2010年11月08日

ふるさとの風175週

ジャミングの中、1300からの放送は何とか聞こえている。ジャミング送信機はいつも約5秒間隔で弱くなったりしている、老体に鞭打って使われているのか。上側波帯に強く出ており、LSBモードで聞くとジャミングはあまり苦にならない。

しかしこれも1330まで、この後の日本語放送は激しいジャミングに埋もれ、全く聞こえなくなった。ところが1339:30にジャミングが停波したのか、あるいは放送波が強くなったのか、日本語が浮かんできた。
去る10月17日、米子市の米子コンベンションセンター国際会議室で「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」が開かれ、その模様が放送されている。
続いてニュース解説、今週の一曲は1973年のヒット曲、あべ静江の「コーヒーショップで」、これも「ふるさとの風」では初登場の曲になろう。放送開始以降通算で175週目の放送になる。

1400の「しおかぜ」は5985kHz、早くからジャミングが出ている、八俣からの電波もそれほど強くなく、聴きづらいが、内容は聞き取り可能だ。8日月曜日は日本語放送。
被害者家族からの肉声メッセージが放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9950kHz、1300と同じ周波数だが、ジャミングは全く聞こえない。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」、続いて拉致問題解説、と今までと同じ番組である。
今週の一曲はザ・タイガース「花の首飾り」、丁度一年前にも出ていた。今日の一曲ではなく「今週の一曲」とアナウンスが変わってしまった。

1500の9975kHz朝鮮語もいたって強力に聞こえている。ジャミングは全く聞こえない。1530の9965kHzも同様だ、ところが北のジャミングは9950kHzに垂れ流し状態。
9960kHzでは早くからVTの音楽が流れている。1600からのBar-Kulanの開始前にいつも出ている。8日も強力に聞こえている。

VTの音楽は、9780kHzの「ふるさとの風」の開始前にもいつも出ている。この時間もジャミングは聞こえない、「夕焼け小焼け」で始まった。拉致問題解説は、市川修一さんについて、1430と同じ番組である。  more
Posted by Hiroshi at 23:05Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2010年11月08日

4460kHz QSY

長年使われてきた中央人民广播電台CNR1の4460kHzが11月に入ってから出ていない。
これと同じ送信機から出ている9645kHzは聞こえることから、放送開始と終了時は他の周波数へ移動したようだ。11月2日には6000kHzでCNR1が開始しているのが受信できていることから、この周波数に注目。

予想通り0100に終了、9645kHzへ、そして0830にまた6000kHzへ戻ってくる。日中の9645kHzは、ジャミング用としてCNR1の出る時間があり、正規の9645kHzは0100開始。

しかし0000にVOAのチベット語、0100にRFAのウイグル語が出ており、この放送にはCNR1が2波はジャミングとして出ている。
一方6000kHzは冬スケジュールではCNR2も使われており、弱いながらも混信している。また6003klHzには激しいジャミングが出ており、とても実用になる周波数への変更とは言い難い。別に4460kHzにそのまま出ていてもよかったのに。

これ以外の周波数に変更はなく昨シーズンと同じスケジュールで出ている。

B10 CNR1 Beijing 572
6000kHz 1955-0100, 0830-1705
9645kHz 0100-0830

B10 CNR2 Xianyang 594
6000kHz 2055-2400
11835kHz 0000-1100
7425kHz 1100-1605

放送時間が追加された大陸向け放送「希望之声国際广播電台」は1200から11.5MHz付近で放送されている。しかしこの周波数帯、数多くの局が出ており、またこの時期スキップ気味で確認が困難。
8日は11520kHzで始まったが、台湾送信にインドネシア語(WYFR)と混信している。これなどは台湾波がずれていることからビートが生じ、逆にこれがSOHが出ているのではとヒントを与えてくれる。

1230の周波数は見つからない。11500kHzでもSOHが出ているが、これは公式日替わり周波数ではなく、非公式バンド外不定期放送、弱いながらも中国語が聞こえる。ところが8日は1230から聞こえ出し、1300に終了してしまった。

Daily special
November 8 SOH
1200-1230 11520
1230-1300 11500
1300-1330 9350
1400-1430 9985
1430-1500
1500-1530 7460
1530-1600 7490
1600-1630 7480

1600は7480kHz、同波のRadio Liberryと混信している。

7530kHzのVOAは英語が出ているが、まだCNR1のジャミング放送が出ている。一旦かけたらかけっ放し、確認もせずにジャミングを出している。
IBBのモニターも、8日現在、チベット語として記録されている。
S...T.S 16:07:51 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.MTW... 16:07:51 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
.MTW... 16:08:16 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.....F. 16:08:16 S VOA TIBE 11920 AM PHT 19 MP4
.....F. 16:08:41 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
.....F. 16:09:06 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
S...T.S 16:37:26 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.MT.... 16:37:26 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
...W... 16:37:26 S VOA TIBE 11920 AM PHT 19 MP4
.MT.... 16:37:51 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
...W... 16:37:51 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
.....F. 16:37:51 S VOA TIBE 11920 AM PHT 19 MP4
...W... 16:38:16 S VOA TIBE 7530 AM PHT 19 MP4
.....F. 16:38:16 S VOA TIBE 7560 AM UDO 19 MP4
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Posted by Hiroshi at 21:52Comments(0)Taiwan/China

2010年11月08日

11月7日ふるさとの風

1300台の9950kHzはやはり7日も聞こえない、わずかにジャミングの存在が分かる程度である。
1400の「しおかぜ」は5985kHz、軽いビートが出ているが、概ね良好だ。土曜日は日本語放送「日本海にかける橋」、この放送でも番組の最初と最後で、新しい周波数がアナウンスされている。

アナウンスされている周波数は、日本時間朝5時30分が5955kHzまたは6045kHz、夜11時が5910kHzまたは5985kHzである。

11月5日から、新しい音楽が採用されている。1430からの「ふるさとの風」、9950kHzは大変良好に聞こえている。ジャミングは全く分からない。懐かしい日本の歌は初登場、「野菊」と「村の鍛冶屋」、ふるさとからのメッセージは有元恵子さんへ、お母さんからの声は2010年9月の録音である。
今日の一曲は、1973年のヒット曲、小柳ルミ子の「春の訪れ」、番組最後の周波数アナウンスもこの9950kHzに変わっている。

1500の9975kHz、1530の9965kHzも引き続き良好に聞こえている。どちらも同じ内容の朝鮮語放送で、パラオ送信。

1600の9780kHz、これは台湾送信、信号が弱く全く聞き取りできない。

7530kHzは引き続き、VOA Special Englishが出ている。中国のジャミングはまだ出ており聞きづらい。  
Posted by Hiroshi at 00:48Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze