9705kHzが強力に入感している。ジャミングはない。

1405の6145と7295kHzにジャミングは出ていない。この時間は八俣送信2波での放送となっている。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。この番組は1705に5980と6070kHzでも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。この2波は台湾送信でジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。続いて拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での支援活動や29才で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2023年12月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて、2020年6月に電話収録されたメッセージが出ている。そして2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録でのメッセージ。最後に2019年5月に東京で開催された国民大集会での収録メッセージから。今日の一曲は1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」である。この番組は2024年3月27日、4月2日、8日、19日、29日、5月9日、21日、31日、6月10日、20日、7月1日、11日、22日、8月2日、12日、22日、9月3日、13日、23日、10月3日、15日、25日、11月4日、14日、21日、12月5日、27日、2025年1月6日、16日、28日、2月7日、17日、27日、3月10日、20日、4月1日、18日、28日、5月8日、20日、30日、6月9日、19日と同じ内容である。

  
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2025年07月10日

7月9日ふるさとの風

7日から短波すべてが止まっている「人民の声放送」と「希望のこだま放送」はジャミングだけがまだ垂れ流しになっている。9日現在、ジャミングが垂れ流しの周波数は、3910、3930、4450、4880、4885、4890、5995、6520、6600kHzである。

1300の「しおかぜ」は6040kHzが今日も強力である。ジャミングは完全につぶされており受信状態は極めて良好である。水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1300代の日本政府の放送も各波ジャミングはなく、あるいは弱く確認できないので、クリアーに聞こえている。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送である。
今週の一曲、朝鮮語放送は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」である。日本語放送は、5月31日札幌市で開催されたライブコンサートから、札幌市立真栄中学校合唱部による「花」「涙そうそう」「あすという日が」の3曲が出ている。

1405の「しおかぜ」は6145と7295kHzが強力である。この放送にジャミングは出ていない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzの2波が強力である。両波ともジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成したと2004年に認めている。死亡とする客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。9705kHzは1458に停波、尻切れになっている。
この番組は2024年4月18日、28日、5月8日、18日、30日、6月9日、19日、30日、7月10日、21日、8月1日、11日、21日、31日、9月12日、22日、10月2日、12日、24日、11月3日、13日、20日、12月4日、26日、2025年1月5日、15日、25日、2月6日、16日、26日、3月9日、19日、30日、4月17日、27日、5月7日、17日、29日、6月8日、18日と同じ内容である。

  
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2025年07月09日

7月8日ふるさとの風

韓国から放送されている人民の声と希望のこだま放送が、昨日7日から短波放送13波がすべて止まっている。7月6日2300UTCまで出ているのは確認している。
8日も北朝鮮からのジャミングだけが響き渡っている。

1300の「しおかぜ」は6040kHzが強力である。ジャミングは完全につぶされており、全く影響はない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」は9940kHzがジャミングで若干聞きづらい。9455kHzは弱いジャミングで影響はない。1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。きのうから新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が北海道札幌市で開催された。紙谷慶五郎さん、圭剛さん、礼人さん、速水さん親子の御家族である北越優子さんからのメッセージが出ている。
「ニュース解説」は韓国大統領の動向についてなど。日本訪問が実現するのか注目される。
今週の一曲、朝鮮語放送は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」である。日本語放送は、5月31日札幌市で開催されたライブコンサートから、札幌市立真栄中学校合唱部による「花」「涙そうそう」「あすという日が」の3曲が出ている。

1405の「しおかぜ」は6145と7295kHzが強力である。この放送にジャミングは出ていない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzが強力である。火曜日は9685kHzが開始直前にキャリアーを出している。これは9470kHzが1428まで使用していることによる。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから家族あてに手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻、八尾恵らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2024年12月収録のメッセージ、有本明弘さんは2025年2月15日に96歳で逝去された。続いて2021年12月神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1971年のヒット曲、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」である。この番組は4月26日、5月6日、16日、28日、6月7日、17日と同じ内容である。

  
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2025年07月08日

7月7日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6040kHzが良好である。強烈なパルスジャミングは開始30分も前から出している。しかし八俣の強力な電波にほぼ押しつぶされている。1311にジャミングは停波、その後は数分おきに出たり止まったり、ジャミングもまともに出せない状況のようだ。ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」はさる5月31日、札幌市で開催された「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録において、特定失踪者、紙谷慶五郎さん、圭剛さん、礼人さん、速水さん親子の御家族である北越優子さんと、特定失踪者家族会事務局長の竹下珠路さんからのメッセージが出ている。
「救出への道コーナー」は増元輝明さんから、2024年度作文コンクール中学生部門特別賞作品が読み上げられている。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お姉さん市川龍子さんからのメッセージ、2020年6月の電話収録である。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が告知されている。
後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。この番組は2025年6月27日、28日、30日、7月4日、5日にも放送されている。

1300の「にっぽんの風」は9940kHzがほぼジャミングにつぶされている。9455kHzはジャミングは出ているが良好である。1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が北海道札幌市で開催された。紙谷慶五郎さん、圭剛さん、礼人さん、速水さん親子の御家族である北越優子さんからのメッセージが出ている。
「ニュース解説」は韓国大統領の動向についてなど。日本訪問が実現するのか注目される。
今週の一曲、朝鮮語放送は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」である。日本語放送は、5月31日札幌市で開催されたライブコンサートから、札幌市立真栄中学校合唱部による「花」「涙そうそう」「あすという日が」の3曲が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが強力である。両波ともジャミングは出ていない。この番組だけ最初の歌が出ていない。まず横田めぐみさんへ、横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2024年11月23日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2024年6月5日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。
めぐみちゃん、こんにちは。6月を迎え、日本は穏やかな春日和から、少しずつ、夏の気配を感じるようになりました。あなたとの再会を切望していたお父さんが天に召されてから、5日で4年が過ぎ去りました。
長い間、ともに歩んだお父さんは、今もそばにいるような気がします。ニコニコと柔らかくほほえむ遺影に、「おはよう」と声をかけるのが、お母さんの日課です。その日の出来事を語ったり、お花や、大好きだったお酒を供えたり。
ただ、めぐみちゃんや他の拉致事件のことを語りかけるとき、ひどく情けなく、悔しい思いにさいなまれます。「なかなか進まないね」「どうすれば解決するのかな」。庶民の力は遠く及ばない国同士の交渉には、祈るしかありません。
最近の北朝鮮には、軟化の〝兆し〟があるという人もいます。
元日の能登半島地震では、岸田文雄首相に宛てて、最高指導者の金正恩氏がお見舞いの電報を寄せたそうです。日朝首脳会談の開催を予感させる発信もありました。
それでいて突然、交渉を拒む姿勢をたたきつけてくる北朝鮮に、「一筋縄ではいかない相手」との思いを改めて強くしています。
拉致事件は絶望と、もどかしさの連続でした。
平成14年9月、史上初の日朝首脳会談が開かれるとき、私もお父さんも、政治にかつてない前向きな力を感じていました。しかし、北朝鮮はめぐみたちを「死亡」などと主張し、捏造(ねつぞう)した死亡診断書や偽の「遺骨」まで提出してきました。
およそ10年前の26年5月には、日朝間の「ストックホルム合意」で、北朝鮮が拉致事件の再調査を約束しましたが、結局は頓挫しました。
明るい希望が見えたかと思えば、夜露のごとく消え去る。そんなことが繰り返されてきました。
お母さんは、今の日朝関係に、わずかな期待を寄せています。岸田首相と金正恩氏との間に、今までとは少し違った「穏やかな思い」が重なっていくのではないかと、希望を抱いています。
このような局面だからこそ、日本政府は北朝鮮の態度に一喜一憂せず、毅然(きぜん)と交渉を進めていただきたい。私たちが一貫して求めてきた「全被害者の即時一括帰国」というハードルを決して下げないでいただきたい。そう切に願っています。
「どうか心を変えてください。北朝鮮にいる被害者を全員、親のもとに返してください。そしてあなたのお子さんも含めて、皆が仲良く暮らしていけるように、心を入れ替えてください」
5月の国民大集会で、お母さんは正恩氏に対し、自分でも驚くほど大きな声で、叫ぶように訴えました。実は、壇上に上がる直前まで、何を訴えるのか決めかねていました。不意に、正恩氏へ呼びかける言葉が、心に舞い降りてきたのです。
拉致被害者の親世代は次々と世を去り、残る私たちが公の場で気持ちをぶつける機会も減る中、人間として、親として、何か伝わるものがあるのではないか。そんな思いで、言葉を紡ぎました。
拉致事件は、親世代で必ず決着させると誓いながら、子供たちの世代にまで背負わせることになってしまいました。
息子の拓也たちはこの大型連休に米国へ渡り、米政府高官や議会関係者に拉致問題進展への協力をお願いしてきました。
家族会と救う会は今年、「全被害者の即時一括帰国が実現するなら、日本が北朝鮮へ科す独自制裁の解除に反対しない」との新たな運動方針を打ち出しています。
振り返れば、私たちは長年、制裁の実施や継続を訴えてきました。拓也は今回、それを変える「重い決断」に至った背景を、米側に伝えたそうです。それは、私を含めた親世代の高齢化が待ったなしの状況にあるという現実です。
拓也は面会した方々へ、私の近影を配りました。「被害者と家族が抱き合うという目標の達成のために、残された時間は本当にわずかしかない」。88歳となった老いた母の姿を示すことで、厳しい現実を伝えようと、拓也なりに知恵を絞ったそうです。
昨年、お母さんはひどい過労などで無残な体調となりました。療養後の経過は順調で、最近は元気に、前向きな気持ちで毎日を過ごしています。
でも、「命の炎」には誰しも限界があります。
国民の皆さま。感染症の流行や災害、不況や政治不信など日本は無数の困難に直面しています。しかし、この厳しい状況にあっても、遠く離れた北朝鮮から空を見上げ、帰還を願い続ける子供たちがいることを、決して忘れないでください。
どこにでもいる普通の父親だった夫、滋は「正義の結実」を見ないまま旅立ちました。
「天国に行けるんだからね。待っていてね」。いまわの際、私は耳元でそう強く伝えたことを、今もはっきり覚えています。誰にも等しく、誠実であり続けたお父さんの遺志。お母さんは天国で再会するまでに、拉致事件解決という責務を果たしたいと願っています。
日本政府は、私たちの必死の思いを受け止め、何としてでも全被害者を奪還するという気概を持って、一刻も早く事態を動かしてください。解決への具体的戦略を描き、意志として相手に伝え、実行に移してください。
めぐみちゃん。これほど辛(つら)く長い時間、待たせてしまって本当にごめんね。だいぶ年を取ったけれど、あなたの口から「お母さん」と呼んでもらえる日が来るまで、決して諦めず、一日一日を生きていきます。あなたも健康に気を付けて、元気でいてくださいね。

そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。続いて弟さん横田拓也さんから、2024年12月14日、日本政府主催のシンポジウムでの収録メッセージから。同じく横田哲也さんから2024年12月13日国際セミナーにおける収録。この番組は2025年2月24日、3月6日、28日、4月14日、25日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日と同じ内容である。いつも1458に停波、尻切れである。

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2025年07月07日

7月6日「しおかぜ」

6日1300の「しおかぜ」は6040kHzが強力である。放送開始前からジャミングが出ているが、八俣送信が強くほとんど影響はない。
日曜日はこれまで放送された番組の再放送が続いている。一年以上同じ番組の繰り返しである。
2023年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1963年石川県能登半島沖合で拉致された寺越昭二さんの長男、寺越昭男さんからのメッセージ。
1965年神奈川県で失踪した山形キセさんの妹・伊勢フサさんのメッセージ。
1967年北海道海上で失踪した紙谷慶五郎さんの娘・圭剛さんの妹・礼人さんと速水さんの姉北越優子さんからのメッセージ。
1968年北海道で失踪した斉藤裕さんのお姉さん斉藤由美子さんのメッセージ。
1969年青森県で失踪した今井裕さんの兄今井英輝さんのメッセージ。上からの指示でこれ以上捜査するなと言われているという。
1971年埼玉県で失踪した井上克美さんの兄井上一男さんのメッセージ。
1971年鹿児島県で失踪した園田一さん・敏子さん夫妻の長女前山恵子さんのメッセージ。
1972年東京都で失踪した生島孝子さんの姉生島馨子さんのメッセージ。

そしていつもの終了アナウンスが出ている。引き続き1330からも日本語放送で10月21日に収録したメッセージである。
1972年に広島県で失踪した佐々木薫さんの弟佐々木正治さんのメッセージ。
1973年に千葉県で失踪した古川了子さんの姉と妹、足立友子さん・竹下珠路さんのメッセージ。
1974年に新潟県で失踪した大澤孝司さんの兄大澤昭一さんのメッセージ。
1974年に富山県で失踪した荒谷敏生さんの妹矢島文い同じ番組である。恵さんのメッセージ。
1976年に東京都で失踪した高野清文さんの妹高野美幸さんのメッセージ。
1977年に鳥取県で拉致された松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。
そして都立第七中学校有志からのメッセージである。

この番組は2024年1月6日、10日、16日、26日、2月4日、3月3日、31日、4月28日、5月26日、6月23日、7月21日、8月18日、9月15日、10月13日、11月10日、12月8日、2025年1月19日、2月16日、3月16日、4月13日、5月11日、6月8日に放送された内容と同じである。

1300の「にっぽんの風」は9940kHzがジャミングでかなり聞きづらい。9455kHzもジャミングは出ているが、台湾送信が優勢である。1330の「ふるさとの風」は9455と9705kHzが強力である。いずれに時間も15475kHzは若干弱いながらもクリアーに聞こえている。今日までの一週間、毎日同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は6月26日、日本、米国、豪州、韓国政府及びEUの共催で、拉致問題に関するオンライン国連シンポジウムが開催された。林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣の基調発言が出ている。発言は英語で行われており、その日本語訳が放送されている。
今週の一曲、朝鮮語放送は矢井田瞳のMy Sweet Darlin'とZOOのChoo Choo TRAINの2曲が出ている。日本語放送は1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」である。
日曜日はこのあと1430の「ふるさとの風」も1330と同じ番組が出ている。


  
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2025年07月06日

7月5日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6040kHzが良好である。八俣の電波が強く、ジャミングをつぶしている。先週並びに昨日と同じ番組が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は9455kHzにジャミングが出ている。しかし台湾送信が強く影響はない。15475、9940、9705kHzも強力である。

1430の「ふるさとの風」は9685と9705kHzが使われている。2波とも台湾送信で、10分以上前からキャリアーを出している、この時間はジャミングは出ていない。受信状態は極めて良好である。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに二才と一才の子供を預けたまま行方不明に、当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会事務局長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年2月に大分市で開催された「拉致問題を考える国民の集い」で収録したメッセージが出ている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日、26日、7月6日、18日、28日、8月7日、18日、28日、9月8日、29日、10月9日、20日、31日、11月10日、30日、12月12日、2025年1月1日、12日、22日、2月2日、23日、3月5日、15日、27日、4月6日、13日、23日、5月4日、14日、25日、6月5日、15日と同じ内容である。  
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