2009年07月10日

SOH on 15760kHz

30分3回の細切れ、日替わり周波数の放送はまだ海外ではよく分かっていないようだ。

周波数は毎日違うが、放送時間は同じである。この辺がまだ理解されていない。ただこの放送、別に放送時間や周波数のアナウンスがあるわけでもなく、ニュースを主体に出しているだけ。

VOTと同じ送信機から出ていることが分かっている。また12MHzの放送が1600に終了した後、VORのロシア語が出てくるときがある。

10日は1230から15760kHzに出現、1250からジャミングが出てきた。そして1400からは15750kHzと、今までの掟を破り、1230よりも低い周波数に出てきた。
5月25日から出てきたと思われる日替わり周波数で、1400からの周波数が1230からの周波数よりも低かったのは、10日がはじめてである。(どうでもいいことですが)

July 10 SOH via Tajikistan
1230-1300 15760kHz
1400-1430 15750kHz
1530-1600 12120kHz
  
Posted by Hiroshi at 22:23Comments(0)Taiwan/China

2009年07月10日

エリトリア人民の声

週一回だけの放送というのはつい聞き逃してしまう。

そんな局の一つが、13820kHzでいろいろ出ている地下局、というよりも反体制勢力側の放送。昔みたいにどこから出ているのか分からない時代とは違う。今では送信所は勿論のこと放送団体の詳細もインターネットのおかげですぐに分かる。

録りためたPerseusファイルを整理しようと聞き漏らした局を調査、その結果、13820kHzで出ている局のうち、木曜日1700UTCの局名が、どうもリストされているような局名アナウンス(英語表記ではVoice of Democratic Eritrea International)では無いことに気付いた。

既に昨年から、今の「エリトリア人民の声」英語表記ではVoice of Eritrean Peopleのアナウンスで放送が始まっている。前半がティグリニア語、後半30分がアラビア語の放送で、「人民の声」のアナウンスが何回も聞き取れる。

非民主国家エリトリアは、北朝鮮同様ここへ向けた地下放送がいくつも存在している。R.Ethiopiaから出ている放送はよく知られている。

Eritrean People’s Partyエリトリア人民党のウェブサイトなどで調べたところ、昨年8月7日放送分から今の局名となっていた。

6月18日、25日の受信状態が一番良かったようだ。7月2日はやや弱め、そして9日は殆んど信号が分からない。13675kHzのBBCだけが、やたら強く入感していた。  
Posted by Hiroshi at 02:48Comments(2)Africa/ME