2025年07月09日

7月8日ふるさとの風

韓国から放送されている人民の声と希望のこだま放送が、昨日7日から短波放送13波がすべて止まっている。7月6日2300UTCまで出ているのは確認している。
8日も北朝鮮からのジャミングだけが響き渡っている。

1300の「しおかぜ」は6040kHzが強力である。ジャミングは完全につぶされており、全く影響はない。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」は9940kHzがジャミングで若干聞きづらい。9455kHzは弱いジャミングで影響はない。1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。きのうから新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録が北海道札幌市で開催された。紙谷慶五郎さん、圭剛さん、礼人さん、速水さん親子の御家族である北越優子さんからのメッセージが出ている。
「ニュース解説」は韓国大統領の動向についてなど。日本訪問が実現するのか注目される。
今週の一曲、朝鮮語放送は1993年のヒット曲、藤井フミヤの「TRUE LOVE」である。日本語放送は、5月31日札幌市で開催されたライブコンサートから、札幌市立真栄中学校合唱部による「花」「涙そうそう」「あすという日が」の3曲が出ている。

1405の「しおかぜ」は6145と7295kHzが強力である。この放送にジャミングは出ていない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。

1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzが強力である。火曜日は9685kHzが開始直前にキャリアーを出している。これは9470kHzが1428まで使用していることによる。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから家族あてに手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻、八尾恵らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2024年12月収録のメッセージ、有本明弘さんは2025年2月15日に96歳で逝去された。続いて2021年12月神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1971年のヒット曲、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」である。この番組は4月26日、5月6日、16日、28日、6月7日、17日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze