海外からのラジオ放送

公益法人とは、それを利用する一般の人のためにあると思っていたが、やはりJASRAC同様、利権団体だった。
プロ野球ファンがいるように相撲ファンも多い。各部屋の後援会等に入り、頻繁に見に行く人たちもいる。

最近のマスコミで報道されることがすべて事実としたらとんでもない公益法人である。こんな法人の大相撲を独占中継するのはいかがなものかと、にわかにNHKに批判が集まってきた。
それこそ海外向けではサッカー中継もしないくせに、大相撲中継だけは欠かさず短波放送でもそのまま中継している。しかも放送時間に合わせて、結びの一番が6時までに終わるよう時間調整まで。取り組みが伸びても相撲だけは6時を回っても放送する。
ところが国会中継はどんなときも6時で終了、続きはこの後の録音録画でと来る。やることがまったく逆である。NHKの体質をよく表している一例である。

まだ正式に決まったわけではないが、こんな相撲中継は、「皆様の受信料」を使って中継する必要はない。たぶん無理だろうが名古屋場所も中止にすべきだろう。思惑もあり開催になるだろう。  

ただ記録するだけでは意味がないので、ちょっとだけ聞き直し。
6月19日の「西蔵之声」は次のように聞こえていた。

使用言語は、1200-1230が中国語、あとはチベット語、ただし1330-1400には別周波数から中国語も出ている。
1203からは15530kHzへ飛んだが、この周波数IRIBの中国語が出ている。にもかかわらず何の遠慮もなく火竜ジャミングをぶつけてきた。

事情を分からず聞いたら、イラン放送に中国がジャミングをかけているということになってしまう。事情を察したかどうかは不明だが、ジャミングは1215に止まったがまた1518にお出まし。もちろんIRIBとVOTの中国語がけんかをしている。

SOHと違い、「西蔵之声」は徹底的にマークをしており、ジャミングのかけ忘れはまずない。多分これを忘れるとこの工作員は首が飛ぶかも。職を失うということではなく命がなくなるということ。

1200-1203'18 15550 Chinese
1203'19"-1230'40" 15530 Tibetan (IRIB Chinese, 1205'54"-firedrake)
1230'41"-1430 15570 Tibetan (1234-firedrake)
1330-1400 15430 Tibetan
1330-1400 15530 Chinese (1341'50"-firedrake)  

19日の1300台、9950kHzはジャミングは多少気になるが、それほどでもない。聞き取りは十分だ。

1400の「しおかぜ」は6135kHzで超を付けてもいいほどの強さ。ジャミングを完全にブロックしている。19日土曜日は朝鮮語放送が出ている。1423に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが強く聞きづらい、内容もほとんど分からない状態だ。
1500の9975と1530の9965kHzはともに朝鮮語放送だが、激しいジャミングでこれも、ほとんど聞き取れない。

しかし1600からの台湾送信は極めて強力に聞こえている。1558'20"からVTC Musicが出ている。「ペチカ」と「箱根八里」で始まっている。いったいいつまで季節感を無視した放送が続くのだろう。総選挙が済むまで新しい番組が作れないのか。
拉致問題解説は石岡享さんの事案について。この番組は2月14日、23日、3月4日、13日、4月1日、8日1330、17日、26日、5月5日、14日、6月10日同じである。
番組終了後1630からまたVTC Music、1632'38"に停波した。  

RNWオランダ放送は14日に次いで19日も、対日本戦を生中継している。やはり聞こえるの21485kHzのマダガスカル送信だけである。これ以外は全くかすりもしない。
1238オランダゴールを決めた。1319,1-0で敗れた。

TV中継であのサーという雑音はどうして出ているのか、国際映像の音声には全て乗っかっているようだ。中継回線の不備から生じているのだろうが、もう何日も経つのに改善の余地がないのか。
NHKのBSデジタル放送にはこのような障害は聞こえない。国際映像の時はやはり出ている、またラジオ中継のバックでも聞こえている。

NHK第一も中継をしているが、いつも第一放送を出しているRadio Japanは当然中継は無い。オランダがやるんだから同時にそのまま出せばいいものを。皆様の受信料で特番の海外向け放送はできないそうです。14日と同様、「名曲アルバム」が出ている。

ちなみにCNR1は19日も生中継、この日本。オランダ戦を放送している。

19 June
5955 1200-1459 27,28 NAU 500 210 Nld RNW
7235 1100-1400 28NW ISS 250 65 Nld F RNW
9455 1100-1400 8S,11 BON 250 320 Nld HOL RNW
9595 1100-1400 27 WER 250 300 Nld D RNW
9620 1100-1400 18 NAU 500 11 Nld D RNW
9895 1200-1459 27S,28S NAU 500 230 Nld D RNW
13700 1100-1459 28S,39W WER 500 120 Nld D RNW
13700 1600-1657 28S,39W WER 500 120 Nld D RNW
15755 1100-1229 46,47W GUF 250 80 Nld F RNW
15755 1230-1400 46,47W BON 250 80 Nld HOL RNW
21485 1100-1357 41,49 MDC 250 45 Nld MDG RNW
21590 1100-1400 47,48,5 ISS 500 150 Nld F RNW

NHKのウェブサイトでも速報は出ているが、これがどうもおかしい、誰が見ても日本が一点を入れたように見える。


しかし誤りに気づいたか試合終了直後には正しく表示していた。NHKの失態でした。
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19日は17.6MHｚ付近の細切れ放送が聞こえない。その代わりになるのだろう、13.9MHｚ帯で細切れどころか以前の超細切れ放送が聞こえる。
数分ごとに周波数を変え、10kHzステップで遊んでいる。別にジャミングが出ているわけでもない。13950から13980kHzの間をウロチョロ。

しかし0800以降17630kHzでSOHが聞こえ出した。

このほか0700台には15970、15890、15830、14960、13100、9000kHzがクリアーに聞こえている。15.8MHｚ付近に3波が並んでいる。0800には15890が15920kHzへ、0818に15830が15850kHzへ浮気をしている。これらにもジャミングはない。
ジャミングが出ているのは、16800、16100、15140、14950、14700

Daily special
June 19 SOH
1230-1300 15755
1400-1430 15780
1500-1530 15760
1530-1600 12100
1600-1630 11560
  

北朝鮮のジャミングは、あのヘビー級のジャミングは時々停電で止まることもあるが、ピロピロジャミングはまず止まることは無い。

そんなことから1300の9950kHzもジャミングにかき消されそうな状態である。1330の日本語も同じ状態である。

1400の「しおかぜ」は6135kHz、18日、金曜日は英語放送が聞こえている。ジャミングの影響は全くない。番組後半、1424から英語による「日本政府からのメッセージ」が放送された。

1430は「ふるさとの風」、9960kHzは多少ジャミングの影響があるもののおおむね良好に聞こえている。6月18日になってもまだ「早春賦」。

1600の9780kHzは、18日の放送ではベスト、ジャミングは出ているが完全に抑えている。「早春賦」と「夕焼け小焼け」、この蒸し暑い日にも放送はまだ春たけなわか。5月31日で終わりかと思ったがまた出てきた。

ふるさとの声は松本京子さんへのメッセージ。2009年10月の録音でお兄さんからの肉声メッセージが出ている。リクエスト曲は1963年の大ヒット曲舟木一夫の｢高校三年生｣ということで、この番組は、1月8日、2月4日、3月3日、12日、21日、30日、4月7日、16日、25日、5月4日、13日、22日、31日と同じ内容である。
　　赤い夕陽が　校舎をそめて
　　ニレの木陰に　はずむ声
　　ああ　高校三年生　ぼくら
　　離れ離れに　なろうとも
　　クラス仲間は　いつまでも

　　泣いた日もある　怨んだことも
　　思い出すだろ　なつかしく
　　ああ　高校三年生　ぼくら
　　フォーク・ダンスの　手をとれば
　　甘く匂うよ　黒髪が

　　残り少ない　日数を胸に
　　夢がはばたく　遠い空
　　ああ　高校三年生　ぼくら
　　道はそれぞれ　別れても
　　越えて歌おう　この歌を  more

いつも強烈な3波合同スーパージャミングが出ていない。通常のしょぼしょぼジャミングは健在だ。
6003や6348kHzに出ている。

希望のこだまVOHにはわずかながらジャミングの兆候が、6015kHz韓民族放送はクリアーに聞こえている。
人民の声にもいつものスーパージャミングは無い。

5890kHzがクリアーなことから、ここで英語放送が聞こえている。WWCRだ。1000台、4840、5935、9985kHzも聞こえている。番組はそれぞれ違う。

18日1100現在もまだ止まっている合同ジャミングは、3985/5890/6003/6015/6348、そして3912/6518/6600kHz。
しかしその直後1117に一斉にスーパージャミングが出てきた。
  

16日に15527kHzでRadio JapanのHindi語が出ていた。そして17日は同じ周波数に「西蔵之声」の中国語が出てきた。

ということで16日はTashkent送信所で誤送出をしたとみていいだろう。西蔵之声は放送時間を変更しており、6月15日から1200-1430に放送されている。

このうち1330-1400はチベット語と中国語の2系統が出ている。
Voice of Tibet, June 15-
1200-1230 Chinese
1230-1430 Tibetan
1330-1400 Chinese

1200-1430 15550-15570 Chinese and Tibetan
1330-1400 15430 via UAE Tibetan,
1330-1400 15530 via UZB Chinese
1400-1430 17560 via MDG Tibetan  more

1300の9950kHz、朝鮮語と日本語放送は、ジャミングの影響でかなり聞き苦しい。17日はどの朝鮮語放送も北からのジャミングが強く受信状態は悪い。

それに引き換え、八俣からの電波は強く、ジャミングを完全に潰している。1400からの「しおかぜ」6135kHzはこうして今日もよく聞こえている。17日木曜日は日本語放送で、拉致被害者家族からのメッセージが代読されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く分からない。出てはいるんだろうが聞こえないだけかも。むしろ同波のRTTYの方がうっとうしい。
ハムバンド内の局に対しては何かといちゃもんも付けるようだが、こうした放送バンド内の業務局に対しては全くの無力。

最も受信障害に対して、いわゆるBCLはそれを訴える資格もないということらしい。らしいではなく事実PLC問題ではそれがはっきりと証明され門前払い。ひたすら我慢。

1430の番組はいつもとは違い1330と同じものが出てきた。この番組は57分終了のため、あとはVTC Nusicが流れている。
1500の9975kHzは強い。ジャミングは全く分からない。  more

引き続き17.6MHｚの細切れ放送は出ている。17日は日本時間では夕方から北米方面がやたら強力に聞こえている。
1300台では普段めったに聞こえない13695kHzの本国送信のFamily Radio中国語はやたら強い。更にその上を行くのが13835kHzのEWTN Radio、まるでローカル局並である。13830kHzのRFAとそのジャミングよりも強い。
ただ13760kHzの北朝鮮汚染電波がスプリアスを撒き散らしており迷惑この上ない。

Daily special
June 17 SOH
1230-1300 15760, 17610
1400-1430 15770 (1418-firedrake)
1500-1530 15720 (1515-firedrake)
1530-1600 12110
1600-1630 11560

June 17 Voice of Tibet
1200-1205 15550 Chinese
1205-1234 15562 Chinese
1234-1304'24" 15547 Tibetan
1304'25"-1330 15562 Tibetan
1330-1350'41" 15527 Chinese
1350'42"-1400 15530 Chinese1330'10"-1335'14" 15547
1335'15"-1341'50" 15572
1341'51"-1430 15570

1330-1400に中国語が別の周波数で出てきた。この時間、西蔵語も出ている。