海外からのラジオ放送

あと8日という数字を見て、これで本当に映らなくなるのだと、今になって慌てふためいている人がいる。本当にテレビが映らないといてもたっても居られない人がいるらしい。二桁から一桁の数字になったことから、その文字がやたら大きく見える、事実大きい。
とりあえず安価なチューナーでもつけようと、駆け込み需要というやつだ。ところがつけたけど映らない、どうしてだと買ったところへ問い合わせるも要領を得ない。地デジ用のアンテナをつけないと映りませんよ、までは良いがすぐには出来ませんとくる。そしてチューナーの何倍もの費用がかかると聞いて、二の足を踏んでいる。

電波障害で映らないところもいくつかあるが、時すでに遅しで、障害発生時に申し込みをしなかったことから今になってどうしましょう、そう言われても。
そんな電波状態の悪いところが名古屋駅周辺では多く存在しているが、難視聴対策の衛星放送は該当しないということで門前払いだ。
ちなみに愛知県ではたった18世帯が対象になっているだけで、それ以外の世帯は全て受信可能だそうだ。しかも民放の一部は見られない。これも現場の声を全く聞かない典型的なお役所仕事。
何が何でも24日には電波を止めるために、あらゆることに金をばら撒いているのに、衛星テレビを見せることだけは徹底的に厳格運用にこだわっている。
こうした融通の利かないのはいつものことで、被災地でこの放送が見られるようになったのも一ヶ月以上経ってから、しぶしぶ見せてやるから申し込めという態度に終始している。
これとて被災地のごく限られた地域だけで、対象地域に住んでいる人は極めて少ない。根本はキー局の番組は地方では見せないという原則から来ている。
インターネット、通信衛星で世界中のテレビ放送が見られる時代に、日本だけは電波鎖国をいまだにとり続けている。過去、テレビ放送に関しては一つとして、予定通り進んだことがない。予定通り進むと思ったアナログ停波でさえ、東北3県は延長と、脱法行為に出てしまった。

脱法行為を認めるわけではないが、日本的に言えば、このSOHは完全に違法な放送局だ。まあ法律があってないような国へ向けての放送だから、送り手も考えてやっているわけだ。
しおかぜなどの放送も、日替わりで電波を出したら、まず北朝鮮のジャミングは追いつかない。まず日本では考えもしないことだから無理な話ではあるが。

Daily special
July 16, SOH
1130-1200 12165
1200-1230 11525
1230-1300 11580, 15780
1300-1330 15755
1330-1400 7545
1400-1430 15770
1430-1500 15795
1500-1530 12160 (1521-1600 firedrake)
1530-1600 12180
1600-1630 12115

7460kHzのキャリアーは1603:21にON、途中約3秒だけ(1603:59-1604:02)チベット語と思われる言語が出た模様。1604:27にキャリアーOFF。

2200-2230 7580
2230-2300 7535
2300-2330 7525
2330-2400 7565  more

毎日のように更新されているのがHFCCだ。毎度のことだが、どこが変更されているのか良くわからない。7月12日6091波、14日はまたぐんと増え6102波、そして15日も更新登録数は同じ6102波。

RFAの西蔵語のうち、クウェート送信が全て変更されているが、なぜかこの変更はIBBに反映されていない。最も7530kHz以外はまたもとの周波数に戻っているが。
14日まで11520kHzに間違って出てきたチベット語、15日からまたもとの鞘12025kHzへ戻っている。1300の11520kHzはFamily Radioが出ており、ジャミング放送CNR1に完全につぶされていた。

WRTHも一部更新分が公開された。
この中で、Radio AustraliaのIndonesianが11700kHzになっているが、実際には変更されておらず、今までどおりのパラオ送信の17800kHzで聞こえている。HFCCでは7月1日から変更とあるが例によってシンガポール中継は毎度のことで出ていない。

同じことはRadio Dabangaにも言える、過去も変更予告はあったが、何も変化なし。15日現在も15500や15720kHzは使われていない。

Radio Miraya FMの15710kHzは、7月8日以降聞こえていない。

BBCのキプロス送信所が、7月11日の海軍基地の爆破事故の影響から発電所が一部破壊され、そのあおりを受け、送信が大幅にダウンしている。
HFCCの登録もこれまでの66波から22波へ削減された。
5875 0030 0100 300 77 1234567 Dari
5875 0100 0130 300 77 1234567 Pashto
5875 0130 0200 300 77 1234567 Dari
5875 1700 1800 300 101 1234567 Arabic
5875 1800 1900 300 90 1234567 English
5925 2215 2245 250 314 167 Greek
6195 0130 0200 250 77 1234567 Dari
7220 2215 2245 300 314 167 Greek
7375 0500 0700 300 173 1234567 Arabic
7375 1700 1900 300 173 1234567 Arabic
7445 0030 0100 300 81 1234567 Dari
7445 0100 0130 300 81 1234567 Pashto
7445 0130 0200 300 81 1234567 Dari
9605 1700 1730 250 90 1234567 Hindi
9760 2215 2245 300 317 167 Greek
12095 1900 2100 250 177 167 English
13820 1400 1700 300 90 1234567 English
15370 1300 1600 250 160 7 Somali
15420 0500 0600 300 177 17 English
17680 1300 1400 300 160 7 Somali
17680 1500 1600 300 160 7 Somali
21470 1400 1700 250 175 1234567 English
  

1330の「しおかぜ｣は5985kHz、ジャミングを抑えて良好に聞こえている。金曜日ということで、週一回の英語放送が出ている。1355:29に｢日本政府からのメッセージ｣、1400からも英語放送、1408からはタイで拉致された人へタイ語によるメッセージが約10分間放送された。

1430の｢ふるさとの風｣は9960kHz、ジャミングは全くない！。懐かしい日本の歌は｢海｣、夏らしい歌だ。拉致問題解説は田口八重子さんについて。この後のふるさとの声も田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚敏雄さんの、さる5月の国民大集会｢生きているのになぜ助けられない｣での収録メッセージ。
今日の一曲は、石川さゆりさんの｢能登半島｣。

1500の9975kHzは若干ジャミングが聞こえる。しかし信号は強くきわめて良好だ。
この時間｢北朝鮮改革放送｣も引き続き15605と7590kHzで聞こえている。15605kHzにジャミングはない。