2020年08月23日

8月22日「しおかぜ」

土曜日の1200は15205kHzで波平女史の日本語放送が出ている。過去の放送でまだパラオから放送していると同じアナウンスを繰り返している。信号は強く受信状態は良好である。ある意味いまだに続いていることが驚きである。日本語放送はタシケント送信だが、波平女史の英語放送は世界各地から放送されている。

1300の「しおかぜ」はジャミングが強く受信状態は悪い。八俣からの電波は弱い。土曜日は日本語放送から、いつもの周波数アナウンスの後ニュースとニュース解説番組である。先週とは違う内容である。最初に新型コロナウィルスの感染拡大について、8月16日現在、日本の厚生労働省が発表した世界の感染者数、死亡種数が読み上げられている。
金正恩の視察について、去る8月7日に日本製の車レクサスを自ら運転して災害地の現地へ行ったというおかしなニュースである。本来あるはずのない車がなぜ北朝鮮では知っているのか、摩訶不思議な光景である。
続いて7月27日北朝鮮が第6回全国老兵大会を盛大に開催したというニュース。
救出への道コーナーは増元照明さんから。今年の水害にも憂慮している。
1322:47の「日本政府からご家族の声」は曽我ひとみさんから、2019年12月収録のメッセージである。そして日本への脱出に関し注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は特に強力である。この時間帯は毎日同じ番組が出ている。この放送にはジャミングはかけられていない。
1430の「ふるさとの風」も各波良好である。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の変革を述べている。
「今日の一曲」は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。一年ぶりの登場である。


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