2010年11月03日

HFCCリスト公開

恒例、B10HFCC申請リストが11月2日に公開されている。
今回はタイトルにもあるように6465波がリストされている。しかし今までと大きく異なる点がある。それは一般には公開されることがなかった、日本を含むアジア地域の国のリストが含まれている点だ。

日本は別として、あくまで申請リストであるからその通り出ているということではない、インド、インドネシア、パキスタン、バングラデシュなど多少は参考になるかも。

ブータンも5025、5070、6035、6225、9375kHzの5波がリストされている。しかし6035kHz以外は予定周波数である。6035kHzだけが稼働中とある。

申請周波数は、中国が延べ963波でダントツ。BBCなどのVTCが606波と多い。ドイツは海外局の中継で358波、このうちIBBが144波である。
FCCは425は、IBBが785波で二番目に多い申請となっている。
日本ではラジオ日経やRadio Japan以外に、JCIC社団法人海外広報協会として「しおかぜ」の周波数が、述べ8波リストされている。放送事業者としてJCIではなくJICとして登録されている。海外広報協会はJapan Center for Intercultural Communicationsと英語表記されている。

例年だと、CRIは全ての周波数に言語が明記されているが、今回はなぜか、763波のうち、55波ほどに言語の記載がされていない。

と言う訳で、このHFCCのB10リストは貴重な情報が含まれている。


  
Posted by Hiroshi at 23:19Comments(0)受信機

2010年11月03日

11月2日しおかぜ

時ならぬ大雪に見舞われ、何とか脱出してきた。折角来たのだからと黒四ダムへ足を伸ばした。なんと積雪1メートルもあった。

記録したファイルをチェック中だ、とりあえず、役立たない定点観測のメモを。
1300台の9950kHzは全く聞こえず、信号の出ていることしか分からない。これでは通算で175週目になる朝鮮語、日本語の放送は中身がまだ分からない。
ただ、この時間の放送はオンデマンド放送で聞くことが出来る。今週の一曲、山本リンダの「狙い撃ち」は当然のことながらカットされている。
番組最後の周波数アナウンスも新しい録音に差し替えられた。1430の周波数も9950kHzを正しくアナウンスしている。

1430の9950kHz「ふるさとの風」は強力に聞こえている。パラオからの電波は強い。懐かしい日本の歌は「砂山」「汽車」「月の砂漠」の3本立て。これで番組の半分が費やされている。拉致問題解説は曽我ミヨシさんの事案、ふるさとの声は、2007年に収録されたひとみさんからのメッセージ、朝鮮語のメッセージも従来と同じだ。
今日の一曲は坂本九「見上げてごらん夜の星」、7月8日、17日、26日、8月4日、22日、31日、9月9日、18日、27日、10月6日、15日、24日と同じ番組である。同じ番組が、9日ごとに繰り返えされている。当然この時間の周波数アナウンスは更新がない。

1500と1530の朝鮮語はまずまず、支障なく聞こえている、しかし1600の9780kHzは弱くて聞き取り困難、ここ栂池でも電波は弱かった。

2030の「しおかぜ」は5955kHz、2日火曜日は朝鮮語放送が出ている。ジャミングは出ているようだが、受信に影響はない。  
Posted by Hiroshi at 22:18Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze