2019年12月06日

12月5日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は台湾送信すべてほとんど聞こえない。時々9530kHzが浮かんでは消え、細々と聞こえている。
「ふるさとの風ニュースは11月16日の新潟県「忘れるな拉致 県民集会」から、藤原内閣府大臣政務官の挨拶が出ている。次いで「ふるさとの唱歌コーナー」は「荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と岡本真夜の「TOMORROW」の2曲が出ている。今年8月と同じ組み合わせである。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。今年8月に登場している。
「ふるさとの声」は11月16日の県民集会における花角英世新潟県知事のメッセージである。
「日本政府からご家族の声」は2019年5月ニューヨーク国連本部における講演から、八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんのメッセージである。

1430の「ふるさとの風」は、9705と9560kHzがかろうじて聞こえている。7290kHzは混信で聞き取れない。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
そしてお母さん横田早紀江さんから、2019年5月国民大集会での収録メッセージが出ている。次いで2019年9月東京で開催の国民大集会における弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。最後に同じく2019年5月の国民大集会での収録で横田哲也さんのメッセージである。
今日の一曲は1968年のヒット曲ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」である。今年2月に登場している。この番組は2019年11月25日の番組から音楽とメッセージの一部が変更されている。

  
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2019年12月05日

「しおかぜ」周波数変更

40日以上経過し、5日にようやく周波数変更が行われた。1300は7245と6145kHzに変更された。しかし相変わらず中国と同じ周波数に出る規則に倣い7245kHzはCNR2と、6145kHzも青海放送の混信がある。当然まだジャミングはないので聞き取りは十分可能である。
木曜日は前半後半とも英語放送である。

Shiokaze, December 5, 2019 ~
1300-1400 6145, 7245
1405-1435 6095, 6070
1600-1700 5955, 6020

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2019年12月05日

11月4日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzが今も使用されている。八俣からの電波はスキップ気味、受信状態は悪い。水曜日は朝鮮語放送である。1325:25の「日本政府から故郷の声」は田口八重子さんへ、本間勝さんからのメッセージである。1355:35は市川修一さんへのメッセージが出ている。
1405の「しおかぜ」は7260と7325kHzが聞こえている。7260kHzの混信もなく良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300代の朝鮮語と日本語放送は3波とも完全にスキップ状態、7295kHzが時々音になるレベル、内容の聞き取りは全くできない。最悪の受信状態である。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信の中聞こえている。なぜかわざわざ渾身のある周波数へ移動している。9705と9560kHzは音にならない。懐かしい日本の歌は「トンボのめがね」で始まった。
拉致問題開設は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2019年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年5月の国民大集会で収録のメッセージである。最後に2019年5月東京での国民大集会における飯塚耕一郎さんのメッセージである。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。今月から曲の組み合わせが変更されている。

  
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2019年12月04日

12月3日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085と7310kHzがまだ使われている。スキップ気味で、かつジャミングもあり受信状態は悪い。火曜日は、拉致被害者、失踪者家族から寄せられた肉声によるメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1354:47にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日と同じ内容で、3週ごとに再放送されている。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295kHzだけが聞こえている。9705と9530kHzは弱く音にならない。昨日から新しい内容である。ふるさとの風ニュースの後、唱歌コーナーは、「荒城の月」である。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と岡本真夜の「TOMORROW」の2曲が出ている。今年8月と同じ組み合わせである。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。8月に登場している。
周波数アナウンスなどがあり、1357に終了している。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzが混信で聞きづらい。9560kHzは実用レベルで聞こえている。9705kHzは極めて弱くほとんど聞こえない、ジャミングは3波とも全くない、出ていない。
懐かしい日本の歌「翼をください」で番組開始。局の組み合わせが変わっている。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。結婚した事実もなく、何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージは2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会からの収録。続いて2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。最後に2015年8月日本政府制作のご家族ビデオメッセージから。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2019年11月23日の放送から最初の曲が変更されたのみで、あとは同じ内容である。


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2019年12月03日

12月2日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信の3波はかろうじて音になるレベル。今日から新しい内容である。1330の「ふるさとの風」は7295kHz以外は聞こえなくなってしまった。
「ふるさとの風ニュースは11月16日の新潟県「忘れるな拉致 県民集会」から、藤原内閣府大臣政務官の挨拶が出ている。次いで「ふるさとの唱歌コーナー」は」荒城の月」が出ている。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と岡本真夜の「TOMORROW」の2曲が出ている。今年8月と同じ組み合わせである。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。8月に登場している。
「ふるさとの声」は11月16日の県民集会における花角英世新潟県知事のメッセージである。
「日本政府からご家族の声」は2019年5月ニューヨーク国連本部における講演から、飯塚耕一郎さんのメッセージである。

1300の「しおかぜ」は引き続き6085と7310kHzが聞こえている。月曜日は拉致被害者、失踪者の氏名生年月日、失踪年月、当時の年令などの読み上げが出ている。
1405の「しおかぜ」は7260と7325kHz、ジャミングの影響で若干聞きづらいが実用レベルである。

1430の「ふるさとの風」は7290、9560、9705kHzである。10分以上前からキャリアーを出しているがこの時間もスキップ気味だが、7290kHzは混信で聞きづらい、ほぼCNR1につぶされている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年5月、東京の国民大集会での収録から。そして2019年2月に収録したメッセージである。続いて弟松木信弘さんからも2019年5月国民大集会と2019年2月の収録メッセージである。
今週の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年7月29日、8月9日、19日、29日、9月10日、20日、10月10日、21日、11月1日、11日、22日と同じである。

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2019年12月02日

週替わりVOH&VOP

毎週月曜日、恒例の周波数変更ということだが、VOPは開始が遅れ、6波とも0827に一斉に始まった。この時の周波数は、3480、3910、3925、4450、6520、6600kHz。しかししばらくして3MHz帯の周波数を変更した。
3475、3905、3930、4450、6520、6600kHzで放送を続けている。

一方VOHは0723に3980、5990、6348kHzが開始、0804に4885、6250、9100kHzで開始している。

December 2, 2019
Echo of Hope
3980, 5990, 6348 0723 - 2245
4885, 6250, 9100 0804 - 0400

Voice of the People
3480/3475, 3910/3905, 3925/3930, 4450, 6520, 6600 0827/0900 -
3475, 3905, 6600 -0200
3930, 4450, 6520 -0359:15

Radio THailandは今日12月2日1300から9940kHzで日本語放送を再開した。
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2019年12月02日

12月1日「しおかぜ」

一部の情報で、12月1日からRadio Thailandの日本語放送が再開するとあったが、1日1300はこれまで通り英語放送が出ている。1日現在では日本語放送再開とはいかなかったようだ。

1300の「しおかぜ」は依然として6085と7310kHzに出ている。八俣からの電波はほぼスキップ状態、7310kHzはほとんど聞こえない、6085kHzが聞こえている。昨日と同じ番組である。後半幾分持ち直し7310kHzも強くなってきた。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信の3波がかろうじて聞こえている。一週間続いた最後の番組である。

1430の「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。台湾送信もこの時間持ち直し、特に9560kHzは強力である。7290kHzは混信が強い。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で番組開始。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんから2019年3月に収録したメッセージが日本語と朝鮮語(番組では韓国語とアナウンスしている)で出ている。続いて2018年9月、東京で開催された国民大集会で収録した日本語メッセージである。
今日の一曲は1983年のヒット曲、アルフィーの「メリーアン」が出てきた。2011年6月以来8年ぶりの登場である。この番組は2019年8月8日、18日、28日、9月7日、19日、29日、10月9日、20日、31日、11月10日、20日と同じ内容である。

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2019年12月01日

11月30日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」はまだ6085と7310kHzに出ている。八俣の電波はほぼスキップ状態、ここでの受信状態は悪い。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が聞こえている。
日本語によるニュースとニュース解説は、11月8日、理事会で発表された特定失踪者問題調査会の今後の活動について述べている。
特定失踪者問題調査会は理事会を開催し、今後の活動方針を議論した。
 調査会はこれまで「拉致の可能性のある失踪者について調査し、拉致被害者を救出する」ための活動を続けてきたが、事態が動かない現状を考え、今後は「拉致被害者を救出する。そのために国内外における調査を始め各種の活動を行う」という方針のもとに活動を進める。運動体としての活動を強化し、拉致・特定失踪者の問題について周知を図るために、コミニュティFMの活用をはじめこれまで拉致問題に触れることの少なかった地域・階層などに対する働きかけを積極的に実施する。短波放送「しおかぜ」は同時2波送信を実施することによって1波には妨害電波がかかっていない。さらに北朝鮮内部への情報注入を強化していく。
 北朝鮮が正常化され、交渉に値する政権ができ、拉致被害者救出が実現すれば日朝の国交は自然と正常化されるだろう。しかし現状では拉致問題のみならず帰国者及び日本人妻など日本人家族の問題、政治犯収容所や公開処刑などの人権問題が山積している。現状の金正恩政権には圧力を強めること以外に拉致問題を進展させる方法はありえない。私たちは日本独自の圧力をバックに1人からでも拉致被害者の救出を実現するよう政府に求め、また私たち自身が救出のための活動を行う。
 当初10月12日に予定され、台風のため来年3月1日に延期された神戸のデモ・集会では在日朝鮮人の拉致についても光を当てる予定だが、これまで顧みられなかった在日の被害者を入れれば、拉致被害者は4桁に上る可能性もある。加えて今年で60年になる北朝鮮帰還事業で北朝鮮に行った在日朝鮮人・日本人家族9万3千人も本質的に拉致に類する事件であり、北朝鮮・朝鮮総聯の責任は厳しく追及されるべきである。少なくともこれらの人々は自由な往来が許されなければならない。
 拉致と断定できない中で表に出ることを躊躇し、苦しみを抱えている多数のご家族、逆に日本に待つ家族がなくても帰国を切望している人々が多数存在する。わたしたちは特定失踪者家族会をはじめ政府・議会・自治体・関係民間団体・報道機関を含め目的を同じくする全ての団体・個人と協力して拉致被害者救出を実現する。改めて志ある皆様のご支援をお願いする次第である。
令和元年11月8日
特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

続いて、11月7日のアジアプレスのニュースから、国連などの経済制裁などから北朝鮮の警察機関なども経済難に陥っており、わいろが横行しているという話。
11月9日天皇即位を祝う式典が開かれ、拉致被害者家族も幾人か招待された。1322:35の「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。緊急放送ISに次いで、日本への脱出の際の注意喚起である。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は台湾送信が弱いながらも聞こえている。ジャミングはわからない。今週の一曲、朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が出ている。日本語は、1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」である。どちらも今年8月に登場している。

1430の「ふるさとの風」は7290、9560、9705kHzの3波が出ている。9705、9560kHzは持ち直し実用レベルで聞こえている。7290kHzはCNR1と互角の勝負である。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」、この曲は1981年NHKテレビで紹介され、広く歌われるようになった。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。今年4月にも登場している。この番組は2019年8月6日、17日、27日、9月6日、18日、28日、10月8日、18日、30日、11月9日、19日と同じである。

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