2011年07月16日

7月16日SOH

あと8日という数字を見て、これで本当に映らなくなるのだと、今になって慌てふためいている人がいる。本当にテレビが映らないといてもたっても居られない人がいるらしい。二桁から一桁の数字になったことから、その文字がやたら大きく見える、事実大きい。
とりあえず安価なチューナーでもつけようと、駆け込み需要というやつだ。ところがつけたけど映らない、どうしてだと買ったところへ問い合わせるも要領を得ない。地デジ用のアンテナをつけないと映りませんよ、までは良いがすぐには出来ませんとくる。そしてチューナーの何倍もの費用がかかると聞いて、二の足を踏んでいる。

電波障害で映らないところもいくつかあるが、時すでに遅しで、障害発生時に申し込みをしなかったことから今になってどうしましょう、そう言われても。
そんな電波状態の悪いところが名古屋駅周辺では多く存在しているが、難視聴対策の衛星放送は該当しないということで門前払いだ。
ちなみに愛知県ではたった18世帯が対象になっているだけで、それ以外の世帯は全て受信可能だそうだ。しかも民放の一部は見られない。これも現場の声を全く聞かない典型的なお役所仕事。
何が何でも24日には電波を止めるために、あらゆることに金をばら撒いているのに、衛星テレビを見せることだけは徹底的に厳格運用にこだわっている。
こうした融通の利かないのはいつものことで、被災地でこの放送が見られるようになったのも一ヶ月以上経ってから、しぶしぶ見せてやるから申し込めという態度に終始している。
これとて被災地のごく限られた地域だけで、対象地域に住んでいる人は極めて少ない。根本はキー局の番組は地方では見せないという原則から来ている。
インターネット、通信衛星で世界中のテレビ放送が見られる時代に、日本だけは電波鎖国をいまだにとり続けている。過去、テレビ放送に関しては一つとして、予定通り進んだことがない。予定通り進むと思ったアナログ停波でさえ、東北3県は延長と、脱法行為に出てしまった。

脱法行為を認めるわけではないが、日本的に言えば、このSOHは完全に違法な放送局だ。まあ法律があってないような国へ向けての放送だから、送り手も考えてやっているわけだ。
しおかぜなどの放送も、日替わりで電波を出したら、まず北朝鮮のジャミングは追いつかない。まず日本では考えもしないことだから無理な話ではあるが。

Daily special
July 16, SOH
1130-1200 12165
1200-1230 11525
1230-1300 11580, 15780
1300-1330 15755
1330-1400 7545
1400-1430 15770
1430-1500 15795
1500-1530 12160 (1521-1600 firedrake)
1530-1600 12180
1600-1630 12115

7460kHzのキャリアーは1603:21にON、途中約3秒だけ(1603:59-1604:02)チベット語と思われる言語が出た模様。1604:27にキャリアーOFF。

2200-2230 7580
2230-2300 7535
2300-2330 7525
2330-2400 7565
2230の7535kHzは早くからキャリアーが出ている。次はこの周波数と予告しているわけで、2232にはノイズジャミングが出てきた。これはチベット語並みの手際よさである。2200の7580kHzも出てきたがいつ出てきたのか良くわからない。
2300は7525とお決まりの周波数に出てきたようだ、ここまでくると弱すぎてジャミングも分からない。
Posted by Hiroshi at 22:04│Comments(0)Taiwan/China
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