2010年11月11日

北朝鮮向け放送

全ての放送に北朝鮮は激しいジャミングをかけている。現体制を維持するために、拉致した人たちを返すわけにはいかない。分かっていながら誰も何も手を差し伸べる人はいない。
むしろそれに手を貸す人さえ多く存在している。パチンコ産業がいまだに存在し、工作員養成にまで援助する政府が存在する。

これからも解決するめどは全くないだろう、みんな墓場まで持っていく話ばかりだ。そんな現体制を批判し北朝鮮に実態を伝えようと多くの放送が毎日行われている。
一部ではこれらの局を地下放送としてリストしている(EiBi等)が、「ふるさとの風」「日本の風」は日本政府の局、これ以外は民間放送局である。
WRTHでは特定地域向け放送で地下放送ではない。ただ、「北朝鮮改革放送」「自由北朝鮮放送」「開かれた北朝鮮放送」は地下局となっている。

「自由北朝鮮放送」のうち、多分1900からあるであろう2時間放送の周波数が行方不明。「荒野の声」CMIの9725kHzも実際には聞こえない、10kHz下のR.Libertyが強すぎる。CMIのウェブサイトによれば、11月8日から変更されたようだが、送信所のトラブルで出てないようだ。また12130kHzでも30分間放送しているみたい。
11日1220ごろから9725kHzで説教が聞こえ出した。間違いなく朝鮮語である。しかし下からの混信がうるさい。

B10 Broadcast to the North Korea 北朝鮮向け放送一覧

Furusato no Kaze ふるさとの風 JCIC http://www.kantei.go.jp/foreign/abduction/index.html
1330-1358 9950(Japanese) via TWN
1430-1500 9950(Japanese) via PLW
1600-1630 9780(Japanese) via TWN
Nippon no Kaze 日本の風 JCIC
1300-1330 9950(Korean) via TWN
1500-1530 9975(Korean) via PLW
1530-1556 9965(Korean) via PLW

JSR Shiokaze しおかぜ http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
1400-1430 5985(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM alt.5910kHz
2030-2100 5955(Japanese/Korean/English/Chinese) via YAM alt.6045kHz

VOM Voice of Martyrs 殉教者の声
1600-1700 6240 via TAC

Radio Free Chosun 自由朝鮮放送 http://www.rfchosun.org/
1200-1300 11560 via ERV
1500-1600 6225 via TAC
2000-2100 7505 via DB

CMI:Voice of Wilderness 荒野の声 http://www.cornerstone.or.kr
1300-1400 9725 via DB Nov.8-
1300-1330 12130 via DB
2000-2100 Sa. 1566 via HLAZ

*North Korea Reform Radio 北朝鮮改革放送 http://nkreform.net/
1500-1600 7590 via TAC

*Radio Free North Korea 自由北朝鮮放送 http://www.fnkradio.com/
1200-1400 7505 via TAC
1900-2100 ??

*Open Radio for North Korea 開かれた北朝鮮放送 http://www.nkradio.org/
1400-1500 7560 via DB
1900-2000 774MW, 92.3FM via Chuncheon KOR
2100-2200 7480 via ERV
  
Posted by Hiroshi at 20:33Comments(0)S.N.Korea

2010年11月11日

11月10日ふるさとの風

10日の受信状態は良好だ。1300台の9950kHzの台湾送信波もジャミングは無く、聴きやすい。番組はこの一週間同じ内容の繰り返しである。
今週の一曲を除く番組は対策本部のオンデマンド放送で聞くことが出来る。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは聞こえない、3波合同のジャミング(5890、6003、6015kHz)もいつもの強さは無い。10日水曜日は英語放送である。

1430「ふるさとの風」は9950kHz、大変強力に聞こえている。懐かしい日本の歌もこの季節にふさわしい「里の秋」「野ばら」「冬の星座」が聞こえている。
拉致問題解説、ふるさとの声は石岡享さんへのメッセージ、2010年9月お兄さんからの便りである。今週の一曲は1976年のヒット曲、岡田奈々さんの「青春の坂道」、これも初登場の曲だろう。

1500の9975kHz「日本の風」朝鮮語放送も強力に聞こえている。ジャミングは全くない。この時間の「自由朝鮮放送」は6225kHzで聞こえている、まだジャミングの出ている兆候はない。
7590kHzは「北朝鮮改革放送」が良好である。北からの電波は完全にスキップしており、ジャミングは聞こえない。

1600の「ふるさとの風」は台湾送信の9780kHz、どうしたことか弱くて、かろうじて聞こえる程度、内容の把握はできない。ジャミングも聞こえない。
この時間9880kHzのVORロシアの声、英語放送がダントツに強い。  
Posted by Hiroshi at 00:20Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年11月10日

11月10日日替りSOH

とりあえず放送バンド外の周波数をチェック中。
0300台に確認できた周波数:
18180、16450、16100、14700、14440、14400、13970、13798、13680、10500、9040、8400

恒例1200からの日替わり周波数、やはり11.5MHzは弱い、10日は11560kHzの「自由朝鮮放送」RFCも弱い。既に書いたように1500のRFCは8日から6225kHzで聞こえている。
1200台にSOHはバンド外の11050kHzが聞こえている。10500kHzは火竜ジャミングにつぶされている。
Daily special
November 10 SOH
1200-1230 11525
1230-1300 11505
1300-1330 9345
1400-1430 9980
1430-1500 7535
1500-1530 ??
1530-1600 7480
1600-1630 7490
1430の7535kHz、上下の強いジャミング放送に挟まれてガサガサとうるさいが、何とか聞こえている。
1500の周波数が見つからない、どこかへ自爆でもしたか。  more
Posted by Hiroshi at 22:04Comments(0)Taiwan/China

2010年11月10日

11月9日日替りSOH

やはり1200台の11.5MHz帯はコンディションが悪くIDを取るのが困難。それでも通常出ていない周波数で中国語が聞こえることからかろうじてわかる。

Daily special
November 9 SOH
1200-1230 11550
1230-1300 11525
1300-1330 9365
1400-1430 9930
1430-1500 7570
1500-1530 7465
1530-1600 7485
1600-1630 7460

1600の7460kHzに1607頃朝鮮語が混信してきたがすぐに停波した。1603にキャリアーON、1606:09から1606:35までKorean、1606:55にキャリアーOFF。
7530kHzのVOAは、昨日までのSpecial Englishではなく、スケジュール通りにチベット語が出ている。やはりこの一週間、誤送出が続いたことになる。なんとも暢気なものだ、ようやく気付いたようだ。  more
Posted by Hiroshi at 01:11Comments(0)Taiwan/China

2010年11月09日

11月9日しおかぜ

9日1300の「日本の風」と1330「ふるさとの風」は全く実用にならず。ジャミングも聞こえなければ、放送波もかすりもしない、それだけ落ち込んでしまった。

1400に5985kHz「しおかぜ」も激しいジャミングで聞きづらい、9日火曜日は中国語が聞こえている。中国語放送は、9月7日、21日といずれも火曜日に受信されている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、こちらはパラオ送信のため強力に聞こえている。懐かしい日本の歌は「ペチカ」と「お正月」、これまた気の早い、クリスマスを飛び越えてしまった。もっともこのパターンでの放送が、梅の咲くころまで続くのだからいいか。
拉致問題解説、ふるさとの声は松本京子さんへ、いつものパターンである。いずれも古い録音のままである。

1500と1530の朝鮮語も良好である。ジャミングは全く分からない。9960kHzのVT音楽が1550ごろから強力に出てきた。

1600の9780kHzは、台湾送信波だ、これもパラオ並みとはいかないが、ジャミングは全く分からない。良好に聞こえている。1430と同じ番組である。今週の一曲は松任谷由実/荒井由実 の「あの日に帰りたい」。この曲は、7月12日から一週間、1330の放送に登場している。
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Posted by Hiroshi at 23:37Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年11月09日

Star-Star Broadcasting Station

11月に入ってから、星星广播電台が今までの周波数で聞こえない。あちこち探しているが、全貌はまだ不明。

一番受信状態が良いのが、堂々と放送バンド内に出ている9505kHzだ。0500、0600、1200、1300の4回確認できている。
また0700、0800台は7925kHzで聞こえている。
ということは、第3台と4台が受信でき、1台と2台が行方不明。各時間とも約30分前後の乱数放送である。

0528からはVOAのISが聞こえる。フランス語が出てくる。9日の受信では同波の海峡の声は極めて弱く時々中国語が浮かんでくる程度。

星星广播電台は通常のAMで聞くことが出来る、波形を見る限り、電波形式はH3Eみたい。USBモードで受信すると了解度が上がる。

まだ確認できないのが、0200、0300、0400台の放送である。さてどこに出ているのかな?

9505kHz 0500, 0600, 1200, 1300
7925kHz 0700, 0800  
Posted by Hiroshi at 17:11Comments(0)Taiwan/China

2010年11月08日

ふるさとの風175週

ジャミングの中、1300からの放送は何とか聞こえている。ジャミング送信機はいつも約5秒間隔で弱くなったりしている、老体に鞭打って使われているのか。上側波帯に強く出ており、LSBモードで聞くとジャミングはあまり苦にならない。

しかしこれも1330まで、この後の日本語放送は激しいジャミングに埋もれ、全く聞こえなくなった。ところが1339:30にジャミングが停波したのか、あるいは放送波が強くなったのか、日本語が浮かんできた。
去る10月17日、米子市の米子コンベンションセンター国際会議室で「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」が開かれ、その模様が放送されている。
続いてニュース解説、今週の一曲は1973年のヒット曲、あべ静江の「コーヒーショップで」、これも「ふるさとの風」では初登場の曲になろう。放送開始以降通算で175週目の放送になる。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、早くからジャミングが出ている、八俣からの電波もそれほど強くなく、聴きづらいが、内容は聞き取り可能だ。8日月曜日は日本語放送。
被害者家族からの肉声メッセージが放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、1300と同じ周波数だが、ジャミングは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」、続いて拉致問題解説、と今までと同じ番組である。
今週の一曲はザ・タイガース「花の首飾り」、丁度一年前にも出ていた。今日の一曲ではなく「今週の一曲」とアナウンスが変わってしまった。

1500の9975kHz朝鮮語もいたって強力に聞こえている。ジャミングは全く聞こえない。1530の9965kHzも同様だ、ところが北のジャミングは9950kHzに垂れ流し状態。
9960kHzでは早くからVTの音楽が流れている。1600からのBar-Kulanの開始前にいつも出ている。8日も強力に聞こえている。

VTの音楽は、9780kHzの「ふるさとの風」の開始前にもいつも出ている。この時間もジャミングは聞こえない、「夕焼け小焼け」で始まった。拉致問題解説は、市川修一さんについて、1430と同じ番組である。  more
Posted by Hiroshi at 23:05Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年11月08日

4460kHz QSY

長年使われてきた中央人民广播電台CNR1の4460kHzが11月に入ってから出ていない。
これと同じ送信機から出ている9645kHzは聞こえることから、放送開始と終了時は他の周波数へ移動したようだ。11月2日には6000kHzでCNR1が開始しているのが受信できていることから、この周波数に注目。

予想通り0100に終了、9645kHzへ、そして0830にまた6000kHzへ戻ってくる。日中の9645kHzは、ジャミング用としてCNR1の出る時間があり、正規の9645kHzは0100開始。

しかし0000にVOAのチベット語、0100にRFAのウイグル語が出ており、この放送にはCNR1が2波はジャミングとして出ている。
一方6000kHzは冬スケジュールではCNR2も使われており、弱いながらも混信している。また6003klHzには激しいジャミングが出ており、とても実用になる周波数への変更とは言い難い。別に4460kHzにそのまま出ていてもよかったのに。

これ以外の周波数に変更はなく昨シーズンと同じスケジュールで出ている。

B10 CNR1 Beijing 572
6000kHz 1955-0100, 0830-1705
9645kHz 0100-0830

B10 CNR2 Xianyang 594
6000kHz 2055-2400
11835kHz 0000-1100
7425kHz 1100-1605

放送時間が追加された大陸向け放送「希望之声国際广播電台」は1200から11.5MHz付近で放送されている。しかしこの周波数帯、数多くの局が出ており、またこの時期スキップ気味で確認が困難。
8日は11520kHzで始まったが、台湾送信にインドネシア語(WYFR)と混信している。これなどは台湾波がずれていることからビートが生じ、逆にこれがSOHが出ているのではとヒントを与えてくれる。

1230の周波数は見つからない。11500kHzでもSOHが出ているが、これは公式日替わり周波数ではなく、非公式バンド外不定期放送、弱いながらも中国語が聞こえる。ところが8日は1230から聞こえ出し、1300に終了してしまった。

Daily special
November 8 SOH
1200-1230 11520
1230-1300 11500
1300-1330 9350
1400-1430 9985
1430-1500
1500-1530 7460
1530-1600 7490
1600-1630 7480

1600は7480kHz、同波のRadio Liberryと混信している。

7530kHzのVOAは英語が出ているが、まだCNR1のジャミング放送が出ている。一旦かけたらかけっ放し、確認もせずにジャミングを出している。
IBBのモニターも、8日現在、チベット語として記録されている。
S...T.S 16:07:51 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.MTW... 16:07:51 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
.MTW... 16:08:16 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.....F. 16:08:16 S VOA TIBE 11920 AM PHT 19 MP4
.....F. 16:08:41 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
.....F. 16:09:06 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
S...T.S 16:37:26 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.MT.... 16:37:26 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
...W... 16:37:26 S VOA TIBE 11920 AM PHT 19 MP4
.MT.... 16:37:51 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
...W... 16:37:51 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
.....F. 16:37:51 S VOA TIBE 11920 AM PHT 19 MP4
...W... 16:38:16 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.....F. 16:38:16 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
  more
Posted by Hiroshi at 21:52Comments(0)Taiwan/China

2010年11月08日

11月7日ふるさとの風

1300台の9950kHzはやはり7日も聞こえない、わずかにジャミングの存在が分かる程度である。
1400の「しおかぜ」は5985kHz、軽いビートが出ているが、概ね良好だ。土曜日は日本語放送「日本海にかける橋」、この放送でも番組の最初と最後で、新しい周波数がアナウンスされている。

アナウンスされている周波数は、日本時間朝5時30分が5955kHzまたは6045kHz、夜11時が5910kHzまたは5985kHzである。

11月5日から、新しい音楽が採用されている。1430からの「ふるさとの風」、9950kHzは大変良好に聞こえている。ジャミングは全く分からない。懐かしい日本の歌は初登場、「野菊」と「村の鍛冶屋」、ふるさとからのメッセージは有元恵子さんへ、お母さんからの声は2010年9月の録音である。
今日の一曲は、1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」、番組最後の周波数アナウンスもこの9950kHzに変わっている。

1500の9975kHz、1530の9965kHzも引き続き良好に聞こえている。どちらも同じ内容の朝鮮語放送で、パラオ送信。

1600の9780kHz、これは台湾送信、信号が弱く全く聞き取りできない。

7530kHzは引き続き、VOA Special Englishが出ている。中国のジャミングはまだ出ており聞きづらい。  
Posted by Hiroshi at 00:48Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年11月07日

11月6日しおかぜ

6日も台湾送信の9950kHzはNG、前半は何とか持ちこたえたが、後半日本語放送は殆んど聞き取り不可能。

1400の「しおかぜ」は5985kHzで聞こえている。ジャミングは弱い、ビルマ放送とビートビートが生じている。6日土曜日は朝鮮語放送。石原都知事らのメッセージが日本語のまま流されている。

1500と1530の朝鮮語放送「日本の風」はまずまずの状態、ジャミングはあるが、受信の障害にはならないレベルだ。

1600の9780kHz「ふるさとの風」は全く聞こえない。ジャミングのみが聞こえている。この時間9880kHzのVOR英語がやたら強く聞こえている。9385のRFAと肩を並べている。VORはカムチャッカ送信。

  
Posted by Hiroshi at 01:11Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze