海外からのラジオ放送

放送バンド外の火竜ジャミングはその殆んどがSOH「希望之声国際广播電台」に対する妨害。
時間帯のよって頻繁に周波数を変えるSOHに対して、適当な時間にジャミングを出してくる。このためSOHが既に他の周波数へ移っているのに、ジャミングだけが出ている周波数も多い。

火竜ジャミングは、中国の民楽を何曲かつなぎ合わせた60分のディスクを繰り返し再生している。再生するタイミングが違うことから、周波数によって2種類の曲が出ているように聞こえる。

4月1日、0030台から1130の間に聞こえた火竜ジャミングの周波数は：
18180、16700、15970、15140、14970、14950、14780、13500、13100、12620、12150、10400、9000、8400

Daily special
April 1 SOH
1230-1300 7525
1400-1430 7545
1500-1530 7530 (1509-firedrake)
1530-1600 7480
1600-1630 7590
2200-2230 7525
2230-2300
2300-2330
2330-2400   

今年1月15日から放送を始めたRFE/R.Libertyのパキスタン向け放送Radio Mashaalも周波数を変更している。
放送時間は変更なし。
このほど各周波数の送信サイトも判明した。クウェート送信も加わり強力に聞こえている。4月15日からは夏時間採用の予定があり、放送時間が早くなる。

Radio Mashaal　A10 (to April 14)
1100-1300 12030, 12130, 15360

from April 15
0900-1200 12030, 12130, 15360

4月14日までは12130kHzの1100-1300、15360kHzの1200-1300がクウェート送信のはず。4月15日からは1200-1300のクウェート送信がなくなる予定だ。

12030kHzは同波のVORの混信でつぶされている。12130kHzは良好である。この放送が終わった後、タジキスタン送信の「荒野の声」が出てくる。  

2030UTCの周波数は28日放送分から5965kHzで聞こえている。ジャミングも無く受信状態は今のところ良好である。

31日1300の9880kHz「日本の風」朝鮮語放送は、連日CRIのビルマ語の混信で互角の勝負。
1400の「しおかぜ」は5910kHzで何とか聞こえているが、やはりジャミングが激しい。内容は全く聞き取れない。

1430の9960kHzはパラオ送信の「ふるさとの風」、まずニュース解説で始まった。今週の一曲は、由紀さおり・安田祥子「翼をください」、この番組が対策本部のオンデマンド放送にアップされるはず。31日1600現在まで更新されていないが。1333と同じ番組のため1454に終了、後はVTC音楽が流れている。

いま私の願いごとが
かなうならば翼がほしい
この背中に鳥のように
白い翼つけてください
この大空に翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ　行きたい

いま富とか名誉ならば
いらないけど翼がほしい
子どものとき夢みたこと
今も同じ夢に見ている
この大空に翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ

この大空に翼をひろげ
飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ　行きたい

1500から7475kHzでは、昨日に続き「自由朝鮮放送」が出てきた。とりあえずは1530までの放送ということで、1230の30分番組が、この時間へ移動したということになる。
北朝鮮の対応も早いもので、といっても三日後に、既に7470kHzでジャミングを出している。

1500と1530のパラオ送信はいずれも強力に聞こえている。1600の9780kHzも強い、1430と同じ短縮番組である。