例によって、何の役にも立たない日替わりの周波数を調べている。
だいたい放送というのは、あらかじめ決められた周波数で一定期間出るのが常識だ。その常識をわきまえない放送なんて知れたものと言えないのがこの世界かも。
そんな放送に躍起になってジャミングをかけている国はもっとどうかしている。そのどうしようもない放送も13870kHzを筆頭にあちこちで聞こえている。13870kHzは2200から1200を回ってもなお強力に聞こえている。
May 19 SOH
1230-1300 15730
1400-1430 15775
1500-1530 15735
1530-1600 12105
1600-1630 11565
2200-2230 7535
2230-2300 7580
2300-2330
2330-2400
1530は12105kHzに出てきたが、50秒後にいきなり朝鮮語も被ってきた。7475kHzとパラになっている。波は一波しか出てないようだ。ということはこの時間はDushanbe、それともTashkentどっちかな。
1548'30"に朝鮮語が消えた。スペクトラムにも変化は無く送信所で両方の音声を出したことになる。
1600は1分遅れでキャリアーON、1601'50"に音声が出てきた。これはSOHに間違いない、1617には火竜ジャミングも出てきたが、終夜垂れ流しにはならなかった。
2200からの7.5MHz帯はかなり苦しい状況となってきた。2230の7580kHzはやたら強い、電波伝播は良く分からない。
近隣、遠距離ともにコンディションが極めて良い。そのあおりを受け、北朝鮮の汚染電波が耳障りだ。
ジャミングもそのため極めて強い。あらゆる朝鮮語放送がことごとくつぶされている。対象となる時間だけでなく無駄な電波を垂れ流しているため全く始末が悪い。
1100から始まる北朝鮮向け放送が激しいジャミング攻勢にあっている。季節的要因もあろうが、今年に入って明らかにジャミング用送信機が増えている、ことによったら倍増しているのではないかと思えるほどである。
放送の無い周波数に出しながら他の周波数にも全てジャミングをかけていることからもその数が推定できる。いつも強い15645kHzの朝鮮語も18日はかなり苦しい、15MHzの北のジャミング月用のは珍しいことだ。この1300台だけでも垂れ流しも含めれば20波近くのジャミングが確認できる。
それでも18日は八俣からの電波が強く、1400の6135kHzの「しおかぜ」は、ジャミングをほほ制圧、日本語放送がクリアーに聞こえている。拉致失踪者の氏名が読み上げられている。
1430の9960kHzはこれまたジャミングが強い、いつものようにクリアーとは言い難い。日本の歌「雪」で開始、多義知八重子さんへのメッセージといつもの内容である。
リクエスト曲は沢田研二の「勝手にしやがれ」、この時間になると多少ジャミングも疲れてきたようだ、あまり気にならなくなった。
この番組は2月9日、18日、27日、3月17日、4月12日、30日、5月9日と同じ内容である。
1500の9975kHz、1530の9965kHz朝鮮語放送もいつもよりジャミングがうるさい。
1600の9780kHzは2分遅れで番組の途中から出てきた。ジャミングを押しのけて強力に聞こえている。1430と同じ番組である。
2030の5965kHzはジャミングが強く、ほとんど聞き取れない。時々日本語が浮かんでくる程度だ。6085kHzのR.Japanも心なしか弱いが、こちらは混信もなく問題なし。