2021年05月24日

5月23日「しおかぜ」

17800kHzのビルマ向けテスト放送は今日も1200から音楽だけが出ている。しかし1220に停波したがおよそ10分後に再開している。受信状態は良好である。1258に停波した。

1300の「しおかぜ」は6070と7295kHzが良好である。先週並びに昨日と同じ番組が出ている。最近朝鮮労働党幹部で注目されるようになった趙甬元(チョヨンウォン)についての解説。
保衛部事務所襲撃事件について、中朝国境付近で最近起きた事件とされる。日時場所の詳細は明らかにできないが、朝鮮語番組の「富士山はしている」の中で明らかにされた事件である。
在日帰国者による脱北の手記「冷たい豆満江を渡って」の内容の一部が紹介されている。
「やがて飛行機の窓から、懐かしい日本が見えてきました。その前夜、ボタン雪が降る図們を旅たち、氷点下の長春空港を発ってきましたが、眼下の日本には雪がなく、とても暖かそうです。それを見て、なぜかとてもホッとしました。これまでずっと寒風にあたり続けてきたのですから、せめて風だけでも温かく迎えてほしい・・・・そんなことを考えていました。
 最初に脱北を試みてから、七年ほどが経っていました。そのあいだ、とにかく北朝鮮から離れて日本の変えることだけが、私の希望でした。そして苦しかった時には、日本に帰った自分を思い浮かべ、日本の土を握りしめて帰ってきたよ!と叫ぶところを想像して、自分を鼓舞していたのです。そしてそれが今、やっと現実になったのです。
 成田空港では、民団とNGOの関係者の方々が、私たちを迎えてくれました。そして民団と北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会の方々が、日本で保護をしてくださると仰いました。日本についてからのことが全く分からず、ずっと心配だったのですが、温かく迎えていただいて、膝から力が抜けるほど安心しました。この感謝の気持ちは文字であらわしようがありません。
 その様子を見ていた領事館の人はいろいろな団体があなたたちの面倒を見てくれると思いますよ、と言い残し一人で出口に向かっていきました。
 日本に帰ったら、何をおいてもまず兄に会わなければと思いました。兄が日本にいなければ、私たちはきっと北朝鮮で餓死していたに違いありません。送金をはじめ、陰に陽に私たちらを支えてくれた兄に、帰国の挨拶をし、官舎に気持ちを伝えなければなりませんでした。ですから、兄に再会できた時の感動は、どんな言葉でも言い表すことができません。しかし同時に、北朝鮮にいた自分たちが、どれだけ兄の、そして兄のご家族の負担になていたか、どれだけ私たちが無理な要求をしていたかが、本当によくわかりました。
わたしが再会したころ、兄はもう高齢で、病気で目が不自由な状態でした。それに、兄の奥様も体を悪くしていました。それでも私たちに、多くの支援をしてくれていたのです。本当に感謝しかありません。
 兄は、自分の人生は北朝鮮に帰国した。私たち家族を生かした目にあったようなものだ、と言っていたのを思い出します。兄は朝鮮総連の幹部でした。そのため、自分の子供たちが差別にあったと言っていました。それに、民団に入ったほうが差別は少ないし、商売もしやすいだろうと言われ、自分でもそれはわかっていたと言っていました。
 それでも兄が、総連に籍を置き続けていたのは、私たちのためだったのです。親兄弟が帰国しているから、いざというときはこの地位が役に立つんだという、北朝鮮に来たときに言っていた言葉が、今も心に残っています。
 こうして、やっと帰ることができた日本ですが、自由のない北朝鮮に長くいたせいか、なかなかなじめないこともありました。たとえば、アパートを借りるのにもいろいろな手続きがあり、強制されてはいなくても守らなくてはいけない。細かい規則や決まりごとがある社会のありかたは、北朝鮮とはまったく違い、正直イライラしたこともありました。
 それでもまだ私は、日本で生まれ、日本語が話せます。しかし、子供たちは北朝鮮で生まれ、朝鮮語しか話せず、一から学ぶしかありませんでした。それだけでも、子供たちはもちろん、私にとっても大いに悩むところでした。
 しかし一番苦しかったのは、子供たちが北朝鮮出身であることを、なんとなくにせよ、隠していかなければならないことでした。友だちを作るにせよ、就職するにせよ、わざわざ自分で言わないことになり、隠しているような気になってしまうことが、精神的な負担になっていました。
 いま私の子供たちは韓国籍に入っています。しかし、韓国の人が子供たちの言葉を聞くと、北野出身だとわかってしまいますし、長く付き合っていれば、日本の人もそれと気づくものです。
 北朝鮮出身であることが、恥じることではないことは、理屈ではわかっています、しかし、今のあの国のありさまや、国としての行いを見ていると、堂々とは言いにくい、というのが正直な気持ちです。実は一時期、子供たちは韓国に住んだほうが暮らしやすいのではないかと、真剣に考えたこともありました。言葉で苦労するのを、見ているとつらかったからです。それで、三男たちが韓国へ行って、働いてみたこともあるのですが、観光ならばいいけれで、暮らすことはできないと実感して、帰ってきました。
 そのときは、建設現場で働いたそうなのですが、日本よりもはるかに危険で、労働時間が長く、また賃金も少なく保証もなかったそうなのです。
 韓国にも、日本から言った帰国者が住んでいます。しかし私は日本で生まれ、日本の言葉を話し、日本の生活の親しんできました。そして、美化されていたとはいえ、日本のすばらしさを、子供たちに言い聞かせてきました。ですから、子供たちと一緒に日本に帰ってきて、本当に良かったと思っています。」

拉致問題に触れている個所もあるが、一読をお勧めしたい。
「救出への道コーナー」は産経新聞から、対北政策についての報道から。

1330の「ふるさとの風」は9455、9705、11875kHzが強力である。日曜日は一週間続いた番組最後の放送日である。今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが良好である。タシケント送信の11995kHzはキャリアーのみで、音声が出ていない。何ともトラブルの多い送信所である。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」である。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2020年12月新潟県民集会で収録したメッセージである。続いて2019年12月に収録したメッセージ。2019年9月東京で開催された国民大集会で収録したメッセージである。そして2019年3月収録のメッセージが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2021年4月10日、22日、5月2日、12日と同じである。



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2021年05月23日

5月22日「しおかぜ」

17800kHzの音楽だけを流す局は22日も1200から出ている。マダガスカル送信でビルマ向けのテスト放送と思われる。いうまでもなく昔オランダ放送が出ていたマダガスカル送信所である。信号は強く受信状態は良好である。1259何のアナウンスもなく終了。

1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが聞こえている。八俣からの電波は強力で、ジャミングの影響は少ない。土曜日は日本語放送「日本海にかける橋」から、先週と同じ番組が出ている。5月15、16、18日と同じである。
最近朝鮮労働党幹部で注目されるようになった趙甬元(チョヨンウォン)についての解説。
保衛部事務所襲撃事件について、中朝国境付近で最近起きた事件とされる。
在日帰国者による脱北の手記「冷たい豆満江を渡って」の内容の一部が紹介されている。「救出への道コーナー」は産経新聞から、対北政策についての報道から。

1300台の朝鮮語と日本語放送、タシケントの11875kHzは相変わらず音量が低い。信号は各波強力である。22日土曜日は日本語放送も5回とも同じ番組である。1330、1430、1600、1700、1800すべて同じ番組となる。
「ふるさとの風ニュース」は5月5日英国訪問中の茂木外務大臣日米韓外相会議から。概要は以下の通り。
 冒頭、ブリンケン国務長官からの歓迎の辞のあと、茂木大臣から、地域の平和と安定、とりわけ北朝鮮への対応にとって日米韓三ヶ国の連携は不可欠であり、米国の政策レビューが完了した直後に今次会合が開催されたことを歓迎する旨述べました。
 その後、ブリンケン国務長官から、米国の政策レビューの結果について詳細な説明がありました。これに対し、茂木大臣から、米国政府が、朝鮮半島の完全な非核化が引き続き目標であることや、我が国を含む同盟国の安全確保のための取組を強化する旨を明らかにするとともに、政策レビューのプロセスにおいて、日本側の考え方を米側にしっかりインプットしてきており、米国政府が、日韓両国との緊密な連携を重視しながら、こうした取組が進められていることを支持し、歓迎するとの立場を述べました。
 三者間で北朝鮮の完全な非核化へのコミットメントを再確認し、北朝鮮に対して国連安保理決議の下での義務に従うことを求めることで一致しました。
 また、今後、米国の政策レビューの結果を踏まえ、対北朝鮮政策を具体的に進めていくにあたり、日米韓で緊密に連携して対応していくことで一致しました。
 さらに、茂木大臣から、拉致問題について、ブリンケン国務長官と鄭外交部長官の理解と協力を求め、支持を得ました。
 最後に、北朝鮮への対応にとっての日米韓の連携の重要性に鑑み、三者は、日米韓の外交当局間で緊密に政策調整を行うとともに、日米韓外相間でも緊密に連携していくことで一致しました。

「ニュース解説」は5月2日の北朝鮮談話について。北朝鮮外務省代弁人談話、外務省のクォン・ジョングン・アメリカ担当局長の談話、金正恩総書記の妹・与正氏が談話を発表し、脱北者らによる反体制ビラ散布への報復を示唆。一日に3つの談話を出すのは異例中の異例、おそらく初めてのことである。
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。1346に早くもエンディング、スケジュールなどのアナウンスが出ている。1357まで延々と終了テーマが流れている。
そして1430の放送は、1457にアニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

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2021年05月22日

5月21日ふるさとの風

21日、1200から17800kHzでビルマ方面の音楽を流す局が出てきた。1231に終了したが、この間アナウンスは一切出なかった。HFCCリストには5月16日付で、マダガスカル送信でビルマ語が新規に登録されている。土日となっているが21日は金曜日である。
これまでの記録では5月16日、日曜日は1200-1300に出ていた。15日は出ていなかった。
MGB ; Malagasy Global Business S.A.
May 16 17800 1200-1300
May 21 17800 1200-1231

1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが強力に入感している。八俣からの電波は強く、ジャミングを完全に抑え込んでいる。朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。
1405の6070と7325kHzも強力である。この時間は日本語放送である。

1430の「ふるさとの風」は11995、9705、9450kHzが良好である。今日は台湾送信、タシケント送信いずれも強力に入感している。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」が出ている。この時間は曲の途中でカット。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルスについてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。昨年9月に登場している。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日と同じ内容である。

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2021年05月21日

5月20日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが聞こえている。かなり強烈なジャミングが出ているが、八俣からの電波も強い。バックでジャミングが聞こえるが、受信状態は概ね良好である。木曜日は英語放送である。
1405の6070と7325kHzもほぼ同じような受信状態である。日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いていてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。
こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信が強力である。タシケントの11875kHzはやはり変調がおかしいというか浅い、
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。1346に早くもエンディング、スケジュールなどのアナウンスが出ている。1357まで延々と終了テーマが流れている。

1430の「ふるさとの風」は9705、9450kHzが強力に入感している。昨日は停波してしまったたしじぇんと送信の11995kHzも最後まで出ていた。やはり音量が小さい。
懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。二日続けて今日の一曲が同じである。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日と同じである。

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2021年05月20日

5月19日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが強力である。今日も八俣からの電波はジャミングを抑えてクリアーに聞こえている。水曜日は前半後半とも朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」も八俣からの電波は良く聞こえている。7325kHzは1425に同波のCRIのキャリアーにつぶされてしまう。

1300の「イルボネパラム」は11875、9940、9455kHzが良好である。1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが聞こえている。若干11875kHzは音量が小さい、これはいつものことである。
「ふるさとの風ニュース」は5月5日英国訪問中の茂木外務大臣G7外相会議から。
「ニュース解説」は5月2日の北朝鮮談話について。北朝鮮外務省代弁人談話、外務省のクォン・ジョングン・アメリカ担当局長の談話、金正恩総書記の妹・与正氏が談話を発表し、脱北者らによる反体制ビラ散布への報復を示唆。一日に3つの談話を出すのは異例中の異例、おそらく初めてのことである。
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。1346に早くもエンディング、スケジュールなどのアナウンスが出ている。1357まで延々と終了テーマが流れている。

1430の「ふるさとの風」は9450と9705kHzが強力である。11995kHzは5kHz下にCNR1ジャミング放送が出ており被りがある。11970~11990kHzの間は5kHz間隔でSOHが出ておりジャミングが絶えない。しかしタシケント送信の11995kHzは1435に停波してしまった。
懐かしい日本の歌は「おはなしゆびさん」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話で収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。9450kHzは1458、9705kHzは1459に停波している。この番組は2021年4月7日、18日、29日、5月9日と同じである。

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2021年05月19日

CNR CRI off the air

どこを聞いても中国ばかりというのが昨今の短波放送。それでもこれだけ多くの周波数が止まっているとオヤ?と感じるところもある。
すでに日本語放送などは一波が停波して一ヶ月以上がたつ、これは6月20にまで続くようだ。そして5月16日以降の受信では、「中国之声」と「粤港澳大湾区之声」の一部周波数が停波している。
またCRIの陝西省咸陽市平陵鎮594台と北京市通州区572台の一部も停波している。

831台のCRIはすべて止まっている、そして6月20日までと長期間であることから送信機のメンテナンスではなく、アンテナ系統などの改修かもしれない。
594台と572台は一部の送信機が日中(0100-0900)止まっているのみで、あとは通常通り送信されている。

CNR off the air, May16 ~ 2021
12045, 15380, 15480, 15550(CNR7), 17550, 17605, 17890

CRI off the air May 16 ~
13660, 15140, 15435, 15785, 17510, 17560, 17640, 17730, 17750

海峡之声Voice of Strait off the air, May 16 ~ july 13, 2021
4999, 4940

  
Posted by Hiroshi at 14:57Comments(0)Taiwan/China

2021年05月19日

5月18日「しおかぜ」

18日、火曜日1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが強力である。ジャミングは出ているが八俣の電波が優勢である。5月15、16日と同じ番組が出ている。日本語放送からで日本海にかける橋は最近朝鮮労働党幹部で注目されるようになった趙甬元(チョヨンウォン)についての解説。
保衛部事務所襲撃事件について、中朝国境付近で最近起きた事件とされる。
在日帰国者による脱北の手記「冷たい豆満江を渡って」の内容の一部が紹介されている。「救出への道コーナー」は産経新聞から、対北政策についての報道から。
バイデン政権、北朝鮮政策見直し完了 非核化へ現実的取り組み
サキ米大統領報道官は4月30日、記者団に対し、バイデン政権の北朝鮮政策の見直し作業が完了したことを明らかにした。
 サキ氏は見直し結果の詳細は明らかにしなかったが、米国が朝鮮半島の完全非核化に向けて「調整が取れて現実的な、開かれた取り組み」を進めていくことになると指摘した。
 また、見直し政策ではトランプ前政権が目指したような、非核化と引き換えに経済制裁の全面解除や大規模な開発支援を約束するといった「一括取引」は行わないと強調した。
 同時にオバマ元政権の下での戦略的忍耐に依存することもしない」と述べた。
 オバマ政権下での「戦略的忍耐」は、北朝鮮が非核化に向け態度変更するまでは対話を行わないというものだったが、逆に北朝鮮の核・弾道ミサイル開発計画の進展を許し、現在では「戦略的失敗だった」との評価が定着している。
 一方でサキ氏は、北朝鮮との外交交渉を通じて「現実的な進展」を模索するとした。
 米政権は、既に頓挫が明白となった「トランプ路線」と「オバマ路線」の中間を取り、直ちに全面非核化を要求せず、当面は北朝鮮に核実験やミサイル発射の凍結に応じさせるといった各種の合意を段階的に積み上げていくことを想定しているとみられる。

米朝交渉の進展は望み薄 バイデン政権が北朝鮮政策の見直し完了
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、バイデン米政権が北朝鮮政策の見直し作業を終えたことで、外交政策の軌道修正を迫られることになる。ただ、北朝鮮は米側との接触自体を拒んでいる上、逼迫した経済問題に優先的に取り組まざるを得ず、米朝交渉の進展を期待できる状況にはない。
 サキ米大統領報道官は4月30日、トランプ前大統領が金氏との会談で実現しようとした「一括取引」は行わないと強調した。
 金氏は2019年の米朝首脳再会談が物別れに終わった後もトランプ氏との親交ぶりを誇示してきた。トランプ氏との一括取引で体制保証を引き出すことにそれほど賭けてきた証左だ。
 金氏はバイデン政権に対し、まずは敵視政策を撤回するよう要求している。米韓合同軍事演習の中止を意味し、18年の初の米朝首脳会談でトランプ氏から演習中止の言質を取った“成功体験”が背景にあるようだ。だが、トランプ流の即決交渉を否定的に見るバイデン政権に対しては、現実的要求とは言い難い。
 一方、サキ氏が北朝鮮問題を事実上放置したオバマ元政権の「戦略的忍耐」に依存しないと明言したことは金氏にとって好材料だ。北朝鮮は戦略的忍耐への回帰を警戒してきたとされ、バイデン政権が模索する合意の段階的積み上げは、金氏が米側に求める行動対行動の原則にも合致する。
 ただ、北朝鮮は敵視政策を撤回しない限り、米側からの接触を無視すると表明、交渉のハードルを高めており、米朝外交の当面の膠着化は避けられない。
 新たな緊張をつくり出し、その後の交渉を優位にするため、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイルの試射など、新たな軍事的挑発に踏み出す可能性も否定できない。

この後は日本への脱出に際しての注意喚起などが出ている。

1330の「ふるさとの風」は11875、9705、9455kHzが強力である。18日は11875kHzも台湾送信と同じ強さで入感している。「ふるさとの風ニュース」は5月5日英国訪問中の茂木外務大臣G7外相会議から。
「ニュース解説」は5月2日の北朝鮮談話について。北朝鮮外務省代弁人談話、外務省のクォン・ジョングン・アメリカ担当局長の談話、金正恩総書記の妹・与正氏が談話を発表し、脱北者らによる反体制ビラ散布への報復を示唆。一日に3つの談話を出すのは異例中の異例、おそらく初めてのことである。
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。

1405の6070と7325kHzも良好である。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9705、0450kHzがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2020年10月の収録である。次に2020年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲、GO!GO!7188で「こいのうた」である。曲の途中で、9450kHzは1458に9705kHzは1459に停波している。終了アナウンスは出ていない。この番組は2021年4月6日,17日、27日、5月8日と同じ内容である。

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2021年05月18日

5月17日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5965と7295kHzが強力に入感している。ジャミングは出ているがほとんどつぶしている。月曜日は日本語放送で、公開されている失踪者の氏名生年月日、失踪年月年令などが読み上げられている。

1405の6070と7325kHzも概ね良好である。この時間は先週5月10日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。開始と終了は「しおかぜ」のアナウンスである。

1300代の朝鮮語と日本語放送はいつものように各波良好である。17日、月曜日からまた新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は5月5日英国訪問中の茂木外務大臣G7外相会議から。
「ニュース解説」は5月2日の北朝鮮談話について。北朝鮮外務省代弁人談話、外務省のクォン・ジョングン・アメリカ担当局長の談話、金正恩総書記の妹・与正氏が談話を発表し、脱北者らによる反体制ビラ散布への報復を示唆。一日に3つの談話を出すのは異例中の異例、おそらく初めてのことである。
今週の一曲、朝鮮語放送は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」。日本語放送は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9450、9705、11995kHzいずれもS9+30dBに迫る強さで入感している。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年10月国民大集会で収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年12月12日の国際シンポジウム~グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携~で収録したメッセージが出ている。同じく横田哲也さんから2020年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。先回と同じで、1457にまた繰り返しである。編集ミスのまま再放送が繰り返されることになる。この番組は2021年4月5日、16日、26日、5月7日と同じ内容である。

  
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2021年05月17日

7505kHz Korean

WRTHのA21アップデート版に7505kHzで新しい対北放送が掲載されている。7505kHzで1600-1630に放送とある。早速受信してみたが、受信した限りでは5月8日の日曜日と11日の火曜日、そしてまた16日の日曜日に受信することができた。水曜日と金曜日は出ていない。
週2回の放送で、宗教番組である。
Sae Nala Bangsongのアナウンスと周波数、放送時間が出ている。タシケント送信とされており、受信状態は良好である。5月16日で3回目の放送となるが、ジャミングは全く出ていない。
Sae Nala Bangsong
7505kHz 1.3.... 1600-1630

7505kHzでは今年1月28日にも1600からアリランだけを流し続けていたことがある。

2021年5月16日1600放送分


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2021年05月17日

5月16日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は今日も強力である。5965と7295kHzがジャミングを長へ手クリアーに聞こえている。昨日と同じ番組で日本語放送からである。最近朝鮮労働党幹部で注目されるようになった。趙甬元(チョヨンウォン)についての解説。
保衛部事務所襲撃事件について、中朝国境付近で最近起きた事件とされる。
在日帰国者による脱北の手記「冷たい豆満江を渡って」の内容の一部が紹介されている。日本海にかける橋に続き「日本政府からご家族の声」は横田拓也さんからのメッセージ、2019年の国際シンポジウムで収録したもの。この後はいつものように緊急放送ISの後、日本への脱出際しての注意喚起が出ている。これは5月15日の受信である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は台湾送信が特に強力である。タシケントの11875kHzを含めすべてクリアーに聞こえている。今週の一曲、朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」と2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。日曜日は一週間続いた同じ番組最後の放送である。

1405の6070と7325kHzも強力である。ジャミングはほとんどわからない。日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9705、11995kHzが強力である。懐かしい日本の歌は「雨降り」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2020年12月12日の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2021年4月15日、25日、5月5日と同じ内容である。

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