海外からのラジオ放送

パラオ送信に移行してからまともに聞こえたのは2日間だけ、1430の9950kHzは、4日も全く入感なし。これ以降の朝鮮語も同様である。

そんな中、1600の9780kHzがまあまあ物になっている。内容は十分聞き取れる。日本の懐かしい歌「早春賦」と「夕焼け小焼け」の2曲が聞こえた。
ふるさとの声は松本京子さんへのメッセージ。2009年10月収録の、お兄さんからの声が聞こえている。リクエスト曲は1963年舟木一夫の「高校三年生」。この番組は1月8日、1430と1600放送分と同じ内容、勿論最後の周波数アナウンスは新しくなっている。

終了テーマが4分ほど流れ、放送終了、いつものようにVTCの音楽が2秒ほど出てキャリアーが切れた。

1400の「しおかぜ」はジャミングで全く聞こえない。そこで2030の6045kHzをチェック、これもいつになく強力なジャミングに犯されている。それでも信号は強く英語放送が聞こえている。拉致被害者らの名簿が読み上げられている。

2月4日は6045kHzへの単独ジャミングが1949'40"に出てきた。このため、2030現在の6MHz帯は北朝鮮のジャミングに埋もれている。3波合同ジャミングのほか、6060kHzのVOAにも強力なジャミングが出ている様子がよく分かる。この2波のジャミングも2058に同時に止まっている。
3波合同ジャミングはこの後も0000過ぎまで無駄な電波を出し続けることになる。↓

  

4日木曜日、特に変化はなく、0700からは15725kHzでCVCの中継となった。
1200からはベトナム語放送Hoa Mai Radioが12130kHzで始まった。一方9930kHzでも日本語放送が出てきた。

31mbも1200台はそれほど強くは無い。この分ではこの後の放送も更に落ち込みそうである。
2月1日からの変更分を表にしてみた。CVCの中継はおそらく毎日続くと思われるが、とりあえず未確認ということで平日のみ載せている。

因みに1月31日、日曜日は、0600-0800に15680kHzでWHRが出ていた。15725kHzは出なかった。

T8WH Angel 3 & Angel 4, as of February 4.
  

また18180kHzで暴れまくっている。
火竜ジャミングの影で、本来の中国語放送もちゃんと聞こえている。きのう、今日と、日中のハイバンドが好調のようだ。

既に0100過ぎから出ており、0700現在も聞こえている。17900kHzも0500迄聞こえていた。カッコ内は実際にSOHが出ていた周波数、火竜ジャミングに対しずれている分を示している。どの周波数もジャミングはほぼ正確に出ている。

2月4日、0410現在の周波数は:
8400、11500、13100（+70）、15970、16700、17860、17900、18180
13970、14780

0530現在ではまた様子が違っていた。
8400(+55)、11500(-10)、14780、15970(+130)、16700(+85)、17970(-150)、18180(+140)
9000(+35)、13970(-45)、14970(+80)

1月末まで9730kHzで聞こえていた、意味不明放送、CNR1と火竜ジャミングは、4日には9700kHzで聞こえている。

聞こえる時間は今までと同じ、0000-0200と0700-0900のそれぞれ2時間である。最近はVOAの西蔵語などにも、こういった組み合わせのジャミングを出している。
しかしこの9700kHz、以前の9730kHzのときもそうだが、対象となる放送が見つからない。  

日本の資金援助でナイジェリア国営放送の100kW中波送信機2機が、このほど完成し放送を始めた模様。
既に第一期工事では、Kadunaに中波594kHzの100kW送信機が新たに設置されている。今回二期工事でEnuguに同じく828kHzの100kW送信機が新設された。

  

一応、毎日録音をしてどんな状況かチェックだけはしているつもり。
2200(2日2200UTC)の12040kHzも強かった。続く15225kHzもいつになく強い。
そして0700から、15725kHzはCVC Indonesianが出てきた、これが1000まで。

ここまでは聞こえたが、この後の1300からの中国語波全く入感せず。以降1600までは政府広報放送が続くことになるが全て聞こえない。パラオ送信はストリーミング放送でも聞くことが出るので、番組内容は十分把握できる。

Angel 4 T8WH February 3, Wednesday
2200-2400 12040 R.Australia, English
0000-0030 15225 R.Australia, Indonesian //15335, 15415
0030-0100 off the air
0100-0130 15655 R.Australia, Burmese
0130-0300 off the air
0300-0400 Shepherd's Chapel http://www.shepherdschapel.com/
0400-0430 15780 R.Australia, Indonesian //11550, 15415
0430-0500 off the air
0500-0530 15590 R.Australia, Indonesian //11745, 15415
0530-0700 off the air
0700-1000 15725 CVC, Indonesian http://www.cvc.tv/indo/index.html
1000-1300 off the air
1300-1430 9890 R.Australia, Chinese //9475, 11660, 11760
1430-1500 9950 JCIC Japanese "Furusato no Kaze"
1500-1530 9975 JCIC Korean "Ilbone Baram"
1530-1600 9965 JCIC Korean "Ilbone Baram"
1600-1630 9965 R.Australia, Chinese
1630-2200 off the air  

3日の放送は、どれも殆んど聞こえない。
1400の｢しおかぜ｣5910kHzはジャミングに埋没している。日本語放送であることだけは分かる。

1300の9655kHz、1333の9775kHz、そして1430のパラオ送信、9950kHzも全く聞こえない。3日は31mbは即死状態である。パラオ送信になってからは、ストリーミングでも聞くことができる。
日本の歌｢冬の星座｣と｢月の砂漠｣で始まっている。拉致被害者へのメッセージは市川修一さんへ。1月7日、9日、25日と同じ内容である。歌は、市川修一さん家族からのリクエストで井上陽水｢心もよう｣。

拉致対策本部のウェブサイトは3日に新しい音声ファイルがアップされている。2月1日1333に放送された番組である。  

放送バンド外のSOHも引き続き聞こえている。
3日はなぜか、0320に火竜ジャミングの出ていた5波が一斉に止まった。このため普段はめったに聞こえないSOH本来の中国語がよく聞こえていた。

0320から0400前までジャミングが止まった周波数は、13970、14970、15970、16270、16700kHzの5波である。
これ以外の周波数、8400、10410、10970、11500、12600、17970そしてRFAの17860kHzには火竜ジャミングが出続けていた。

5波同時に止まったことから、これらの周波数はこの時間同じ送信所から出ていたことが伺える。

3日、日替わり周波数のSOH、1230からは7530kHzで聞こえている。
February 3 SOH
1230-1300 7530kHz (1249-firedrake)
1400-1430 7585kHz (1419-firedrake)
1500-1530 7530kHz
1530-1600 7490kHz
1600-1630 7485kHz
2200-2230 7555kHz
2230-2300 7505kHz
2300-2330 7485kHz (2322-firedrake)
2330-2400 7575kHz   

連日放送開始前から出てくる、ジャミングは、まず6015kHzから。KBS自体も早くからキャリアーを出したり止めたりしている。3日も0200過ぎから0240頃まで出していた。
0306-0320にまたキャリアーON、0321にジャミングが早くもお出まし。0332にKBSのキャリアーがON、0350'50"に放送が始まった。

6015kHzへのジャミングは、ほぼ毎日0330前後に出てくる。そのままで続けることが多いが、そこは北朝鮮のこと、突然止まることもしょっちゅうである。
これは何もジャミングにとどまらず、海外向け放送も同様だ。電力の安定供給が全く出来ない実態が見て取れる。

2月3日も、6015kHzのジャミングが0510-0530と0636-0638'20"の間止まった。このときは6100kHzも同時に止まったが、再開の時間が0530'50"と0639'25"で若干違う、これで3波合同ジャミングと、6100/6070kHzの送信所が同じと推定できるが、電波を出す時間は1分ほど違う。

送信機が別だからこうなるのが普通だろう。停波するのはいきなり電気が来なくなったのだから同時に止まってもおかしくは無い。

こうしたことから、3波同時に出てくるスーパージャミングは、どう見ても同一送信機から出ているように思える。3日は0651に出てきた、これよりも早く一分前後出てくるときも同時に出てくる。そして翌日0003に停波するときも同時である。

5890kHzはたった3時間しか出ていないVOAのために何故15時間も出し続けるのか、北朝鮮のジャミングの出し方は全く分からない。

これも役立たない記録、今年に入ってから、3波合同スーパージャミング(5890, 6003, 6015kHz)の出てくる時間。記録の無いところ、ご存知の方お知らせ下さい。
Jan.1　0643-
Jan.2(Sa.)　0655-
Jan.3(Su.)
Jan.4　0752-
Jan.5　0653-
Jan.6　0829-
Jan.7　0654'50"
Jan.8　1104'40"
Jan.9(Sa.)　0825'30"
Jan.10(Su.)
Jan.11　0703'27"
Jan.12　0652-0838, 0858-0016
Jan.13　0654-
Jan.14　0652'52"
Jan.15　0651'10"
Jan.16(Sa.)　0653'20"
Jan.17(Su.)　0258-
Jan.18　0707'10"
Jan.19　0653'40"
Jan.20　0657'27"
Jan.21　0650'50"
Jan.22　0650'45"-0705'48", 0708'48"-
Jan.23 0653'40"-0003
Jan.24(Su.) 0251'20"-
Jan.25(M.) 0653'55"-
Jan.26(Tu.) 0659'50"-
Jan.27(W.) 0443'22"-0455'45", 0650'50"-
Jan.28(Th.) 0654'55"
Jan.29(F.) 0657'16"-
Jan.30(Sa.) 0709'30"-
Jan.31(Su.) 0255'20"-

Feb.1(M.) 0701'20"-
Feb.2(Tu.) 0657'55"-
Feb.3(W.) 0651'-
Feb.5(F.) 0653'50"-
Feb.8(M.) 0650-, -0002
Feb.9(Tu.) 0633, 0655-
Feb.10(W.) 0653'38"-
Feb.11(Th.) 0652'55"-  

新しい周波数の受信状態は良好である。
1333からの9775kHzもよく聞こえている。1430の9950kHzも良好である。懐かしい日本の歌「冬景色」で始まった。
続いてふるさとの声は、有本恵子さん両親からのメッセージなど、リクエスト曲は、1970年代のヒット曲、 ベイ・シティ・ローラーズ ｢サタデイ・ナイト｣。
この番組は、1月6日と同じ内容である。

1500の9975kHz、続く1530の9965kHzの朝鮮語放送も良好である。いずれもジャミングは全くない。1600からの9780kHz、台湾送信も強力に入感している。ただ周波数が不安定で、音声が若干震えている。

2日の「しおかぜ」、1400の5910kHzはジャミングのため全く中身は分からない。時々中国語であることだけが分かる。
2030からの6045kHzは、僅かにジャミングの存在は分かるが、中国語がはっきりと聞こえている。  

相変わらずにぎやかです。
火竜ジャミングが所かまわず暴れている。2日は8400から17970kHzまで11波が聞こえている。xx970という周波数が好きなようで、5波もでている。

0820現在聞こえる周波数は：
8400、9380(-0825*)、10970、11500、13970、14970、15970、17970
12590、15140、16700

1000を回ってからはだいぶ様子も変わってきた。一旦停波した9380kHzもまたお出まし、9MHzにいくつも出てきたが1100にはジャミングも消えてしまった。
8400、9000、9335、9380、10410

日替わり周波数のSOH、2日は1230からの放送が7520kHzで始まった。1400の周波数聞き逃した･･。
February 2 SOH
1230-1300 7520kHz
1400-1430
1500-1530 7490kHz
1530-1600 ??
1600-1630 7490kHz
2200-2230 7535kHz
2230-2300 7525kHz
2300-2330 7505kHz

1530と2330の放送は確認できなかった。
7545kHzで、1500-1558の間、不明アラビア語局が聞こえていた。1日以前は何も出ていなかった。