長年使われてきた中央人民广播電台CNR1の4460kHzが11月に入ってから出ていない。
これと同じ送信機から出ている9645kHzは聞こえることから、放送開始と終了時は他の周波数へ移動したようだ。11月2日には6000kHzでCNR1が開始しているのが受信できていることから、この周波数に注目。
予想通り0100に終了、9645kHzへ、そして0830にまた6000kHzへ戻ってくる。日中の9645kHzは、ジャミング用としてCNR1の出る時間があり、正規の9645kHzは0100開始。
しかし0000にVOAのチベット語、0100にRFAのウイグル語が出ており、この放送にはCNR1が2波はジャミングとして出ている。
一方6000kHzは冬スケジュールではCNR2も使われており、弱いながらも混信している。また6003klHzには激しいジャミングが出ており、とても実用になる周波数への変更とは言い難い。別に4460kHzにそのまま出ていてもよかったのに。
これ以外の周波数に変更はなく昨シーズンと同じスケジュールで出ている。
B10 CNR1 Beijing 572
6000kHz 1955-0100, 0830-1705
9645kHz 0100-0830
B10 CNR2 Xianyang 594
6000kHz 2055-2400
11835kHz 0000-1100
7425kHz 1100-1605
放送時間が追加された大陸向け放送「希望之声国際广播電台」は1200から11.5MHz付近で放送されている。しかしこの周波数帯、数多くの局が出ており、またこの時期スキップ気味で確認が困難。
8日は11520kHzで始まったが、台湾送信にインドネシア語(WYFR)と混信している。これなどは台湾波がずれていることからビートが生じ、逆にこれがSOHが出ているのではとヒントを与えてくれる。
1230の周波数は見つからない。11500kHzでもSOHが出ているが、これは公式日替わり周波数ではなく、非公式バンド外不定期放送、弱いながらも中国語が聞こえる。ところが8日は1230から聞こえ出し、1300に終了してしまった。
Daily special
November 8 SOH
1200-1230 11520
1230-1300 11500
1300-1330 9350
1400-1430 9985
1430-1500
1500-1530 7460
1530-1600 7490
1600-1630 7480
1600は7480kHz、同波のRadio Liberryと混信している。
7530kHzのVOAは英語が出ているが、まだCNR1のジャミング放送が出ている。一旦かけたらかけっ放し、確認もせずにジャミングを出している。
IBBのモニターも、8日現在、チベット語として記録されている。
S...T.S 16:07:51 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.MTW... 16:07:51 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
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