2012年07月08日

Tamil 12140kHz

7月5日ごろから12140kHzで不明語が出ているという情報があった。早速聞いてみたところ、間違いなくタミル語であることが分かった。

1530-1630に一時間出ている。この時間といえば11905kHzのSLBCだが、ちょうどこれが出ていない。しかし番組内容は全く違う。7日の受信では1619ごろからウェブサイトをアナウンスしている。不明局としてあげたところ早速レスがあり、英語局名では"Voice of Tigers"と判明した。リアルタイムで情報交換できる時代ならではの早業である。

タミル語は分からないが、トップページにはスリランカ時間2100-2200に短波12140kHzで放送との告知がされている。

この局別に新しいことは無く、古くから衛星ラジオ・ネット放送を行っている。連絡先の電話番号も、国番号94でスリランカである。参照:http://hiroshi.mediacat-blog.jp/e2773.html
周波数精度は高く、12140.000kHzに出ている。
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2012年07月07日

RFA Cantonese

RFAの広東語放送は2200の放送に次いで1400からの放送も、この7月2日から日替わり周波数で行っている模様。
これまでの受信記録などから三つの周波数を使っていることが分かった。当然これらにもCNR1ジャミング放送が出ているが、放送開始時は、前日の周波数にジャミングを出してくる、途中20分から25分前後に実際に出ている周波数へ移動する。

7月6日1400は11715kHzにRFAが出てきたが、ジャミングは無い、12130kHzにCNR1が出ている、そして1427に11715kHzへ移動してきた。
そして7日は11715kHzへCNR1が、RFA広東語は12140kHzへ出てきた。

RFA Cantonese 1400-1500
Su.Sa. 12140
Tu.Th. 12130
M.W.F. 11715

RFA Cantonese 2200-2300
Su. 15305
Mo. 15320
Tu. 15350
We. 15360
Th. 15370
Fr. 15385
Sa. 15290
  
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2012年07月06日

KSDAスリランカ送信

7月1日以降連日のチェックでほぼその全容が見えてきた。停波する時刻が27分か57分であること、同時刻に2波は出ていない。
一部情報では、2200の9455kHzがスリランカとなっているが、これは実際には出ていない。同じく2230の9730kHzの英語も、この時間は15320kHzでKSDAのアナウンスで始まっている。
この15320kHz、7月1日の2200UTCはキャリアーは2157から出てきたが、2204:38に中国語を誤送出、2205:20に無音に、2206:03からインドネシア語が出てきた、送信サイトや周波数の変更などで混乱しているようだ。

こうなると局側ではスリランカ送信と言っても実際にはグアムから出ていたり、カード集めをしていないので関係ないが。
これらのことからAWRのスリランカ送信は、1100から1700までと2100から2230までの各一波と思われる。

1100 - 1157 15540 インドネシア向け、
1200 - 1257 15490 中国語、
1300 - 1357 17635 クメール語、タイ語、ラオ語、
1400 - 1500 12105 中国語、
1500 - 1527 15715 カレン語
1530 - 1557 15290 マラチ語、同時刻のヒンディ語はドイツ送信のはず。
1600 - 1627 11835 ウルドゥ語、
1630 - 1657 11740  英語、
2100 - 2157 11750 中国語、
2200 - 2227 9545 インドネシア向け、

GuamからのKSDA局、1330のロシア語は15445kHzに出ている。アナウンスは9720kHzのままだ。
  
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2012年07月05日

KSDA誤送出続く

当初6月末でスリランカからグアムへ変更される予定だったのが、まだそのまま出ているようだ。
ただ今まで通りというわけでもなさそうで、混乱が見られる。一部情報ではこれまでドイツ送信のAWRもスリランカからというのがある、送信サイトが変更されたようだ。しかし受信した限りではそうでもなさそう、ドイツ送信のAWRはそのままと思われるが確認は出来ない。

開始時にAWR-Voice of Hopeの各言語やawr.orgのアナウンスが出るのが、ドイツとスリランカ送信で、グアムからはKSDAのアナウンスが出ている。この方式でいくとドイツ送信とスリランカ送信の区別がつかない。ただHFCCリストは7月4日現在も以前のままである。

1300の17635kHzはこの時間の受信状態から見てもスリランカ送信であろう、しかし1330までクメール語が出たが、以降キャリアーのみで音声が出てこない、1344:33にタイ語が出てきた、1357に停波することからもスリランカ送信ということになろう。

15715kHzの1430のビルマ語はKSDAの送信、1459にキャリアーが切れた。1459:20にキャリアーON、Family RadioのISが出てきたが1500にAWRのアナウンス、1500のカレン語(ビルマ語にそっくりだ)はスリランカ送信を確認。ところがドイツ送信とされる15595kHzはネパール語のはずだが7月4日は15715kHzとパラである。昨日3日の15595kHzはネパール語が出ていた。
そのカレン語の終了時の様子を2波同時に受信、15715kHzは1526に、15595kHzは1527に停波している。

混乱は1530も続いた、15290kHzはスリランカのMarathiとドイツからのHindiが混信している。この時間スリランカ送信は7410kHzにリストされているが実際には出ていない。7月4日は15290kHzへ出てきた。Marathiは1458に終了、Hindiだけになった。

1500と1530の15255kHzのAWRもスリランカ送信との情報もあるが、受信した限りではこれまで通りドイツ送信と思われる。

  
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2012年07月04日

Khmer 9960kHz

2011年9月からパラオ中継のクメール語放送、Khmer Post RadioKhmer People Power Movementがそれぞれ週3日と2日出ていた。

6月下旬からこれらの放送の出ている1200からの9960kHzは毎日クメール語が聞こえている。7月2日はKPPRが、3日はKPRが出ていた。
KPRのウェブサイトでは週4日の放送の告知が載っている、KPPRの方はよくわからない。少なくともトップページは土日放送のままのようだ。

9960kHz via T8WH Palau
1200-1300 ..3456. Khmer Post Radio
1200-1300 12....7 Khmer People Power Movement
  
Posted by Hiroshi at 10:41Comments(0)Asia/Oceania

2012年07月03日

12085kHz VOM/CNR1

毎日0900から始まる12085kHzのモンゴル放送、6月24日からは日本語も正常な放送が続いている。ところが1000からはもう一局電波が出てくる、何を勘違いしているのか、中国がCNR1ジャミング放送を一時間出している。

事の発端は6月21日に、モンゴルがRFAの西蔵語を誤送出した事だ。この日以降、西蔵語は出ていないのに、7月に入ってもまだ1000-1100の間ジャミングを出し続けてている。
このため12085kHzは1000の中国語と1030の英語放送が妨害を受けている。

こうした中国の無意味なジャミングの垂れ流しは北朝鮮ほど鈍感ではないが、ここだけにとどまらない。

1400-1500の11595kHzは、RFAやVOAは出ていないのにCNR1ジャミングを垂れ流している。また9815kHzも2315までチベット語は出ているが以降垂れ流し。2315以降は9900kHzに出てくる、これもジャミング対策の一つだ。

北朝鮮のジャミングとVOK、3日は定刻通りすべて出てきたが、6400kHzの平壌放送と、11680kHzの朝鮮中央放送が出ていない。3日1045現在も止まっている。これ以外はすべて出ている。
  
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2012年07月01日

RFA Cantonese

RFAやVOAの広東語放送にはこれまで中国からのジャミングは出ていなかったが、この夏スケジュールからは中国語同様激しいCNR1ジャミング放送が出ている。

それに対抗すべく頻繁に周波数を変えてはいるが、効果はない。そこでRFAは日替わり周波数で出ている。しかしジャミングをかける方も必至で、後半はほぼCNR1に押しつぶされているようだ。
いつから日替わりになったのかは把握していない。今の15320kHzに変更された時点では行われていなかった、記録では6月3週以降からと思われる。

今のところ日替わりはこの2200-2300の放送だけで、1400の周波数は固定されている。これまで出ていた周波数は、
RFA Cantonese 2200-2300
Su. 15305
Mo. 15320
Tu. 15350
We. 15360
Th. 15370
Fr. 15385
Sa. 15290
曜日毎に使われる周波数が固定されている、ジャミングをかけるのは簡単なことだろう。
  
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2012年07月01日

KSDA Guam再開

GuamからのKSDA局の一部の周波数が、スリランカから代替送信されていたが、7月1日に元のグアム送信に戻っているのを確認した。

これまで11955kHzに出ていたビルマ語などは17650kHzで聞こえている。

一方、バチカン放送のインド向け、11730kHzも0040から出ているのを確認、ウズベキスタン送信のようだ。もちろん30日2200UTCの中国語は当然今まで通り聞こえていた。

11730kHzは9月2日から9580kHzの本国送信と入れ替わるのがこれまでのスケジュールだが、今回はどうなるのか。

バチカン放送のメインチャンネルだった9645kHz、今はアフリカ向けなどごく一部の時間で使われている。
その継続されているアラビア語放送、7月1日の開始部分、ドイツでの受信。
Vatican Radio Arabic  more
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2012年06月27日

12085kHz CNR1

12085kHzのモンゴル放送、24日から正常な放送が出ているが、何をいつまで勘違いしているのか、中国がCNR1ジャミング放送を一時間出している。

事の発端は6月21日に、モンゴルがRFAの西蔵語を誤送出した事だ。それ以来西蔵語は出ていないのに1000-1100の間ジャミングを出している。
このため12085kHzは1000の中国語と1030の英語放送が妨害を受けている。こうした無意味なジャミングの垂れ流しはここだけにとどまらない。

1400-1500に11595kHzも然りだ、RFAやVOAは出ていないのにCNR1ジャミングを垂れ流している。また9815kHzも2315までチベット語は出ているが以降垂れ流し。中国もたいした情報収集能力だ。

Radio Canada Internationalは24日に放送を終了したが、KBSだけはその時間ISを流し続けていた。しかし27日1100の9570kHzは一旦出し始めたものの、1101:36に停波し、以降出ることはなかった。
  
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2012年06月21日

Mongol 12085kHz

たまに日本語放送などが出れば、細切れで何を言っているのかわからない。
6月21日、木曜日の12085kHzは、またRFAが出ている。どこかのBBSにモンゴルが出てないというのがあったが、日本語など海外向け放送「モンゴルの声」が出てないだけでモンゴルからの電波は出ている。

送信機自体は全く問題はない、Voice of Mongoliaの音声送出にトラブルが生じている。当然だが、誤送出されているRFAの西蔵語はきわめてクリアーに聞こえている。
西蔵語がこのようにジャミングなしで聞くことができるのは極めて珍しい。短波では放送のない時間で中国もジャミングは出していない、まさかこんな時間に西蔵語が出ているとは思ってもいないことだろう。

1000からもチベット語が出てきたが、そこは中国、なんと1008にCNR1ジャミング放送をぶつけてきた。一方モンゴルは1026から中国語に、1030からもぶち切れの英語放送に切り替わったが、依然としてジャミングを出し続けている。そのままチベット語を出しておけばいいものを。1100にジャミングは止まった。

RFAの西蔵語は衛星ラジオなどで一日22時間放送されている。このうち短波では毎日10時間放送されている。短波での放送時間は、0100-0300、0600-0700、1000-1400、1500-1600、2200-2400である。

6月21日、12085kHz、RFAチベット語誤送出とCNR1ジャミングの出る1008、モンゴルのぶち切れの出る1019までの様子を記録した。
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Posted by Hiroshi at 18:51Comments(0)Asia/Oceania