海外からのラジオ放送

昨日も少し書いたようにロシアの声が、一挙にあちこちに出現してきた。Worild Service英語放送がいたるところで聞えている。これではまるで北京放送並みである。
一寸オーバー気味に言えば、ある意味旧ソ連時代を髣髴させる感がある。バンドをくまなくチェックしたところ出るわ出るわ、例えば0400台の英語は11波が強力に受信できる。DRMを含めば12波ということになる。入感状況から全て極東ロシア地域からの送信と思われる。
今までの受信では0100開始する周波数が少なくとも8波以上増えたことになる。

Voice of Russia World Servie additional frequency:
0100-0300 Russian 15755 15585 13830 13710 12010 11765 9865 9425
0300-0500 English 15755 15585 13830 13710 12010 11765 9865 9425
0500-0800 English 13830 13710 9865 9425
0800-0900 English 13830 9865 9425

10月4日と言えば、スプートニク１号が人類初の人工衛星となった記念すべき日だ。２台の無線送信機を使って宇宙から送られた、20MHzの電波を受信できた思い出がある。真空管の高1中2にQ'5verを付けた受信機は今も残っている(今は多分聞こえないが)。  

5970kHzで聞えているエチオピア局、情報ではVoice of Tigray Revolutionが出ている、あるいは5980kHzへQSYしたとか、いろいろ。
10月に入って受信したところでは、5970、6110、7210kHzが完全にパラで2000まで出ていること。5980kHzはどの局だか分からない、6185kHzもパラのようだが確認が出来ない。
いずれにしても、Radio Fanaが3波で、Voice of Tigray Revolution2波で出ていることだけは間違いないだろう。
3日は2002に3波とも終了した。これで2000までは5970、5980、5990とエチオピアが並ぶことになる。

Voice of Tigray Revolution：
5980　6185

Radio Fana：
5970　6110　7210  

3日から聞こえ出したChristian radio、1300以降も電波は切れることなく出続けているようだ。おそらく終夜出ていたのでは、1800過ぎにも音楽が流れ1830アナウンス、1900から約13分間の説教番組が始まった。
混信も無く調子が良いようで。1900に出たアナウンスなどではCross Radioと言っている。周波数はFM88.5で短波のアナウンスは無い。  

放送時間を大幅に増やしたRFA、やはり11660kHzのサイパン送信は出てない。3日1800台の受信では新たにジャミングが増えた兆候は見られない、今までの垂れ流しがそのまま続いているに過ぎない。
サイパンは2台の送信機から出ているが、1800台は全て中国語に使われている。  

0800過ぎから4755kHzで英語放送が聞えてきた。宗教番組に聞える。正確な周波数は当方のポンコツラジオではわからないが、約250Hz上へずれている。多少ビートがかかっている。更に時々朝鮮語の漁船通話がうっとうしい。
ほぼ正時にFM88.5MHzのアナウンスが出ている。今年春に試験電波が出されて一躍知られる局になった、ミクロネシア連邦からの短波放送である。
同局のウェブサイトのよれば出力1000Wとある。結構聞えるものだ。放送時間は1900-1300と紹介されている。番組は米国各宗教団体が制作しているものでKTWRやHCJBなどなじみの局でも放送されているものが殆どのようだ。
サイトに載っている番組表は月曜日から金曜日まで、もちろん現地時間でUTCプラス10時間：
Monday through Friday
06:00 am Walk in the Word
07:00 am The Connection
09:00 am A New Beginning
10:00 am Bible Answer Man
12:00 pm Insight for Living
01:00 pm Family Life Today
02:00 pm Focus on the Family
03:00 pm Adventures in Odyssey
05:00 pm Precepts for Life
07:00 pm Turning Point
08:00 pm Walk in the Word
09:00 pm Grace to You
10:00 pm Revive our Hearts
11:00 pm Hour of Decision  

放送規模を縮小する局あればその逆を行く局もある。英米に対してロシアは今は目立たない存在になったが、いわゆるWorld Serviceを充実させている。
10月になってからだと思われるが、使用周波数が増えているようだ。0200のロシア語とそれに続く英語が4波追加されている。入感状況からVladivostokあたりからと推定できるが、強力に聞こえている。
従来から出ている15735DRMと同じ番組が出ている。10月3日の15735kHzは良好でほぼ8割がたの復調である。
0300-0500の間は9435と9425が並んでいる。従来からの21790,17635、17495kHzなども引き続き出ている。

Voice of Russia World Servie additional frequency:
0200-0300 Russian 13830 13710 9865 9425
0300-0800 English 13830 13710 9865 9425
0800-0900 English 13830 9865 9425

ロシア中継で出ているFamily Radioの日本語番組は1日、7150から7245kHzへ変更されているが、HFCCへの申請を見ると、イルクーツク送信に変わった様に見える。  

10月に入ってからもあちこちで中国のジャミング放送が聞えている。1日の11575kHzでも｢中国之声｣と｢火竜ジャミング｣が出ていた。当然何かを妨害しているわけだが、2日はそのジャミングが弱く、本来の放送がよく聞こえている。
なんと西蔵之声が出ている。17MHzのように途中で周波数を動かすことも無く安定している。番組も西蔵語と中国語が出ている。
2日の受信では1437-1507が西蔵語、その前後は中国語である。17565kHzからの変更かあるいは追加されたのか、17MHzが聞えず分からない。1522に中国語が終了した。これから見ると多分周波数の変更だろう。  

何か事起きるたびにすぐ反応するのがこの短波放送だ。米国はすぐに大幅な放送時間の延長を行っている。
BBCも然り、中国語の放送時間が2時間短縮されたと思ったら、やはりビルマ語が増えていた。1100-1130に7330と6165kHzが追加されている。また一部時間帯の放送時間が増えている。

BBC Burmese:　October 1
2345-0030　6065、11850
0000-0030　9815
1100-1130　6165、7330
1330-1430　7135、11945
1345-1430　9670  

今となっては大きなお荷物、基本的には新しいのを買ったときに引き取ってもらえばいいのだが、そういう人は少ないらしい。積もり積もって邪魔者扱いのディスプレーがあちこちに。

けさ早く冷蔵庫が冷えてないとサービスコール、行ってみると冷凍室が完全に閉まってない状態で床が水浸し。休みのたびに孫が遊びに来て冷蔵庫を頻繁に開け閉めすると言う。結果冷えが悪くなり温度調節をいつも｢強｣の位置に、これが間違いだ、霜が積もり積もってついには引き出しが完全に閉まらなくなった。

これは簡単に直せたが、その後だ、これ邪魔だから引き取ってェ。そうCRTのディスプレーだ。ご自分で引き取り手続きをしたほうがお安く済みますよといったが、メンドクサイの一言。通常の処理費4200円プラスアルファで3台も積み込んだ。息子が勝手に置いていったと言う。
帰りの荷物がやたらと増えた一日となった。＋アルファが処理費のかなりを占めるのは言うまでもない。
  

10月1日、1900からの放送は、RFE/RLのアナウンスが繰り返され、音楽のみ、1913’54”にようやく番組が途中からが出てきた。初日と言うことで送出が間に合わなかったのか。

その後VOAサイトにも新しいスケジュールが掲載された。
1900-2100　Korean　6060　7125　9510
6060と7125がタイから、9510kHzはフィリピン送信。  more