週一回だけの放送というのはつい聞き逃してしまう。
そんな局の一つが、13820kHzでいろいろ出ている地下局、というよりも反体制勢力側の放送。昔みたいにどこから出ているのか分からない時代とは違う。今では送信所は勿論のこと放送団体の詳細もインターネットのおかげですぐに分かる。
録りためたPerseusファイルを整理しようと聞き漏らした局を調査、その結果、13820kHzで出ている局のうち、木曜日1700UTCの局名が、どうもリストされているような局名アナウンス(英語表記ではVoice of Democratic Eritrea International)では無いことに気付いた。
既に昨年から、今の「エリトリア人民の声」英語表記ではVoice of Eritrean Peopleのアナウンスで放送が始まっている。前半がティグリニア語、後半30分がアラビア語の放送で、「人民の声」のアナウンスが何回も聞き取れる。
非民主国家エリトリアは、北朝鮮同様ここへ向けた地下放送がいくつも存在している。R.Ethiopiaから出ている放送はよく知られている。
Eritrean People’s Partyエリトリア人民党のウェブサイトなどで調べたところ、昨年8月7日放送分から今の局名となっていた。
6月18日、25日の受信状態が一番良かったようだ。7月2日はやや弱め、そして9日は殆んど信号が分からない。13675kHzのBBCだけが、やたら強く入感していた。